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下世話なことを話しがちな人の特徴と、そういう人と付き合わないほうが良い理由


日本語には、意味が良く分からないけれど、皆が普通に使っている言い回しが沢山あります。

「下世話(げせわ)」という言葉もそういった言葉の1つです。

皆さんが日常会話で「下世話な話」「下世話な人」と使う時、ちょっと品の悪いマイナスなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか?

実は「下世話」は本来の意味とはちょっと離れた使われ方が定着してしまっているのですが、本来の意味よりも今みんな使っている語感を優先しますと、「下世話なことを話しがちな人」とお付き合いを続けるのは、要注意です。

下世話なことを話しがちな人の特徴と、付き合わないほうが良い理由について解説してまいりましょう。

この記事の目次

下世話なことを話しがちな人には気をつけて!

もし周囲に「下世話なことを話しがちな人」がいたら、気を付けましょう!

下世話の本当の意味がどうであろうと、私たちが普段使っている「下世話」にあまりいい意味はありません。

もし、あなた自身が下世話なことを話しがちな人の場合は、これからの説明を読んで、普段話す内容についてちょっと考え直した方が良いかもしれません。

それではさっそく「下世話」の正しい定義から説明に入ります。

下世話なことを話しがちで害のないケースの特徴

「下世話」の本来の意味と、現在の使われ方が確認できたところで、それでは「下世話なことを話しがちな人」の特徴を列挙してみましょう。

一口に下世話なことを話す人といってもいろいろなパターンがある事に気付くでしょう。

害の少ない、悪気のない順に並べてみます。

正義感が強い

下世話なことを話しがちな人の中には、正義感が強い人が結構含まれます。

この場合の下世話な話とは、下卑たお話ではなく国や行政、大企業などの権力の濫用・不正・不公平に対するぶっちゃけトークです。

「こんな非道が許されていいはずがない!」

「こんな不法が通っていいはずがない!」

「こんな不公平・不平等が見過ごされていいはずはない!」

というような、まるで政治改革の草の根活動のような「下世話」な話題を熱く語る人達です。

全く悪気はないのでしょう。

ですが、関心を持つ対象は人それぞれですから、近くにいたからと言って周囲全員をその問題意識に巻き込んで義憤に身を焦がすというのは、周囲からするとちょっと迷惑はお話ですよね。

こういう人の発言は大抵の場合、正論です。

(一部怪しい噂話や与太話に載せられてしまっている場合もありますが)

「ご説ごもっとも、ほんとなんて酷いんでしょう。」とウンウンと頷きながら話が早く終わってくれることを願いましょう。

それぐらいしか聞いている側に出来ることはありません。

いきなり変なたとえかもしれませんが、幕末松下村塾の塾長を務めた吉田松陰のミニチュア版のような人かもしれません。

ひょっとすると10年後あたりに、大人物になっているかも知れません。

おせっかい

おせっかい過ぎて「下世話なことを話したがる人」は以前は沢山いました。

・沢山の子供を産んで育てて、周囲の人は全部自分の家族、みたいな肝っ玉母ちゃんになってしまった人

・生命保険の外交員を30年も40年も続けていて、空きあらば適齢期の男女にお見合いを斡旋することが趣味になっていしまっているおばちゃん

・長く定食屋を営んでいて、常連客と家族のようになって家族構成から何から知っているような定食屋のママさん

地域のコミュニティがだいぶ廃れたせいで、今ではこういう人は減ってしまいましたが、このミニチュア版のような人はどのコミュニティにも必ずいます。

「誰か困っている人はいないか?」

「何か手伝ってあげられる人はいないか?」

とウズウズしながら周囲の人と関わろうとする人達です。