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円滑に物事を進めるための23個の注意点(続き5)

誰でも知っている天気予想があります。

「夕焼けの次の日は晴れる」という言い伝えです。

一般的に天気は西の方向から変化して来るので、西の空に雨雲のように厚い雲がない時に夕焼けになるからです。

だから次の日は雲がない晴となりやすいのです。

同じように、「星がたくさん見える翌日は晴れ」というのもあります。

星がたくさん見えるということは、空気が澄んでいて乾燥している証拠で、雲がない状態なので明日は晴れやすいという理屈です。

これは天気のパターンの一部を書いたのですが、これまでの永年の経験則というものがたくさんあって、何かをしようと思った時に、経験上ある程度先のパターンを想定できることがあるのです。

このパターンを利用することによって、物事を円滑に進めることもできるのです。

優先順位をつける

優先順位とは、たくさんの事柄を進めていくときの、取り掛かる順番のことです。

受験勉強の時でも、自分で科目の優先順位を決めて、そしてスケジュールを決めてから始める人も多いようです。

ただし、この優先順位と言うのはあくまでも自分の気持ちの中で決めたもので、方程式がある訳ではありません。

自分が苦手で困っているものから、あくまでも主観的に優先順位を決めたものなのです。

しかし、総合点をあげるには、得意な科目で高得点を取る方が良いかも知れないのです。

この優先順位は、病院に出かけて診察の順番の番号札を取るようなものです。

ことの重大さの順位をつけたものではありません。

急患が入った時には、優先順位を飛ばして急患の人の診察が優先されるのですから。

これは絶対順位と言われるもので、優先順位よりも優先されるのです。

それはともかく、同じような事柄が混ざっている時には、同じ系列の事柄同士をグループ分けして、その中から優先順位をつけて順番に処理していくと、煩雑な事柄も整理されるので円滑に進むのです。

集中して取り組む

気が散って集中できない時があります。

いくら頑張ろうとしても、その時には頭が疲れているのか集中できないのです。

いつもなら容易にできる仕事ができないのです。

時間ばかりが過ぎ去って、まとまりのない結果が残るだけなのです。

円滑とはほど遠い状態です。

集中力が強い人は、ここ一番の時にも、充分実力を出し切ることができるのです。

自分の限界を超える結果を生み出すこともできるのです。

何かの作業を行う時には、集中力の有無で効率がまったく違ってくるから、物事を円滑に進めるうえでは大事な要素なのです。

集中するということは、持って生まれた才能ではありません。

実は、誰でもできる能力を持っているのです。

集中力がないので勉強は苦手で、机の前に座るのが嫌いな人でも、好きなサッカーの練習では集中力が凄くて、パワーのあるシュートをゴールに蹴り込むことができるのです。

この時には、集中できるのです。

トレーニングの仕方や考え方だけでも、集中することを覚えることができます。

目的のことに集中することで物事は円滑に進むのです。

行き詰まったら息抜きする

最近はコンピューターの発達によって、産業用のロボットが生産現場に普及してきました。

与えられたプログラムによって、指示通り休みなく動き続けるのです。

人工知能(AI)のお蔭で、無人の倉庫の中を指示された商品を倉庫に収めたり倉庫から搬出したリするシステムも開発されています。

電気の供給が止まらない限り、壊れるまで永遠に動き回ることができるのです。

こんなロボットでも、息抜きするのです。