親戚の人の手前、何ごともお互いに我慢していたのですが、何か重大なことで衝突することになります。
夫の方はつい口では言えない時に暴力を振るったりモラハラを引き起こしたりとこじれてきます。
若い時の情熱は、いとこ同士であれば冷めるのも早いようです。
妻の方が我慢の限界を超えると、離婚にまっしぐらとなります。
そこで困ることは、親戚が集まる法事とか婚礼とか、みんなが集まったところですぐに話題になってしまうのです。
本人は離婚したらそれで終わりとはならないのです。
離婚しても親戚であることは変わらないので、親戚同士としてのお付き合いは続くのです。
これに耐えきれない時には、親族との縁を切る覚悟で再出発することです。
親族が多いほど、縁を切ることは難しいのが現実です。
両親の立場もあるので、下手をすると親族分裂の危機もあります。
まとめ
いとこ同士の結婚は、地方によっては昔から多いところもあるようです。
現代のように人口が増えてSNSなどの情報交換が盛んでなかった頃には、恋愛の相手を探すことは容易ではなかったのです。
地方の小さな町や村では、お見合いが盛んであり、仲人に紹介してもらった相手は、実は親戚同士であったことも多かったようです。
最初にそのことがわかっていたら遠慮したかも知れませんが、素敵な年頃の男女がいれば、世話好きな人は放っては置けないのでしょう。
そんな形で知り合って交際して、愛が芽生えてしまってから、じつは親戚同士だったと知っても、既に大人の関係ができていればすぐには別れられないのです。
そんないきさつで、それなら結婚しろとなった夫婦も多いはずです。
単なる一時的な火遊びではすまなくなるのです。
障害を持つ子供ができやすいと言いますが、まっとうな子供ももちろん生まれます。
しかし、孫やその後の子孫まで影響が続くことも事実なのです。
それだけの覚悟で結ばれるのですから、いとこ同士の二人は固い決意で結ばれるようです。
最近の若者の意識としては、自分はいとことの恋愛には否定的ですが、他人がいとこ同士で恋愛関係になることに対しては、約半数の人がそれもアリとの考え方です。
まずは、愛を育てたことに対して賛辞を送っているのでしょう。
ただし、その後の結婚までは大多数の人が否定的なのです。
恋愛はOKだが結婚はNOということです。
いとこ同士の結婚は、女性側にすれば嫁姑の問題が少ないことがメリットですが、結婚までには近親との摩擦が大きいことと、万一離婚することとなっても親戚との縁が切れないことはデメリットです。
もしも、あなたの周りにいとこ同士で恋愛中の人がいたら、奇異な目で見ないように温かく見守ってほしいものです。
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