社内でも社外でも、堂々と技術論や経営論議ができる能力が必要なのです。
これがあって、みんなからキーパーソンとして認められるのです。
キーパーソンの特徴
キーパーソンに期待されることは、もちろん企業が発展して行くことを支える役割です。
いろいろな部署に散らばっていますが、企業の事業の推進には不可欠の存在なのです。
それらの様々なキーパーソンの特徴としては、
①所属している事業部全体を束ねることができること
②社長の信頼が厚く、社長の側近として相談相手にもなれること
③その事業部の収益向上に貢献できること
④新規の事業の提案ができること
⑤その事業部の市場拡大ができること
⑥財務・経理・人事にも精通していること
などがあげられます。
もちろん上記のことを推進していく上では、人間的な信頼が厚いことも必要です。
次には、それぞれのキーパーソンの性格的なことも考えてみました。
人を惹きつける
どことは言えませんが、何故かあの人は人を引きつける魅力があると言う時があります。
キーパーソンと言われる人には、こんな魅力も兼ね備えているようなのです。
とにかく優しくて話がしやすいという人や、思いやりがあって親切という人もいます。
分からないことがあって聞きに行っても、「こんなことは自分で調べろ!」と怒鳴られることはありません。
難しいことも分かりやすく、わたしの能力に合わせて簡潔に説明してくれるのです。
そのたびに、「なるほど、そういうことか」と一発で理解できるのです。
複雑な推理小説の謎が解けたように嬉しい気分になるのです。
所属している組織の何かのパーティーが会った時に、雑談をしても話題が豊富でいろんな興味あることを、ユーモアを混ぜて話してくれるのです。
話を聞いていても飽きないのです。
仕事の成功談だけでなく、失敗談や失恋のことも隠さずに披露してくれるのです。
自分の弱点や欠点も堂々と明らかにするのです。
そういうことを話していても、キーパーソンの人に共通なことは、何かの目標に向かって一生懸命であることです。
若い時の受験勉強や資格を取ること、入社したころに壁にぶつかってそれを上手く乗り越えてきたことなど、決して諦めることをしない意思の強さと実行力なのです。
決してネガティブな考えは持たなくて、常に前を向いて行動するポジティブさがあることです。
このあたりの性格が、みんなを引きつける要素だと思えました。
聞き上手
2~3人で立ち話をしていても、何かの話題になったとたんに一気にまくしたてるように話を奪い取る人がいます。
他の人の迷惑を考慮せずに、大きな声で感情と身振りを加えて長々と一方的に話をするのです。
まあ一般的には。
あの人は話し好きだと表現しますが、わたしたちの話も聞いてよ!と言いたくなるものです。
人間というのは、孤独に耐えられないようになっています。
誰かと話したいという欲求は強いのです。
ましてや、しばらく会っていない人に出会うと、話したいという欲求が前に出てくるのです。
そして、誰かに話したいと思っていたことがあって、それに関連した話題になると堰を切ったように話し出すのが一般的なのです。