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愚直とはどういう意味?そのメリット...(続き4)

世の中にのどのような出来事も表があれば裏もあります。

「愚直」な人間にもいいところがあれば悪いところもあります。

それでは「愚直」である事のメリット面から見ていきましょう。

全部で4つあります。

愚直であることのメリット1:1つのことに全力を注げる

「愚直」である事のメリットの最初の1つ目は「1つのことに全力を注げる」です。

「1つのことに全力を注ぐ」これは何かをやり遂げようとする場合の鉄則のような方法です。

何かをやり遂げようとすれば当然ながらそれ以外の事は脇目も降らずに打ち込む事が成功への近道になります。

ところが現実にはそれが中々出来ないから皆、苦労しているのです。

例えば、今、あなたはここ1週間の間にどうしても片づけなければならない仕事があるとします。

本来ならばそれ以外の事は全て放っておいてこの片づけなければならない仕事のみに全力投球したいところでしょう。

しかし、会社人間であるあなたにはその仕事以外の仕事もこなさなければならないのは明白な事実です。

会社の仕事は多いもの。

それらをやりながらこの1週間でどうやってこの仕事を処理すればいいのか。

途方に暮れるかも分かりません。

しかし、愚直な人間はそういった一切の雑音を遮断し、全力を注げるべき1点の仕事にのみ、没頭できるのです。

これはある意味、特技と言ってもいい仕事術かも分かりませんね。

1つのことをやり抜くことができる

愚直な人の強みは何といってもこの「1つのことをやり抜く精神力」ともいえるでしょう。

私たちにも集中力というものは備わっています。

しかし、それを持続させる事は得意ではありません。

人によっては1時間でも2時間でも集中出来る方もいるようですが、多くの場合、よく頑張って1時間未満というところでしょうか。

1つの事ばかりに集中しようとしても脳はいずれ疲れてきます。

疲れているのに無理して持続させようとすると注意力が散漫になってゆきミスが目立ち始めます。

これでは時間内にやり抜くことなど到底、及びません。

ところが愚直な人間はこれが出来るのです。

どれだけ外部からの騒音や雑音が入ってこようが構いません。

一心不乱に自分の打ち込んでいる作業を遂行できるのです。

この1つのことをやり抜くことができる集中力。

まさしく愚直な人間の真骨頂と言えるでしょう。

愚直であることのメリット2:専門に強い

愚直であることのメリットの2つ目は「専門に強い」です。

愚直な人の強みが最も世間に対して評価されるべき点はこれではないでしょうか?

例えば医師や弁護士、騎士、陶芸家など、それぞれが専門的な知識と経験とを積み重ねていかないとその道を歩む資格もないですし、仮にその道を歩んでいくスタート台に立てたとしても頂点を極めていくのが非常に困難になるのは目に見えています。

つまりこれらの道は愚直なまでに勉強し脇目も触れずにその道の経験を積む修行をやっていかないと第一線に立つ資格すらない厳しい道、と言えるからなのです。

没頭するため

愚直な人が専門分野に強くなれるのは、それらの分野について自分自身を徹底的に没頭させる事ができるからでしょう。

愚直な人は雑念や外部からの誘惑や遊びの誘いを信念を持って断る事が出来ます。

人は甘い誘惑や誘い、異性との交流というものをちらつかされたら心が迷うものです。

それまでの固い信念が崩れてしまう人が世の中に多いから真のプロへの道は厳しいといえるのでしょう。