一生懸命生きていても、時には思わぬ事態に遭遇して、大きなミスをしてしまうことがあります。

ある技術で世界的にも注目されている中小企業の社長に、アポを取って取材に出かけることになりました。

社長はとても忙しいとのことで、朝一番に面接の約束を取り付けました。

毎朝7時には出社しているので、7時半に社長室で待っていますとのことでした。

当日は同僚とふたりで早めに出かけたのですが、まだ社員も出社途中のようでほとんど見当たりません。

社長室の場所が分からなかったので、ウロウロしていると広い倉庫の中で床を掃いていた作業員を見つけました。

ちょっと汚れた作業服に、腰にタオルをぶら下げて熱心に掃除していたのです。

同僚がその作業員に聞いてみましょうと言って「おはようございます。社長室はどこでしょうか?」と聞くと、「玄関を入って奥の突き当りの右側です」とのこと。

「ありがとう」とお礼を言ってから、「ここの従業員のみなさんは、朝早くから熱心なのですね」とコメントを残して社長室に向かいました。

社長室に着くと秘書の方が出迎えてくれて、お茶を頂きしばし社長を待つことになりました。

そこに現れた社長は、白いワイシャツにネクタイ姿で綺麗な作業服に身を包んでいました。

礼をした後で頭を上げて顔をまじまじと見たとたんに、同僚は「あっ!」と声を上げたのです。

そこで「お前、以前にお目にかかったことがあるのか?」と同僚に聞くと、「先ほどは失礼いたしました。社長様とは存じ上げなかったので・・・」と恐縮したのでした。

つまり、先ほど社長室の場所を聞いた作業員は、じつは社長だったのです。

まさか社長が朝早くから作業服で倉庫の掃除をしているとは思わなかったので、ついぞんざいな態度を取ってしまったのです。

その後の社長へのインタビューでは、同僚はほとんど話せずにわたし一人で対応することになりました。

あれから数年が経って、今では和気あいあいと会話ができる関係になりました。

社長は、当時のことを振り返って大笑いするのですが、同僚はその社長との面談になると緊張が続いて、いまだに自己嫌悪に陥っているのです。

早く忘れたいのになかなか忘れられないことがあるのです。

しかし、辛いことや嫌なことがあっても、すぐに忘れてしまう人もいるようです。

忘れるのが特技のような人もいます。

では、どのようにしたら忘れられるのかを探ってみたいと思います。

忘れたいのに忘れられない!

好きな人ができると、その人のことが一日中頭から離れなくて忘れられないものです。

夜眠る時に目を閉じると、好きな人のことを思い出してしまうのです。

恋愛が発展して結婚することになれば良いのですが、不幸にも破局してしまっても、やはり忘れられなくなってしまうのです。

失恋すると、忘れようと頑張るほどに忘れられなくなるようです。

忘れられなくなるということは、つらくて苦しいものです。

学生の時に、試験勉強をしながら、なぜ覚えたことはすぐに忘れるのだろうと不思議でした。

そこにいくと、失恋したら絶対に相手のことは忘れることはないのです。

この違いは何なのでしょうか?もちろん、勉強の方が覚える内容も多くて複雑なことは分かりますが、それだけのことでしょうか。

そこで、好きになった人に振られて、相手のことが忘れられなくなった理由について考えてみました。

それは、①これまでで最高の感動や愛情を覚えたから、②振られたり失ったりしてショックが大きかったから、③プライドが傷つき憎しみや恨みをおぼえたから、④その苦しみを乗り越えて再起すると自分に誓ったから、などです。

このような理由で、脳にその状況がインプットされるので、記憶に残ってしまうようです。

恋愛だけでなく、他の出来事でも同じような理由で忘れられなくなるようです。

引きずりがちな性格を治したい

忘れたいけれど、なかなか忘れることができないと悩む人は、何事も引きずりがちな性格とも言えます。

ここでいう「引きずる」というのは、何かショッキングな出来事が起こって、気持ち的にそれを素直に受け入れることができなくて、落ち込んだり悔んだりし続けることです。

周りの人は、落ち込んでいる人に対して、「もう済んでしまったことだから仕方がない。また頑張ろう」と慰めてくれるのですが、それでも現実の世界にはなかなか戻れないのです。

新しく出直す勇気がないのです。

このようにダラダラと悔やんでいる状況を引きずって行くのです。

しかし、ここに至った一つの理由は、本人が熱中しやすい性格でもあります。

この人は素晴らしいとか、これは最高だと思い込むと、自分の全てのエネルギーを注ぎこんで追っかけてしまうのです。

一途に取り組んでいくのです。

だから、その相手が自分に興味がないとか嫌いだとかがハッキリ分かると、とたんに目標が無くなって落ち込んでしまうのです。

そして、これまでの自分の行動を悔やんで自己嫌悪に陥ってしまいます。

しかも、熱中しやすい性格と共に、高い理想を持った完璧主義でもあるのです。

きっと自分の思い通りになるという自信があったのです。

その自信もすべて消えてしまいます。

全て、嫌な記憶とストレスが溜まっているのです。

そこで、引きずりがちな性格を直すには、その記憶とストレスを解消する方法を実行することです。

現実を離れて、どこか興味のある観光地に旅行するとか、スポーツで汗をかいて動くとか、新しい趣味を持つとかが実行しやすい対処法です。

別の世界で自分の存在感を試してみるのです。

自分磨きの時間にも使えます。

自分の時間を、有効なことに使用するということで、引きずることから抜け出すのです。

忘れるのが下手なだけ

失恋の場合だけでなく、忘れるのが下手な人も多いようです。

駅前で友人と久しぶりに出会って少し会話をして別れたのですが、病気入院したお母さんのことを尋ねるのを忘れたと思って、そのことが頭から離れませんでした。

このように、ちょっとした気がかりや悩み、行き違いなどの、すんなり忘れてしまっても良いことまで忘れることができないのです。

人間関係ではもっと深刻です。

相手から見ればどうでもよいことなのですが、ちょっとした意見の違いがあっても、一晩中考え込んでその後も何週間も気になるのです。

忘れるのが得意な人にとっては、そんなことぐらいすんなり忘れてしまえばと思うのですが、忘れるのが下手な人にはそれができないのです。

忘れるのが得意な人がやっている25個のコツ

そもそも人間の脳というのは、脳細胞も年々壊れていくし、覚えることよりも忘れる方が多いはずです。

しかし、好きな人ができると、その人のことが忘れられなくなって、時にはストーカーになって後をつけ回したり、事件を引き起こすことにもなるのです。

しかし、自分にとって辛いこととか嫌なことでも、平気で忘れてしまう人もいるのです。

しかも、苦しいこと以外に、困っている時に受けた恩でも、同じく簡単に忘れてしまうのです。

このような振る舞いを、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざで表現するのです。

熱いものを口に入れてしまっても、すぐに飲み込むと(喉元のあたりを過ぎてしまうと)その熱さを感じなくなり忘れてしまうということです。

苦しいことも恩もすぐに忘れるということです。

忘れるのが得意な人なのです。

それでは、忘れるのが得意な人は、どのようなことをしているのかを考えてみました。

思考を止めてボーッとする

忘れるためには思考を止めてしまえばよいのです。

しかし、その思考をどうやって止めるかです。

止めるためには、いろいろな方法があります。

一番簡単な方法は、眠ることです。

充分な睡眠、しかも良質な睡眠が有効なのです。

睡眠不足になると、体力面での回復が遅れるだけでなく、精神面でも不安定になってストレスも解消できないのです。

しかし、嫌なことがあったり明日の予定を考えると、そのことで頭がいっぱいになって、余計に寝付くことができないこともあるのです。

だから、嫌なことがあると眠れないのです。

そこで、嫌なことを思い出すまでに眠りにつけるように、運動などで身体を目いっぱい動かして、肉体的に疲れさせるのです。

運動が面倒なら、家の中の掃除や整理などを積極的に行うとか、その合間に家の外に出て散歩とか山歩きなどに取り組みます。

めったに行かないところにも、あえてチャレンジします。

気分転換にもなるし体力も使うので、夜の睡眠もスンナリと行くかもしれません。

自分磨きの時間にも使えます。

美容室やヨガの教室、ジムにも出かけてはいかがでしょうか。

つまり、考える余裕が無くなるくらい忙しく過ごすのです。

すると、思考を止めてボーっとする時間が作れるのです。

嫌なことをしばし忘れることもできます。

また、海や山に出かけて広い景色を眺めていると、心も落ち着きます。

思考を止めてボーっとすることもできます。

良い空気を吸って、頭もスッキリさせるのです。

違うことをして紛らわす


何か新しいことにチャレンジすると、脳に新しい情報や記憶が蓄積されます。

言わば、今までとは違う思考回路を活用するのです。

そうは言っても、頭の中の思考回路まで選別することはできませんが、違うことをすれば意識も変わってくるのです。

今まで、PCや読書、創作などの頭を使うクリエイティブな作業が中心の生活なら、今度はサッカーボールを使って、室内でリフティングの練習でもいかがでしょうか?

リフティング用のボールも販売されているので、そこそこのスペースがあれば練習できます。

運動もできるし体力を使います。

そして、反射神経も発達してバランス感覚が良くなって、クリエイティブな仕事にも活かされるのではないかと思います。

最初は難しいと思いますが、慣れてくれば3分間ぐらい続けられるようになるはずです。

これ以外でも、日頃から身体を使っている人は考えることを、頭を使っている人は逆に身体を使うことをして、気を紛らすことを忘れるためには有効だと思います。

楽しいことを思い出す

人間は不思議なもので、楽しかったことは具体的に詳しくは覚えていないのですが、辛かったこと、苦しかったことについては、当時を鮮明に覚えているものです。

中学生の時に、仲の良い友人と泳ぎに行ったりハイキングに出かけた楽しい思い出は覚えているのですが、どんなことが楽しかったとかまでは詳しくは思いだせません。

しかし、友人と別れてからの帰り道に、数人の不良グループに絡まれてカツアゲに逢ったことは詳しく覚えているのです。

また、恋人と一緒に食事に出かけた時に、飛び込んだレストランの味が気に入って美味しかった時は「すごく美味しかったね」と感動して終わりますが、料金は高いし味が凄く不味かった時には、「あの店は酷かったね」と記憶に残っているだけでなく、料理のメニューと舌の感覚までが蘇るのです。

このように、辛いことや悲しいことなどは、脳にキッチリと記憶されていますが、楽しかったことというと曖昧なのです。

そこでこの際に、今まで楽しかったことを振り返ってみて、具体的にこんなことがあったとか、あの時にあの人はどんなリアクションをしたかなどを思い出してみることです。

時間がかかっても、楽しかったことをゆっくりと思い出していけば、思考回路も変わって辛いことも少しは忘れることができるのです。

人と喋る

嫌なことを忘れる方法の一つは、「くっそー」とか「バカヤロー」と口に出して叫んだり、誰かに愚痴を聞いてもらうことでも解消できます。

サッカーや野球でも、大事な時に思うようなプレーができなかった時に、大声で叫んで悔しがる光景をよく見ます。

中には、野球のバッターが大事なところで三振してしまうと、自分への怒りでバットを地面に叩きつけてへし折って大声で吠えている選手もいました。

こちに出して叫ぶとか喋ることも、嫌なことを忘れる一つの方法です。

愚痴だけでなく、他人と会話をすることで、新しい情報を知ることができます。

これによって脳の中にエンドルフィンという脳内ホルモンが分泌されます。

このエンドルフィンという物質は、麻薬のような作用があって幸せを感じることができるのです。

つまり、人と喋ることでストレスも低減し、さらにはエンドルフィンの分泌で幸せを感じるので頭がスッキリとして、嫌なことも忘れてしまうのです。

部屋に篭らず外出する


部屋に籠ってじっとしていると、TVや新聞の情報以外に何も知り得るものがないのです。

電話以外では他人と喋る時間も限られます。

すると、脳の中には以前からの情報だけが残っています。

嫌なことや辛いこと、悲しいことは新鮮に残ったままです。

これでは忘れろと言う方が間違っています。

忘れることはできないのです。

しかも、見ることも聞くことも限られるので、脳に対する刺激も少ないのです。

動きが少ないと筋力が低下するように、新鮮な情報が入ってこないと、脳機能も衰えて行くのです。

高齢者では物忘れが激しくなって行って、最後には認知症にもなるのです。

そこで、時には外出をして誰かと出会って話をしたり、見慣れた街並みの中でも季節によって変化するところを感じたり、街の騒音を耳にすることで気分転換にも筋力低下防止にもなります。

また、脳にも新しい刺激を与えて新鮮な記憶を植え付けて、古い嫌な記憶を消し去る効果もあるのです。

外部の活気を感じると、気分的にも明るくなって、何事もポジティブに考えれるようになります。

嫌なことを忘れるためには、部屋に閉じ籠らずに外出も必要です。

とにかく寝る

新鮮で新しい、できれば楽しい記憶を脳に植え付けたいものです。

嫌な古い記憶を除去したいのです。

しかし、ベッドに潜ってもなかなか寝付けない時には、充分な睡眠が取れない場合が多いようです。

睡眠不足になると、脳は興奮状態のままで、新しい情報を記憶させることもままならないのです。

受験勉強の時もそうですが、しっかりと学習しようと思えば、質の高い睡眠を取って脳を休ませる必要があるのです。

人が睡眠を取ると、基本的に脳を休める「ノンレム睡眠」と、身体を休める「レム睡眠」を交互に繰り返しています。

このサイクルは5回繰り返されるようです。

2回目のノンレム睡眠は大変深い眠りで、この睡眠を充分に取ることができれば、脳がしっかりと休むことができるのです。

この睡眠を良質な睡眠と呼んでいます。

良質な睡眠は、ストレスを解消する大きな役割を持っており、ストレスに係わる嫌な思い出も解消できるのです。

眠りにつくタイミングもあります。

体温は下がっていくときに熟睡しやすくなります。

お風呂で身体が温まったままで寝ると、体温が下がりにくいので深い睡眠は取りにくいのです。

入浴後は1時間ほどしてから寝るのをお勧めします。

また、睡眠をつかさどるメラトニンというホルモンがありますが、朝起きてから太陽の光にあたるとメラトニンが減って脳が目覚め、夜にはこのメラトニンが増えて熟睡できるリズムも生まれるのです。

だから、しっかりと睡眠を取るためにも、朝の起床時から準備が必要です。

カラオケで大熱唱する

カラオケで大きな声で熱唱すると、ストレスが吹っ飛ぶとよく言いますが本当でしょうか?鶴見大学歯学部の教授が、これに関する実験をしたようです。

実際に、60歳以上の高齢者44人を対象に、調査した結果です。

調査の項目は、歌った前後の唾液の量、唾液に含まれる「コルチゾール」の量と気分の変化です。

「コルチゾール」とは、腎臓周りの副腎皮質から分泌されるホルモンで、心身がストレスを感じると分泌されて身体をストレスから守る働きを持っているのです。

ストレスが多くなると、眠りを促すセロトニンやメラトニンというホルモンが減って、コルチゾールが増えてくるのです。

熱唱した後で、唾液の量とコルチゾールの量を調べると、唾液の量は増えてコルチゾールの量は減ったのです。

気分が明るくなってポジティブな性格になったそうです。

つまり、カラオケで大熱唱することは、ストレスに対応するホルモンのコルチゾールの出番が必要なくなるのです。

また、唾液は副交感神経が優位の時に多く出るのですが、副交感神経は心身をリラックスさせる働きがあるのです。

以上のことから、カラオケはストレスとそれに係わる嫌な記憶を解消する作用があるようです。

お酒を飲む

嫌なことを早く忘れたいと思うと、ちょっとお酒を飲みたくなるものです。

一般的には、嫌なことを忘れるために行う行動は、充分に睡眠を取る、お酒を飲む、音楽を聴く、趣味に打ち込む、などが手軽にできることから行われているようです。

女性では、甘いものを食べる、友人とお喋りをする、ショッピングをする、なども好まれます。

まずは、お手軽に気分転換を図っているのです。

この中でも、お酒はリラックスやストレス解消、仲間とのコミュニケーションにも役立つというメリットもあります。

お酒を飲む人は、「酒は百薬の長」(お酒は緊張をほぐして気分を良くするので、適度に飲めば薬にも勝る)ということわざを唱えるし、ちょっと知識のある者は、「お酒は、まったく飲まない人よりも、適量飲む人の方が長生きする」という研究報告があることを言うのです。

しかし、飲み過ぎる人は死亡率も高く、適量という範囲は個人差もあるようなのです。

多量にお酒を飲み続けると、アルコール依存症になって、心身共に壊れてしまいます。

嫌なことを忘れたいときに飲むならば、あくまでも自分の適量の範囲を超えずに、独りで暗く飲むよりは友人と一緒に会話をしながら飲むことをお勧めします。

また、注意することは、アルコールが分解されてできる毒性のある「アセトアルデヒド」は、発がん性があります。

このアセトアルデヒドを分解する酵素を持っていない人は、お酒を飲み続けることで発がんのリスクが高くなるので、自分の体質も知っておくべきです。

生まれつきお酒が弱い人、受け付けない人は、アセトアルデヒドを分解する酵素が少ないのです。

考え込まない

非常に慎重な人は、何かで悩んでも人に気軽に相談することができずに、一人だけで悶々と考え込んでしまうことがあります。

しかも、物事を深刻に考えてしまって、心配で不安でたまらなくなるのです。

自分だけで何とか解決しようと、あれこれと考えをめぐらすのです。

一つの解決策が見つかっても、そのために別の問題も発生するのに気が付くのです。

また、元の考えに戻ってしまうのです。

天真爛漫でノー天気な性格の人だったら、「なるようにしかならないよ!」と放り出します。

失敗することも怒られることにも、慣れているからなのです。

結局は、考え過ぎても、心配し過ぎても、何もいいことはないのです。

別のことわざもあります。

「案ずるより産むがやすし」です。

深く考えるよりも、先に行動する方が上手く行くということです。

無理に考え込まないように、誰かに相談することです。

関連するものに触れない

何か嫌なことがあったら、それに関連することには触れない、近づかないことです。

嫌な友人がいたなら、その友人の仲間とは距離を置くことです。

完全に避けてしまうと、そのことがまた問題になってしまうので、「つかず離れず」(一定の距離を保ちながら関係をつづけること)の感覚で対応するのです。

平気な顔をする

嫌なことがあっても、平気な顔を押し通すのは辛いことです。

勝負師が、悪い一手を打ってしまっても、相手に悟られないように平気な顔をしているのです。

勝負師は、相手の顔色を見ながら、状況を判断するからです。

何事もないよという顔をしているのを、「ポーカーフェイス」と言います。

チームの仲間や同僚、家族や友人、恋人にも、動揺を誘わないようにあえて冷静さを見せるのです。

嫌なことをされても、平気な顔をすることで、相手にプレッシャーをかけることもできるのです。

更なるストレスを防ぐ方法として、平気な顔は必要です。

関連する名言を読む

忘れることの大切さを大事にした名言です。

「覚えていて悲しんでいるよりも、忘れて微笑んでいるほうがいい」

クリスティナ・ロセッティ(イギリスの詩人)

印象が強いものは、喜びも悲しみも、心に深く残ってしまうものです。

悲しみや怒りは、思い出すことで心が沈み、嬉しさや喜びは思いだすたびに心に力を与え続けるのです。

悲しみや怒りなど過ぎ去ってしまったことをいつまでも忘れないでいることは、ネガティブな感情から離れることができなくなります。

忘れて微笑んでいる方がいいのです。

どうでもいいやを口癖にする

古いことわざに、「泣きっ面に蜂」があります。

苦痛で泣いている人や、辛くて泣いている人に蜂が飛んで行って、その人を刺してさらに苦痛をあたえるということです。

何か嫌なことがあったり辛いことがあっても、さらに追い打ちをかけて悪いことが重ならないように、気配りが必要だということです。

何か忘れられない嫌な出来事があって、それを悔やんでメソメソしている人がいます。

忘れるのが得意な人は、そんな状況の時にはさらに悪いことが待っていることを知っているのです。

以前に、そんなことを経験したことがあるのかも知れません。

だから、クヨクヨしている場合ではないと分かっているのです。

済んでしまったことは、元にはもどりません。

それよりも、もっと辛いことが続いて起こらないようにするために、済んだことは「どうでもいいや」と開き直るのです。

しかも、その後の展開も上手く読めない状況です。

なる様にしかならないのです。

それを悟ると「どうでもいいや」を口癖にするのです。

嵐が通り抜けるのをジッと待つ感覚なのです。

味方を作る

味方が多い方が、愚痴が言える相手が多いので気が楽になります。

嫌なことを忘れるためには、誰かと会って喋ったり聞いたりすることがストレス解消に繋がります。

その時に、見知らぬ相手よりは、気心が知れた味方の仲間と話す方が良いに決まっています。

情報やうわさも確認することができるので、状況を知ることもできてリフレッシュになります。

次に活かせると考える

何か失敗をしても、その理由や原因があるはずです。

忘れられなくてクヨクヨする前に、その原因をしっかりと掴んで、同じ失敗を繰り返さないように、次に活かすのです。

転んでもただで起きないことです。

忘れることが得意な人は、失敗の原因も理解することも得意です。

その原因を逆手にとって、次の行動に活かすことを考えるのです。

映画を見る

劇場で観る映画は、暗い館内で別の世界に引きずり込んでくれます。

しばし現実を離れて映画の世界に連れて行ってくれるのです。

そこでは、主人公と同じ目線で体感することができるので、別の自分に生まれ変わったように感じて、現実の嫌な出来事や記憶を忘れてしまうことができるのです。

忘れたい記憶も、少しは減ることになります。

本や漫画を読む

好きな本や漫画は、自分の好奇心を満たしてくれます。

すきなアニメの主人公と、漫画の世界で出会うことができて、身近に置いておくこともできるのです。

部屋中に好きなキャラクターのポスターを配置して、四六時中対話することもできます。

気に入った服を着せたり、色気のあるポーズで立たせたりと、思うままにすることも可能です。

自分の欲望のままに過ごせることは、たとえ嫌なことがあっても、頭の片隅にも残らないのです。

絶叫マシンに乗る

絶叫マシンは、なぜこれほどまでに人気があるのでしょうか?

なぜ、みんなは絶叫してまでも乗るのでしょうか?絶叫マシンは、乗る前からそのごう音や乗客の叫び声でいっぱいです。

好きな人は、もうワクワクしているのです。

大声で叫ぶともちろんストレスも発散できますが、もっと有益な効果があるのです。

それは、乗ることによって脳内にドーパミンがたくさん分泌されるからです。

脳を覚醒して快感を覚え、創作意欲も高める覚せい剤のようなものです。

そして、さらにドーパミンの出過ぎを抑えるために、βエンドルフィンというホルモンも分泌されるのです。

これは、心を鎮める効果があって、ストレスを和らげるのです。

このドーパミンとβエンドルフィンで、嫌なことは吹っ飛ぶのです。

運動やスポーツをする

スポーツをして身体を動かすことも、気持ちの切り替えには良い方法です。

いろんなスポーツがありますが、少し過度な負荷をかけて継続的に有酸素運動をすることで、ストレスが解消します。

運動することで、身体の疲労を回復させたり、汗をかいて気分がスッキリし、ぽいjティブな気持ちになれるのです。

しかも、セロトニンやβエンドルフィンも分泌されて、快感や幸せを感じるのです。

肥満やメタボ防止にもなるし、自分の容姿も良くなるということも自信ができるので気分が良いものです。

運動でストレス発散と嫌なことを忘れるのです。

趣味に没頭する

自分が好きな趣味に没頭することも良いことです。

日頃の生活も忘れて、それに打ち込むのです。

どんな趣味でもやり続けることが大事です。

趣味の仲間も増えれば、話し相手も増えるので最高です。

あえて考え尽くす

思い切り考え尽くすことも良い方法です。

つまり、脳の記憶部分を満杯にしてしまうのです。

それ以上に考え尽くすと、古い記憶から消滅していくからです。

嫌な記憶も残らなくなります。

でも、考え尽くすことは、少し体力が必要です。

泣いて泣いて泣きまくる

泣くことは、眠るのと同じリラックス効果があるようです。

なく理由は、多い順から書くと、感動して、悲しくて、悔しくて、嬉しくて、怒りの5つです。

泣くと、自律神経のうちの副交感神経の働きが、交感神経よりも優位になるのです。

この副交感神経は、眠っている時に働く神経で、リラックスさせる作用があるのです。

つまり、泣いて泣いて泣きまくることで副交感神経が優位になって、ストレスを低減させるのです。

泣きまくることによって、嫌なことも忘れるのです。

美味しいものを食べる

美味しいものを食べると、文句なく幸せになります。

そこに理屈を並べると、食品の中に含まれている必須アミノ酸のトリプトファンが、幸せ物質のセロトニンを生成することに関わっているからです。

このセロトニンが脳内に分泌されると、幸せを感じてストレスを発散させるのです。

しかし、高額で美味しい一流の料理をご馳走してやると、味よりも財布の中身が減ることで、わたしの場合はセロトニンは出てこないかも知れませんが。

とびきりオシャレをする

オシャレをして街に繰り出すことは、ある意味快感です。

センスの良い服装と、流行りの髪型、小物も携えて歩くのです。

とびきりのオシャレで街を歩くと、周りの人はどのように見ているのでしょうか。

外見的に優れた人は、社会的に成功した人のように見えるのです。

幸せそうにも見えるのです。

羨ましい目で見られているのです。

そのように見られていると思うと、セロトニンも分泌されて幸福感が湧いてくるのです。

嫌なことも忘れてしまうのです。

友達と旅行に行く

家に籠らずに外に出るのが、気分転換の意味からも良いと書きました。

仲の良い友達と一緒に旅行に行くことは、今の環境から離れて別の場所を巡るので、日常生活を忘れることになります。

嫌な出来事も、頭の中から離れてしまうのです。

日常生活で忘れられなかったことでも、まったく異なった環境に行って過ごすことは、感情がリセットされるので、嫌なことを忘れることにも繋がります。

ちなみに、旅行中にはストレスを和らげる作用のある副腎皮質ホルモンのコルチゾールが、だんだんと減少していくことも分かっています。

つまり、友人との旅行でストレスは減少して行くからです。

忘れるのが得意な人は、旅行も好きなのです。

嫌なことは全部忘れてしまいましょう

嫌なことはいつまでも頭にこびりついているものです。

それが普通なのですが、嫌なことをすぐに忘れてしまうという、得な性格の人もいるのです。

そんな人の特徴をまとめてみましたが、ご理解されたでしょうか?

まとめてみますと、忘れることを努力することよりも、新しいことにチャレンジして、過去を振り返る時間を減らすことも必要だと思います。

そのためにも、ジッと閉じ籠っているよりは、外に出ていろんな人と会話をして、気分転換をすることです。

もし、過去の嫌なことや悲しいこと、悔しいことの記憶が消えずに残っている人は、それよりももっと感動するような新しいことにチャレンジすることです。

今度は、同じ失敗はしないように、気をつけることです。

悲しみや怒り、悔しさに出会っても、すぐにその場で声や態度で発散させることです。

そして、幸せ物質のセロトニンがいっぱいあふれるように、上で書いたことを実践するのです。

嫌なことは全部忘れて幸せになりましょう。