人生の転機、人生の新たなスタート台に立った時に必ずや求められるもの、それが「抱負」です。
一年の計である元旦、入社式、あるいは入学式、それぞれの人生の岐路に立った時、人は何故かこれからの人生に懸ける意気込みや目標を口にしたり密かに心にしまいつつ、しっかりと目標を立ててこれから生活に臨んでいこうとしますよね。
それでは今回はその「抱負」とはどういう意味なのか、しっかりとみていく事に致しましょう。
️「抱負」を詳しく解説!
では本文に入る前に「抱負」について少々、解説していきましょう。
「抱負」という言葉の意味が分からなかったらこれからの文章を読んでもさっぱりですからね。
️抱負の意味
それでは「抱負」とい言葉の意味をひも解いてゆきましょう。
2つの側面から解剖してゆきますよ。
心の中に持っている計画
「抱負」の意味の1つ目は「心の中に持っている計画」です。
と、いう事は「抱負」とは公表性のない秘匿的な意味合いがあって、自分自身だけが思っているこれから達成していこうとする計画を持っている事。
という解釈が成り立ちそうですね。
よく、周囲の人が「これからの抱負は?」などと聞くケースがあると思いますが、「抱負」というものが心の中に持っているものだったとしたら、そう簡単に口を割っていいようなものでは本来、ないのでしょう。
そういう意味では「抱負」は自分だけが本当に誰にも打ち明けたくないくらい非常に秘密性の高いもの、という判断が下せそうですね。
心に抱く決意
「抱負」のもう一つの意味が「心に抱く決意」です。
また「心の中に」という説明が出てきました。
やはり「抱負」というものは周囲の人に公表してしまうようなやわなものではないようです。
「心の中に抱く決意」です。
これは相当、自分自身を追い込んだ結果のもののはずです。
という事はかなり高いハードルを自分に果たしているという事が言えそうです。
その目標は現在の自分の力量ではまだまだ及ばないくらい高い目標なのかも分かりません。
だから恥ずかしくてとても公表できないのかも分かりませんね。
いずれにしても「抱負」というものは、おいそれと軽々しく口から出させるような軽いものではない、という事が伺い知れますね。
️抱負の語源
それでは次に「抱負」についての語源を追っていきましょう。
どうして「負」という感じが入ってくるのか?不思議ですよね。
じっくりと深く見ていきましょう。
なぜ「負」が入っている?
「抱負」、心の中に持っている計画であり、心に抱く決意というのがその意味になってくるのですが、ならばどうしてマイナスイメージを持つ「負」という感じがこの言葉になくてはならないのでしょうか?
ここはまだまだ「抱負」という漢字を分解していかないといけないようですね。
「抱」の意味
では「抱負」の「抱」の方をみてみましょう。
「抱」は単独だと果たしてどういう意味合いになってくるのでしょうか?
考えを持つこと
「抱」という漢字には大きく分けると次の3つに分類されます。
①腕をまわして抱えこむ。抱く
②心の中に思いを抱く
③両手で持ち上げるようにして抱える
https://kotobank.jp/word/抱-43282 (「コトバンク」から引用)です。