不倫という言葉を聞くと、最近TVや雑誌で話題になった何人かの有名人を思い浮かべることでしょう。
不倫現場が週刊誌ですっぱ抜かれると、当人はまずは記者の問いかけに対して否定し、何とか追及から逃げようとします。
そこからが不倫劇場が始まるのです。
不倫した当人の人間性が現れてくるのです。
絶対に不倫はしていないと否定していても、新たな状況写真や証拠が示されると、一転してふたりでその場にいたことは認めるが、男と女の関係は、つまりは一線は越えていないと言い訳をするのです。
お茶の間でこの放送を見ている人達は、「朝までふたりでラブホのようなホテルに宿泊していて、一線を越えていないなんて誰が信じるか!」と呆れてしまうのです。
それなら男性がEDなのか、ふたりで嘘をついているかのどちらかでしょう。
夫が別の女性と、朝まで同じホテルか彼女のマンションで過ごしていたと知ったら、共通の趣味の話しや何かの打ち合わせをしていたなんて、そんな言い訳は通用しないと思います。
週刊誌の記者やカメラマンに、証拠写真を何枚もとられて、関係者の証言を集めていたなんてことになると、逃げ通せません。
そこから、人間模様が分かれるのです。
涙ながらに謝罪会見する人、頑として否定し続ける人、海外などに逃避してしまう人など、様々なのです。
でも一様に、不倫はバレると奥様の方は悲しんで家に閉じ籠ってしまったり、残された家族も普通の暮らしができなくなってしまうのです。
冷静に考えるとこんなことは分かるはずなのですが、男性としては日頃のストレスや性欲、新しい恋愛にたいする好奇心が重なって、つい危ない橋を渡ることになるのです。
禁じられた恋愛とか、いつバレるかヒヤヒヤの秘められた恋愛に興奮する男性や女性がいることは、間違いありません。
しかし、既婚者のどちらかが、独身の相手と不倫することはまだしも、お互いに既婚者同士で不倫するケースも見られます。
この場合なら、双方の家庭にも影響が及ぶのですが、不倫をする男女には束の間の快楽しか頭にないのです。
誰も知らないふたりの関係と言うのが、それ自身快楽なのでしょうか。
昼間に堂々と日常生活でさりげなく接触しているだけで、誰もそんなふたりの深い関係を想像すらしない状況で、夜になると示し合わせて逢瀬を重ねていることで、満足感や達成感、スリルを感じているのです。
多分、男性は仕事もバリバリとこなし、女性もほとりの主婦として活躍していることでしょう。
しかし、現に不倫をしていて、バレルかも知れないと内心心配しているのです。
では、このような既婚者同士の不倫(W不倫)は、なぜはじまってしまうのでしょうか。
このあたりの真相を探ってみました。
W不倫してしまう人の気持ちや理由とは?
わたしの友人は結婚して15年、子供も大きくなって余り手がかからないようになってきたそうです。
久しぶりにその友人と会ったので、軽く一杯飲みながら最近の状況や仕事の話などしていました。
その時に、彼にストレートに「おまえ、最近不倫していないか?」と聞いてみました。
大学時代はプレイボーイとして人気があったからです。
すると一瞬ビックリした様子で「誰に聞いたんだ?」と聞き返してきました。
「冗談のつもりで聞いただけ」と返事すると、「実は、息子のサッカー教室で、監督と父兄の奥さんがW不倫していたことがバレて、大変なことになったらしい」とのことでした。
詳しくはそれ以上聞かなかったのですが、W不倫とは珍しいので印象に残ったのです。
不倫の時に、片方が独身であればよくある話しで、「ちょっと魔がさしたから」という不可解な理由を述べることがありますが、バレた時点でこれまでのことを謝って、お互いが「別れよう」となれば、やり直しがきくのです。
夫が不倫をしていたなら、奥様にちょっと高価なネックレスか指輪でもプレゼントして「これからは気を付けます」と詫びを入れればすむかも知れません。
しかし、W不倫となれば、お互いの家庭と配偶者や家族がいるわけです。
もし離婚の話しが進んで行くと、財産分配や子供の親権のことなど、問題山積なのです。
こんなに大変なことになってしまう、リスクが高い不倫であるにも関わらず、なぜW不倫に突っ走ってしまうのでしょう。
W不倫とは?
W不倫とは、簡単に言うと配偶者がいる者同士で不倫をすることです。
W不倫で困ることは、誰にも相談できないことです。
単なる不倫では、男同士の飲み会でも話題になることがあります。