しかし、この地味な人は決してリーダーシップは取れないのです。
中には、縁の下になりたくないけれども、仕方なくやっているんだ、と反感を持ちながらやる人もいます。
このような場面では、むしろチームワークも乱れてしまいます。
これに対して、堂々と有言実行ができる人もいるのです。
そして、「有言実行ができる人」ということは「発言したことを責任を持って実践できる人」ということで、大いに褒める言葉であるのです。
不言実行の場合は、やろうと決めたことややる必要があることを、すべて実行できたかどうかは問われないのです。
やった事だけを評価してくれれば良いのです。
これに対して、有言実行とは、発言したことを全てやるという責任感を持って実践することなのです。
言ったことには責任を持つことで、不言実行ではその責任範囲が明確でないのです。
このように、言葉に責任を持つかどうかが違うのです。
だから、みんなの前で公言して、有言実行できる人の方が信頼ができ信用もあるのです。
つまりは、有言実行できる人は存在感があるのです。
5.頼りになる
存在感がある人は、有言実行ができる人です。
言っていることと実行していることに、嘘偽りがないのです。
このような人は、みんなから頼りにされていて、何かにつけて相談を受けたりしています。
こんな時にはどうしたら良いのか、いい解決策があったら教えてくれとか、生活していく上で不安になったことも気軽に相談できる人なのです。
もしも、何かの事情で会社の経営が困難になって来た時など、善後策が見つからなくなって手詰まりになった時に、誰かが「あの人に相談してみては?」と提案するのです。
「あの人なら信頼できるし、業界の中でも存在感がある人だ」と頼りにされるのです。
このように存在感がある人というのは、身内でも社外でも存在感がある人なのです。
このような存在感がある人が動いてくれると、鬼に金棒なのです。
6.迷いがない
存在感がある人に何かを相談すると、いとも簡単に結論を導き出します。
「こうしたらよいかな?」とか「こんな方法もあるし」などと、中途半端な答えは出しません。
「すぐに、こうするのです」とか「この方法しかありません。
他の方法では失敗します」などと迷いがないのです。
迷いが無いのは、自分に自信があるからです。
考えはふらつかないのです。
わたしたちが、「どちらの方に進むべきか」と分かれ道で悩んでいても、存在感のある人はひと言「こっちの道しかない」と断言して言い切るのです。
このように、間髪を入れずに指示できるということは、自信があって迷いがないということです。
迷いなく方針を決めつけられると、逆にこちらも安心して進むことができるのです。
存在感がある人についていくと、不思議に心が落ち着いて、冷静に対処することもできるのです。
何事もポジティブに考えるようになって、結果もついてくるように思えるのです。
7.堂々としている
ともかく、存在感がある人は堂々としてるのです。
どんな状況であっても、どんな問題が起こっても、狼狽えることなく堂々とした姿勢は崩さないのです。
でも、その姿はやせ我慢したリ怯えて硬直しているのではありません。
慌てなくても、キッチリと元の軌道に戻してあげるという自信の上で慌てて動かないのです。
その姿を見ているだけでも、安心できて心も穏やかなままでいられるのです。
存在感がある人は堂々としていて信頼されているのです。