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ご指導ご鞭撻とはどういう意味?正し...(続き5)

字の如く自分を導いて下さいという意味ですね。

どうしたら良いのか分からない場合にはご指導ご鞭撻よりもお導きの程よろしくお願いいたしますの方が適切な場合もあります。

今の状況から判断して正しい言葉を取捨選択しましょう。

「ご教授」

ご教授下さいという言葉も多く使う事があります。

意味としては、知識を与えてその知識からさらにもっと知りたいと思わせる興味を抱かせる指導のことを言います。

多くの場合は専門的な知識や学問、技芸などの教えの場合に使います。

教えながらそのことについて興味を示させて更なる飛躍をさせて下さいという事ですね。

この言葉を使う際には少し注意点があります。

ご教授下さいという言葉を頻繁に使う人もいますがこのご教授には継続的に教えていただくという意味もあります。

という事は一つのことを質問する際にご教授下さいと使うのは適切な使い方ではなく間違った使い方になります。

このように単に質問して答えを教えて頂く場合にはご教授くださいは使えないという事ですね。

教えて頂きたい事に対して興味を抱かせてくれて継続して学ばせて下さいという場合に使用する言葉となります。

意外と間違った使い方をしている人も多い言葉になります。

ご教授くださいという響きが心地よくて使っている人もいますが間違った使い方をしていては恥ずかしいですよ。

また、自分ではそこまで求めていないっていう事にもなってしまいます。

しっかりと言葉の意味を理解して使うようにしましょう。

言葉には言霊が宿っていますよ。

【ご教授については、こちらの記事もチェック!】

「ご教示」

ご教示という言葉も類語としてありますね。

ご教授と響きは似ていますが意味としては、漢字と同じ教えを示すことという意味になります。

教えてもらう際の畏まった言い方と思って頂くと良いですね。

相手に意図した行動をとらせるために指示を出すこともご教示と言います。

こうしなさいと教えて指示を出すことで教えるという事ですね。

使い方としては丁寧語のご教示くださいという使い方でも良いのですが、丁寧語というより畏まった言葉ですのでご教授賜わりますようお願い申し上げますという使い方が良いです。

言葉によって後に続く言葉選びは意外と重要となります。

何を選んだらどの言葉になるのかを理解するためにも敬語の種類を覚えることが重要になりますね。

尊敬語や謙譲語に丁寧語など使い分けができるようになりましょう。

師事する

師事するというのも類語に当てはまる場合があります。

師事するというのは相手に対して師(先生)とするという事にくわえて事(つかえる)という事で意味としては師とする先生を敬い仕えるという意味ですね。

ココで意味を知った人は師事するという言葉を疑問に思う人もいるかもしれません。

国語的なことになるのですが、~するというと能動体の形になる為教えを受けるというのが先生から教えられる立場の人が使うには~するではおかしいと思われる人もいるかもしれません。

しかし教えられる立場という受動的な意味ととらえてしまう事がこの疑問の答えになります。

確かに先生に教えていただく、教えられている人の立場からしたら受動的なことにはなるのですがこの師事するというのは受動的なことでは無くてむしろ能動的な解釈があっているのです。

もう少し簡単にご説明させて頂きますと、師事という言葉には単位先生から教えていただくだけでは身につかないことを会得するために能動的に自分から先生に教えを乞いに行くことを意味します。

例えば芸事などは先生にある程度はやり方やその型を習いますよね。