これは不愉快極まりない人間であり、結局自分の利になる人にだけ下手に出てごまをすり、自分より下だと見ると尊大な態度をとるのです。
自分ではこういう使い分けがうまくいっているように思っているのかもしれませんが、周りは総スカンでしょう。
今まで下に見ていて適当に扱っていた人物が出世などすると、自分に利する人間だと思い、急に近づきだしたりします。
こういった不愉快な人物は遅かれ早かれ皆から嫌われ孤立する運命にあるでしょう。
人と人とのつながりというものは、そんな自己中心的な考えだけでは築かれるはずはないのですから。
今すぐできるおすすめの9個の改善策
できれば職場の仲間とは良いコミュニケーションをとりつつうまくやっていきたいとは誰もが思っていることだと思います。
しかし、自分の考えや態度などが間違っていると職場孤立を招いてしまうかもしれません。
職場孤立しないためにはどういう考えを持っているべきなのでしょうか。
1、人は誰かと支え合わなければ生きていけないことを知る
人は1人では生きていけません。
家に帰ると家族があり、家族全員でその家の歴史と伝統を引継ぎ守っていっています。
職場では同じ所で働く人間が仕事をこなすという目標に向かってチームとなって動いているのです。
ですから、自己中心的な考えだけでは続いていかないのです。
どこかに会社への貢献の気持ちや、同僚への配慮、思いやりを持って働くことが結局は自分のためになるのです。
それをわかっていない人間が非常に多いように感じます。
自分に不利になったり、少しでも嫌なことがあるとおおげさに自分を主張して輪を乱し、皆を困惑させる。
これでは人間関係など作れるはずもありません。
「1人はみんなのために。みんなは1人のために」をもっと頭の中に入れて行動すべきです。
2、相手の話しを最後までちゃんと聞く
話している時に、話を遮られて腰を折られるのは本当に腹が立ちます。
自分が腹の立つことは相手も同じなので注意することが必要です。
多分自分が言いたいこと主張したいことを早く言いたい気持ちがあまりにも強いので、人の話など耳に入っていないのだろうと思います。
そうではなく、自分の主張は一旦脇に置いておいて、相手の話をちゃんと聞いてあげましょう。
そして、相手の意見を自分の頭の中で考えたのを踏まえて自分の意見を言うのです。
そうすることで会話のリズムというものができてくるので、話がスムーズに流れていきます。
話が弾んでくるとお互いを理解し始めますから、これが人間関係の構築の基礎になっていくのです。
真顔で聞かない
人の話を聞く時に、眉間に常にしわを寄せて厳しい顔で聞いていると、重い空気になって会話が弾まなくなることがあります。
ですからもっと穏やかな表情でゆったりとした気持ちで話を聞くように心掛けていきましょう。
穏やかでどっしり構えた雰囲気を作ってあげることで、相手はこの人になら自分の意見を言ってもちゃんと受け止めて聞いてくれそうだと思わせることができるのです。
ともかく厳しい表情はギスギスして神経質そうな印象を相手に抱かせます。
コミュニケーションをとるにはもっと柔らかい表情や雰囲気のほうが良いと思います。
「傾聴」という言葉の意味
傾聴とは相手の気持にたって、相手のことを考えながら、話を熱心に聴くことです。
傾聴はビジネスマン、特に営業職に就く人には不可欠なスキルと言ってもいいでしょう。
相手との交渉の現場などでは、相手から様々な情報を引き出してくることが必要となってきます。
そういった時に傾聴をすることで、相手は心を開いてこちらに多くの話をしてくれるようになるのです。
また、会社で多くの部下を持つ上司にとっても傾聴は必要です。
部下一人一人の管理をしなければいけないので、親身になって部下の意見を聴くことで、部下たちの仕事に対する意欲は向上していくでしょう。