今日は今日、明日は明日、という発想で物事の区切りを非常に鮮明につけます。
結果的にはこの判断力がその後の成果に多きな影響力を生んでいるのです。
例えその時の判断が誤りに出たとしても、行動が早いだけにその後の処置も早く行えるのです。
よって長いスパンで見たら結果的に得をしている、という寸法になるわけです。
物事は何事も即断即決が大前提。
優柔不断な態度が最も機を遅らせチャンスを潰してしまうのです。
潔い人には「成功」というものが転がり込んでくる秘訣が少しはお分かり頂けたでしょうか?
全ては根底に「自信」があるからこその行動力なのです。
強い信念や目標がある
「潔い人」の特徴の3つ目は「強い信念や目標がある」です。
潔い人が自信をもって行動出来るのはなぜか?それはそれらの人には必ずと言っていいくらい強い信念やそれに基づく目標があるからです。
つまり己の立てた目標を達成するために強く生きていかなければならないからです。
人間、強く生きていこうと思えば失敗を恐れぬ自信と勇気が必要です。
しかし、それらのものは何も目標がなかったら備わるものではありません。
何としてでもこれらの事を達成しようという強い信念に基づいた目標があるからこそ、人は強くなろうとするのです。
それらを達成しようと思えば必ずや上手くいかなかったり挫折を覚える事件が起こったりするものです。
だからと言って、たった1度や2度の失敗でいちいちへこたれていてはやりたい事など何も達成できません。
失敗を糧にして次のチャンスで成功できるよう、人間は学習できるように作られているのです。
だから潔い人は撤退すると気も早く着手する時も速いのです。
その方が成功する確率が圧倒的に上がることを経験によって肌で感じ取っているからに他ならないからなのですね。
気配りがあまりない
「潔い人」の特徴の4つ目は「気配りがあまりない」という事です。
ただ、間違ってもらってはいけないのは潔い人に気配りや心遣いの気持ちが皆無、という事ではないという事を、です。
むしろ、潔い人には人を慮る精神が旺盛にあるのです。
潔い人は何が有効で何が無意味か、という事を体験的に知っています。
よって事のスピードアップのためには切り捨てるものとそうでないものとを本能的に素早く察知できるようになっているのです。
ビジネスにおいてスピードアップが出来ない人は致命的です。
ビジネスの場は毎日が真剣勝負。
情報量も膨大で、そのたくさんの情報の中から本当に自分が欲しているものだけを拾っていかないとあとあと、大変になってしまいます。
だから捨てる作業も覚えてゆくのです。
よって必要な場合を除いてどうしても気配りや心遣いの頻度は減っていってしまいます。
しかし、取捨選択を迫られる立場上、これは致し方ない処置だとも言えるでしょう。
先手先手で動く
「潔い人」の特徴の5つ目は「先手先手で動く」です。
「先手必勝」という言葉はよく聞く言葉でしょう。
何事も後手に回らずこちらから先に攻めてゆく事によって勝機を見出す、兵法におけるセオリーといえる攻略法の事です。
野球の試合でもそれは当てはまります。
初回に先取点をとってゆけばチームの士気はあがりますし、「この試合、もらった!」という勝利への貪欲さにもつなげることができます。
人生、逆転という醍醐味もありますが、出来ることなら先手必勝。
先手先手と手を打って行って相手にダメージを与え自軍の精神的負担を軽くすることはビジネスの世界でも通ずるオーソドックスな攻め方なのです。