世の中の人間のタイプ、いろいろな判別の仕方があります。

そんな中で「潔い」という言い方を聞いたことがある方もたくさん、いらっしゃる事でしょう。

「潔い」。

よく聞く言葉ではあるのですが、だからと言って特別その意味を深く考えたこともないのではないでしょうか?

今回はこの「潔い」の意味などについて、様々な角度からみていく事に致しましょう。

潔いとはどういう意味?

ではまず「潔い」について、その意味を洗ってゆきましょう。

一体、どういう意味があるのでしょうか?

読み方は「いさぎよい」

読み方です。

「潔い」は「いさぎよい」と読みます。

小学校レベルではまだ出てこない漢字だったでしょうか?

でも中学生レベルならばしっかり読んでおきたいところですね。

書く方はちょっと難しいかも、ですね。

何回も書きこんで、手に覚えさせましょう。

「潔い」は社会に出ても新聞やニュースでもよく使われる言葉です。

読み書き、しっかりやっておきましょうね。

潔い人の特徴とは?

それではここから本題に入ってゆきましょう。

「潔い人」とは一体、どういう意味でどういう人を指して言うのか?7つの特徴をご紹介していきましょう。

決断が早く判断力が優れている


「潔い人」の特徴の最初の1つ目は「決断が早く判断力が優れている」です。

そう、この特徴が「潔い」の意味を最も端的に分かりやすく言っているでしょう。

要するに「即断即決」できる人の事です。

ウジウジいつまでも優柔不断な人の事を決して「潔い人」とは言いません。

それは「鈍感な人」とい言います。

「潔い人」というのはいかなる状況、タイミングであっても答えを先延ばしせず、事の良し悪しは別にしてスパッと物事を決めてゆける判断力というか決断力を持った人なのです。

この「決断」は早い、という条件。

これはビジネスの世界においては必須の条件なのです。

特に優れた経営者達は皆、何事においても決断の速さを求められます。

そうでないと千載一遇のチャンスをみすみす逃してしまい大きな利益の損失を招いてしまう結果にもなりかねないからです。

そういった意味では「潔い人」というのは毎日が「勝負」の場と言えるでしょう。

白黒をハッキリさせる立場にいるからこそ早い決断・判断の能力が磨かれてゆくのです。

自分に自信がある


「潔い人」の特徴の2つ目は「自分に自信がある」です。

「自信」というものは人間にとって、あらゆる行動を行う上においての源になってきます。

それほど自信のあるなし、は大きな力の差を生むことになるのです。

潔い人というのは物事を悩まずにスパッと決めることが出来ます。

もしかしたらここですぐに決めずに明日まで待っていたらもっといい結果が出るのではないか?という疑心めいたものも、潔い人にとったら関係ありません。

今日は今日、明日は明日、という発想で物事の区切りを非常に鮮明につけます。

結果的にはこの判断力がその後の成果に多きな影響力を生んでいるのです。

例えその時の判断が誤りに出たとしても、行動が早いだけにその後の処置も早く行えるのです。

よって長いスパンで見たら結果的に得をしている、という寸法になるわけです。

物事は何事も即断即決が大前提。

優柔不断な態度が最も機を遅らせチャンスを潰してしまうのです。

潔い人には「成功」というものが転がり込んでくる秘訣が少しはお分かり頂けたでしょうか?

全ては根底に「自信」があるからこその行動力なのです。

強い信念や目標がある

「潔い人」の特徴の3つ目は「強い信念や目標がある」です。

潔い人が自信をもって行動出来るのはなぜか?それはそれらの人には必ずと言っていいくらい強い信念やそれに基づく目標があるからです。

つまり己の立てた目標を達成するために強く生きていかなければならないからです。

人間、強く生きていこうと思えば失敗を恐れぬ自信と勇気が必要です。

しかし、それらのものは何も目標がなかったら備わるものではありません。

何としてでもこれらの事を達成しようという強い信念に基づいた目標があるからこそ、人は強くなろうとするのです。

それらを達成しようと思えば必ずや上手くいかなかったり挫折を覚える事件が起こったりするものです。

だからと言って、たった1度や2度の失敗でいちいちへこたれていてはやりたい事など何も達成できません。

失敗を糧にして次のチャンスで成功できるよう、人間は学習できるように作られているのです。

だから潔い人は撤退すると気も早く着手する時も速いのです。

その方が成功する確率が圧倒的に上がることを経験によって肌で感じ取っているからに他ならないからなのですね。

気配りがあまりない

「潔い人」の特徴の4つ目は「気配りがあまりない」という事です。

ただ、間違ってもらってはいけないのは潔い人に気配りや心遣いの気持ちが皆無、という事ではないという事を、です。

むしろ、潔い人には人を慮る精神が旺盛にあるのです。

潔い人は何が有効で何が無意味か、という事を体験的に知っています。

よって事のスピードアップのためには切り捨てるものとそうでないものとを本能的に素早く察知できるようになっているのです。

ビジネスにおいてスピードアップが出来ない人は致命的です。

ビジネスの場は毎日が真剣勝負。

情報量も膨大で、そのたくさんの情報の中から本当に自分が欲しているものだけを拾っていかないとあとあと、大変になってしまいます。

だから捨てる作業も覚えてゆくのです。

よって必要な場合を除いてどうしても気配りや心遣いの頻度は減っていってしまいます。

しかし、取捨選択を迫られる立場上、これは致し方ない処置だとも言えるでしょう。

先手先手で動く

「潔い人」の特徴の5つ目は「先手先手で動く」です。

「先手必勝」という言葉はよく聞く言葉でしょう。

何事も後手に回らずこちらから先に攻めてゆく事によって勝機を見出す、兵法におけるセオリーといえる攻略法の事です。

野球の試合でもそれは当てはまります。

初回に先取点をとってゆけばチームの士気はあがりますし、「この試合、もらった!」という勝利への貪欲さにもつなげることができます。

人生、逆転という醍醐味もありますが、出来ることなら先手必勝。

先手先手と手を打って行って相手にダメージを与え自軍の精神的負担を軽くすることはビジネスの世界でも通ずるオーソドックスな攻め方なのです。

だから潔い人は先手先手と攻めてゆきます。

後手に回った時の不利な形勢をひっくり返すのがいかに大変かをしみじみ、分かっているからこその処置なのですよ。

失敗を恐れない

「潔い人」の特徴の6つ目は「失敗を恐れない」です。

潔さというのは覚悟と勇気が必要になります。

そのためには揺るぎない自信が当然ながら必要です。

その「自信」を作り出す源、となっているのが経験値。

特にその中でも失敗経験です。

人間、失敗を数多く経験すれがちょっとやそっとの事では驚かなくなりますし、胆力といいますか「胆」も太く大きくなっていきます。

これが「自信」につながってゆくのです。

だから潔い行動を取れる人は、行動しに行っての「失敗」を恐れることはしません。

むしろ喜んで失敗経験を増やそうとしている向きもあります。

何をする上においても「失敗経験」は成功への母となってくれます。

人間は同じ過ちは踏まないように出来ています。

一度やった痛い経験を二度も三度もやってしまうほど馬鹿には出来ていない、という事なのです。

但し、そのためには正しい目標設定が必要になります。

それがなかったら恐らく同じ失敗を何度でもやってしまうでしょうね。

それが人間というものなのですよ。

過去や失敗を引きずらない

「潔い人」の特徴の最後の7つ目は「過去や失敗を引きずらない」です。

潔い人はクヨクヨしたりウジウジしたりすることはありません。

きちんと過去の経験から学習出来た事をベースにして次の行動に打って出られるからです。

だから、自分の過去や失敗に引きずられたり振り回されたりすることはありません。

これらに引きずられるタイプは優柔不断な性格の人でしょう。

自分のプライドにこだわり過ぎ自分は世界で一番偉い人間だと思い込んでいるタイプの人です。

そのような人は自分のキャリアに傷を付けるのを恐れて冒険や挑戦をしません。

だから飲食店に行っても食べたいものを選ぶのに時間がかかるのです。

潔さというものは目の前の美味しいものを敢えて捨てる選択をしなければならない時もあります。

しかしそうすることによって今度は何十倍もの成果を得られることを知っているからこその行動なのです。

過去や失敗に引きずられていては、人間、大成しませんよ。

潔い人になる方法6選

それではここからは「潔い人」になるための方法をご紹介して参りましょう。

全部で6個のご紹介となります。

失敗を恐れない

「潔い人」になるための最初の1つ目の方法は「失敗を恐れない」という事です。

人間には失敗は付き物です。

あなた自身を含め、あなたの周囲、家族、クラスメート、会社の同僚、その他諸々の人達、よく見渡してみてください。

誰か一人でも今までの生涯において1度の失敗も起こさずにここまで生きてきた人間がいますか?

恐らく一人もいないはずです。

「一度も失敗したことがない」と豪語する人間がいたとしたら、今現在のその人の生き方が失敗なのです。

世の中に人間の数、凡そ60億人。

その中に誰一人、失敗したことがない人間なんて恐らくいないはずです。

それくらい人間という生き物は失敗と運命共同体のような人生を送ってきているのです。

失敗を経験として捉える思考回路を持つ

「潔い人」とはその数々の失敗を生かして次の機会に有効に活用してきた人達なのです。

ですので、失敗は潔い人達から見たら生きていくための格好の「肥やし」になっているわけなのですね。

だから決して失敗というものを恐れてはいませんし、却ってそれらをいい意味での経験値として捉える思考回路を持つようになったのです。

失敗から学ぶべきことは非常にたくさんあります。

まさに「失敗」は成功していくための「生きた教科書」のような役割を果たしてくれているのです。

こういった思考回路を持った人間が、世の中を歩くのに有利な事は否めないですよね。

だからどんな事が目の前で起ころうと、潔い態度が取れる訳なのですよ。

周囲に迷惑をかけない決断をする

「潔い人」になるための方法の2つ目は「周囲に迷惑をかけない決断をする」です。

「潔さ」とは周りの人の事を優先して自らは一歩も二歩も退く覚悟を持つべきものです。

よって自らの問題が原因で周囲に迷惑をかけるような行動・言動は厳に慎まなければなりません。

そうでないと全く「潔い」という本分から外れてしまう事になってしまいますからね。

「潔い人」とは己の損得を最優先に考えていては始まらないのです。

自分で背負える範囲の言動に抑える

だからと言って何でもかんでも背負う必要もありません。

場の状況、雰囲気を鑑みて自分で背負える範囲内での言動に抑えるよう配慮すべきでしょう。

「ここまでの範囲ならばかまわないよ。

あとは自分がやっておくから」のように責任や役割の負担を周囲の人に与え過ぎない配慮が求められてくるのです。

そのような行動が続けば自然と周囲のあなたに対する見方も変わってくるでしょう。

あなたは「信用出来る人」という評判が、です。

ただ、何度も言うようですが、いい恰好をしようとして出来もしない約束をやらない事です。

あとになって泣きが入って周囲の人に当たり散らしたり責任逃れをするような言動をしてしまったら、向こう10年近くはあなたのブランドは確定してしまいます。

ちょっとした計算違いで人生は大きく狂ってしまったりもします。

くれぐれも口から「大ぼら」だけは言わないようにしましょうね。

経験値を増やす

「潔い人」になるための方法の3つ目は「経験値を増やす」です。

「潔い人」が行う決断はどうしてこういつも潔く振舞えるのか?それは背負ってきた経験値の大きさが周囲の人よりも大きいからに他なりません。

この大きな「経験値」という実績が、いかなる時でも慌てず落ち着いた判断・決断を下す源となってくれるのです。

人生をいかに一生懸命生きているかの差が、この「経験値」の差になって現れてきてしまうのですね。

様々な経験をしていれば決断が早くなる

人は経験のあるなしによって、その人の生涯に多大な影響を与えるのは誰の目にも予想がつくでしょう。

「潔い」決断が出来る人は、誰が何と言おうと、踏んできた経験値が大きくものを言っているのです。

それも人がやりたがらない損な役回りとか、クレーム処理だとか。

とにかく人が嫌がるしんどくてきつい経験を豊富に積んできたからこそ、いざとなった時でも全く動じることなく冷静な処理・判断が出来るのです。

「若いうちの苦労は、お金を払ってでもやれ」、という諺もあったと思います。

確かに人間は経験の、それも人が嫌がるような辛い経験を踏んできた人の方が精神的にも逞しく見えますよね。

やはり踏んできた場数が違えば違うほどその人の器量の大きさを上げるのは本当なのでしょう。

「潔い」人を目指したいなら、事の中身を選り好みせず進んで嫌な事でもやっていく積極性が求められるでしょうね。

それとそういた経験は是非とも若いうちに積んでおかなければなりません。

「鉄は熱いうちに打て」というのはまさに若者に送る諺なのですよね。

周囲に信頼されるようになる

「潔い人」になるための方法の4つ目は「周囲に信頼されるようになる」ことです。

「潔さ」がプラスになるためにはあなたが周囲の人達から信頼されていれば、より一層「潔さ」は威力を発揮します。

反対にあなたが周囲からもう一つ、信頼されていない人としたならば、その潔さは逆の効果になってしまうことも考えられます。

つまりぶっきらぼうとか武骨過ぎる態度、とかにです。

「潔い」と周囲の人から思ってもらうためにはあなた自身の人間性も大きく関係してくることを忘れないでいただきたいのです。

そうすれば潔さがプラスになる

「潔さ」というものはいきなりの初対面の人にやられてしまっては、ちょっと唐突すぎて逆に相手に不快感を与えてしまうかもしれません。

しかし、あなたが周囲の人達と十分な人間関係を築いていたなら、あなたの取る態度・行動を否定されることはないでしょう。

つまり「潔さ」が一層、引き立つ、という訳です。

「潔さ」を周囲の人に違和感なく演出するためには、あなた自身が「認められた存在」という条件が合った方が圧倒的に有利です。

そのために「信頼関係」の構築が欠かせないのです。

全く信用できない人間から、何でもかんでもいいように取ってもらったり、楽をさせてもらったりして、あなたは気分がいいでしょうか?

何か裏があったり、魂胆があるのではないのか?と疑心暗鬼になるのが普通ではないでしょうか?

「潔さ」には全ての人を納得させるだけの人徳が欲しいところですよね。

それが備わっていれば「信頼」というものも自然に生まれてくるでしょう。

確固たる信念や目標を持つ

「潔い人」になるための方法の5つ目は「確固たる信念や目標を持つ」です。

その人の信念や人生における目標に確固たる信念があるかどうかによって、その人の「潔さ」の指標は大きく変わってしまいます。

つまり人生をいい加減な気持ちで生きている人から「潔い」言動をされても全くそのように受け取れませんし、逆に「お前に言われたくないわ!」と反感を買ってしまう恐れもあり得る、という事です。

周囲の人から認めてもらわない事には、その人の「潔さ」という部分も正しく相手に伝わらない、という事になってしまうようですね。

根拠のある潔さは好感度大

結局、人はその人物の器量、能力と同時にいかに真面目に真剣に人生を生きているか、という部分も重要視していることになります。

そういった人物の行う言動に対しては素直に「潔い」と感じる事が出来るのに、そうでないチャランポランな人間のそれに対してはむしろ「反感」とも呼べる増悪寒が先走ってしまう事になってしまうのです。

よって、あなたが周囲の人から「潔い人」という評価を受けたいのなら、まず人生に対して素直に生きましょう。

そして「これが自分の人生に対する譲れない方針だ」というものをしっかりと確立させましょう。

これらの指針や信念が確固としたものである、と周囲の人が認めてくれたならばあなたは立派な「潔い人」と認知してもらえるはずです。

ただし、付け焼刃で急ごしらえで自分を偽装してはいけませんよ。

そんなものはあっという間にバレてしまいますからね。

想像力を鍛え引き出しを増やす

「潔い人」になるための方法の6つ目は「想像力を鍛え引き出しを増やす」です。

「潔く」振る舞うためには周囲の人間が納得できるくらいのあなたの度量や技量が求められます。

それらの多くは「経験」によって身に着くものなのですが、だからといってそうそう経験ばかりでは機会も時間もうまく遭遇できるかどうか保証はありません。

そこで偶然の「経験」に期待しない代わりに「想像力」というものを身に付ける練習を行ってほしいのです。

ものごとを「想像」していこうと思えば、確かに経験に頼らざるを得ない場面も多々、起こるでしょう。

しかしやみくもに経験だけに頼っていてはあなたの頭は鍛えられません。

それまでの経験値にあなたの論理的な思考をプラスさせて様々な局面や場面をシュミレーションし、こうなったらこうやる、ああなったらこういう手立てで乗り切る、といった戦術を多数抱えるようにするのです。

言うなれば想像力から編み出した「知識の引き出し」を増やす、という作業ですね。

見切り発車が少なくなる

あなたが先の展開を用意に読めるようになれば、闇雲に突っ走ったり、無茶をしたり空回りしたりする可能性はグンと減ります。

そしてあなたの言動はより一層、的を外さない的確な指示、意見となって周囲の人たちに尊敬されるようになるのです。

いたずらに「見切り発車」ばかりしていては百発打って、一発も当たらない、という事態もあり得るでしょう。

物事には順番があるようにあなたの意見も経験をベースにしつつ、きちんと筋道を立てて論理的に物事を進展させてゆくことを目指してくださいね。

潔いことのメリットとは?

それでは次に参りましょう。

潔い事のメリットについて考えてみます。

人間の行う物事はいい方向に見た場合と、その反対の方向で見た場合とでは周囲の人の感じ方が180度、変わってしまうことがあります。

ここまで「潔さ」についてこれでもか!っというくらい称える文章を書いてきましたが、さて本当に世間では「潔い人」を全面的に受け入れているのでしょうか?

まずはメリット面から紹介して参りますね。

無駄な時間が発生しない

「潔い」ことのメリットの1つ目は「無駄な時間が発生しない」という事です。

「時間」の有用性はどのような世界においても非常に重要であることは多くの人が認識しています。

人間、金と時間のどちらを取るか?と尋ねられたら迷わず「時間!」と答える人が世の中にどれほど多い事でしょう。

それほど時間というものをないがしろにした考え方は世間一般に受け入れられない、という結果になるのです。

そういった意味では「潔い人」の反応は多くの人からの賛同を受けることでしょう。

会議の場においても何かを決める場においてもリーダー格の人がスパッと潔い態度を取れば、それだけ無駄な時間を費やして議論したり論争したりする手間は省けます。

特にビジネスの世界においては「時間」は命です。

1分1秒の差がビッグチャンスを獲得できるかどうかの瀬戸際になることは茶飯事なのがビジネスの世界。

その世界に身を置くリーダーならば時間の重要性がどれだけのものなのか、経験を積んだ人には必ずや分かるはずでしょう。

清々しく見られる

「潔い」ことのメリットの2つ目は「清々しく見られる」です。

どのような世界であっても人間がたくさんいれば物事はスピーディーに進まないのが現状です。

皆、自己利益と既得権益を守ることに必死になって、なかなか相手の要望や望みを聞き入れません。

これではいつまでたっても堂々巡り。

事の進展に影響を及ぼすのは必至です。

しかし、その組織のリーダーが潔い性格だったら、自己犠牲を厭わず組織の利益のために自分が身を引いて事の進展に当たることでしょう。

このような行いをやってくれる人。

傍目から見ても「爽やか」「男らしい」「清々しい」という気分にさせてくれることに異存はありませんよね。

全体の中で自信が一歩、身を引いて損な役回りであっても敢えて受け入れて動く。

このようなリーダーのいる組織のメンバーは幸せ者でしょう。

人間力溢れる人が組織を引っ張っていってくれる。

滅多に出会えるものではありませんよ。

そういった機会に恵まれたならば時間を惜しんで「潔さ」の本質を見習いましょうね。

潔いことのデメリット

それで次に参りましょう。

「潔いこと」のデメリット面についてです。

世の中、何事も「陰と陽」があるようにその全てがいいように思える「潔い」という事についても、見る人や場面においては逆効果になってしまう事もあり得るでしょう。

そういったデメリット面についてみていきましょう。

自己中な人に見られて嫌われることも

「潔いこと」のデメリット面の1つ目は「自己中な人に見られて嫌われる」こともある、という事です。

「潔い」振る舞いは確かにカッコいいです。

多くの人が尻込みしたり損得勘定に左右されて自己主張を撤回できない場面において、それらに対する未練や名残惜しさを微塵も出さずに身を引けるのですから、自分もああなりたい、と思うのは当然の事だと思いますよね。

ただ、潔さもほどほどにしないとしつこい、という印象を与えてしまいます。

ただでさえ目立つのです。

「潔さ」は。

よって出す確率は低めにしておかないと周囲の人からはただの点数稼ぎのようにも見えてしまう可能性があります。

これがあまりにしつこくやられてしまうと、「何だ、この人はただの目立ちたがり屋か自己中なだけの人なんだ」というように見られてしまうのです。

こうなってしまったら、せっかくの「潔さ」も台無しです。

「潔さ」が十八番だったとしたら出しすぎは禁物でしょう。

これは世の中の必定とも言えるでしょう。

例えば、テレビで大うけの「ギャグ」も機を逸したりやり過ぎたりすれば「シラッ」としたムードになるのと同じ事なのですよ。

デメリットにならないようしっかり律しましょうね。

見切り発車になってしまうことも

「潔いこと」のデメリットの2つ目は「見切り発車になってしまう」こともあるという事です。

何でもかんでも、自分が率先して「潔い」態度を取ることは墓穴を掘ってしまう可能性も大いにあります。

事の顛末も考えずに取りあえず自分が責任を被るような行動では、「見切り発車」と言われても仕方ないでしょう。

まず、よく事の発端を理解し、その後始末を自分の力量で行えるのか自己分析することです。

それから潔い態度を取りに行くべきです。

それを行わず、何でもかんでも手を上げて「自分がやります」、あるいは「自分が身を引きます」では周囲の空気が一気に「シラッ」としてしまう事間違いないでしょう。

こうやってみると「潔い」かどうかの判断は結構、紙一重かも分かりませんね。

思慮深さが足りないと思われる

「潔いこと」のデメリットの3つ目は「思慮深さが足りない」と思われることです。

大勢の人の中から「キラッ」と目立つことが出来る「潔い」行い。

しかし、それは何度も申しますように、十分な思慮と配慮とが絡み合ってこそのもの。

ただ、藪から棒に手を上げて目立とうと思うだけでは周囲から反感を買ってしまうのは致し方ありません。

よって、そのような「勇み足」を踏んでしまうような人の「潔さ」は「思慮が足りない人」というレッテルを貼られてしまう、という事なのです。

これでは本当に何のための「潔い」行動なのか分かりませんよね。

物事にはタイミングというものがあります。

それを逸してしまうとグッドアイデアも時には「いい迷惑」ともなりかねません。

前後の物事のつながりをよく見極めてから「潔さ」を出しましょうね。

潔い人は周囲の好感度大!

如何だったでしょうか?「潔い」という事について

・「潔い」の意味
・「潔い」の特徴
・「潔い人」になる方法
・「潔いこと」のメリットとデメリット

という観点からご紹介して参りました。

「潔さ」というものは口で言うほど簡単なものではありません。

それはそこに目先の「損得」が必ずと言っていいほどあなたの気持ちを左右してくるからです。

例えば、好きな異性がいたします。

しかし、あなたの友人も同じ異性を好きでした。

あなたは堂々と公言して好きな異性に告白するぞ!と宣言したのですが、すったもんだの挙句、あなたは身を引く事になってしまいました。

こういった展開になった時、果たしてあなたは心から友人の事を思いやって事に移れるでしょうか?

それを何のストレスも感じずに行える人は、ひょっとしたら自律神経がやられているだけかもしれませんね。

それくらい、目先の損得に関しては人間というもの、他人に譲ってやるなどという「神」のような領域にはなかなかいけないものなのです。

だからこそ、「潔い」人の好感度は大きいのです。

いえ、好感度というよりは「尊敬」ですね。

多くの人間が何も言わずに従ってもいい、と言えるくらいの桁の違う人間スケールの持ち主と言えるのです。

まあ、だからといって無理はなさらないでくださいね。

人間は欲棒に生きる生き物です。

「物欲」「食欲」「性欲」「名誉欲」などがあるからこそ、人間くさいとも言えるのです。

自分自身が無理をしない範囲内で「潔い」自分を演出できればそいれでいいかも分かりませんね。