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潔いの意味とは?潔い人になる方法6選(続き4)

世の中に人間の数、凡そ60億人。

その中に誰一人、失敗したことがない人間なんて恐らくいないはずです。

それくらい人間という生き物は失敗と運命共同体のような人生を送ってきているのです。

失敗を経験として捉える思考回路を持つ

「潔い人」とはその数々の失敗を生かして次の機会に有効に活用してきた人達なのです。

ですので、失敗は潔い人達から見たら生きていくための格好の「肥やし」になっているわけなのですね。

だから決して失敗というものを恐れてはいませんし、却ってそれらをいい意味での経験値として捉える思考回路を持つようになったのです。

失敗から学ぶべきことは非常にたくさんあります。

まさに「失敗」は成功していくための「生きた教科書」のような役割を果たしてくれているのです。

こういった思考回路を持った人間が、世の中を歩くのに有利な事は否めないですよね。

だからどんな事が目の前で起ころうと、潔い態度が取れる訳なのですよ。

周囲に迷惑をかけない決断をする

「潔い人」になるための方法の2つ目は「周囲に迷惑をかけない決断をする」です。

「潔さ」とは周りの人の事を優先して自らは一歩も二歩も退く覚悟を持つべきものです。

よって自らの問題が原因で周囲に迷惑をかけるような行動・言動は厳に慎まなければなりません。

そうでないと全く「潔い」という本分から外れてしまう事になってしまいますからね。

「潔い人」とは己の損得を最優先に考えていては始まらないのです。

自分で背負える範囲の言動に抑える

だからと言って何でもかんでも背負う必要もありません。

場の状況、雰囲気を鑑みて自分で背負える範囲内での言動に抑えるよう配慮すべきでしょう。

「ここまでの範囲ならばかまわないよ。

あとは自分がやっておくから」のように責任や役割の負担を周囲の人に与え過ぎない配慮が求められてくるのです。

そのような行動が続けば自然と周囲のあなたに対する見方も変わってくるでしょう。

あなたは「信用出来る人」という評判が、です。

ただ、何度も言うようですが、いい恰好をしようとして出来もしない約束をやらない事です。

あとになって泣きが入って周囲の人に当たり散らしたり責任逃れをするような言動をしてしまったら、向こう10年近くはあなたのブランドは確定してしまいます。

ちょっとした計算違いで人生は大きく狂ってしまったりもします。

くれぐれも口から「大ぼら」だけは言わないようにしましょうね。

経験値を増やす

「潔い人」になるための方法の3つ目は「経験値を増やす」です。

「潔い人」が行う決断はどうしてこういつも潔く振舞えるのか?それは背負ってきた経験値の大きさが周囲の人よりも大きいからに他なりません。

この大きな「経験値」という実績が、いかなる時でも慌てず落ち着いた判断・決断を下す源となってくれるのです。

人生をいかに一生懸命生きているかの差が、この「経験値」の差になって現れてきてしまうのですね。

様々な経験をしていれば決断が早くなる

人は経験のあるなしによって、その人の生涯に多大な影響を与えるのは誰の目にも予想がつくでしょう。

「潔い」決断が出来る人は、誰が何と言おうと、踏んできた経験値が大きくものを言っているのです。

それも人がやりたがらない損な役回りとか、クレーム処理だとか。

とにかく人が嫌がるしんどくてきつい経験を豊富に積んできたからこそ、いざとなった時でも全く動じることなく冷静な処理・判断が出来るのです。

「若いうちの苦労は、お金を払ってでもやれ」、という諺もあったと思います。

確かに人間は経験の、それも人が嫌がるような辛い経験を踏んできた人の方が精神的にも逞しく見えますよね。