そのつたない会話の中から、相手はあなたのいいたいことを拾おうと努力しなくてはなりません。
また、話が長いということは、相手の時間をもらっているということ。
それが近しい友人であれば、それでもあなたのいわんとしていることを感づいてくれるかもしれません。
けれども仕事相手は違います。
プレゼンや説明の間、あなたの回りくどい話に付き合わなくてはいけないのです。
これではお互いに疲れてしまうと思いませんか。
3.表現できない自分に自信がない
語彙力の少ない人には自分自身に自信がない人も多いです。
なぜなら、自分自信を表せずに誤解されることが多いこと、それによって自分を責め、「なんてバカなんだろう」とか「誰と比べても自分が一番ダメだ」とコンプレクッスを抱いてしまうからです。
そりゃあそうですよね。
伝えたい感情はあるのに、それを表現する言葉を持っていなければ、発言も遅くなりがちです。
相手にわかってもらえないもどかしさもあります。
話している相手が、あなたを理解できずに困ったような表情をすることもあるでしょう。
その度に歯がゆくて、なさけなくて、自信を失くしてしまうのではないかと思います。
同時に、相手もあなたが何をいいたいのかわからないため、言葉少なになってしまうでしょう。
プライベートにしろビジネスにしろ、せっかく会う機会を作ってもらったのに、それでは自分の非ばかりが目立ち、自信がだだ下がりになってしまいますよね。
4.コミュニケーションを避ける
語彙力が少ないと、他の人とのコミュニケーションを避ける傾向があります。
なぜなら、もともと相互の意思疎通が苦手だから。
人と話すことを負担に感じてしまうのですね。
自分の世界の中にいるうちは、誰の制限設けません。
自分自身は自分のことをよくわかっています。
だから自分の殻の中に閉じこもっていると楽なんです。
けれども、社会の垢で生きていくにあたり、そのままでいいのでしょうか。
大人になればなるほど、他者とのコミュニケーションは求められます。
いつまでも逃げているわけにはいきません。
誰も、ひとりでは生きていけないものですから。
語彙力がなくても構いません。
引きこもりがちだな、最近人と話してないなと感じる方は、語彙力が少なくてもいいので、まずは他人とコミュニケーションをすることを意識してみましょう。
一番よくないのは、自分の扉を閉じてしまうことです。
5.活字が苦手
新聞や本を読まない人は語彙力が少ない傾向にあります。
えー、ネットはしてるもん、という方。
インターネットでは語彙はさほど増えません。
一般人が発信しているサイトが多い上、そういう人のサイトは同じような言葉であふれているからです。
知っている言葉ばかりでは、語彙力も表現力も増えません。
まずは簡単なものでもいいので、小説や実用書など、本を読んでみましょう。
日常では使わない言葉がたくさん載っていると思います。
使えそうだな、この表現は好きだな、という言葉があったら、ぜひメモして、使えそうな機会に使ってみましょう。
本を読みなれていない人は、ページをめくるのもなかなか大変なはず。