それでも十分理解することはできるのですが、誤解が多いのも事実。
更にいえば、どっかーん、や、ばんばん、といった擬音語も多くなりがちですね。
それは確かにその迫力を伝えやすいものではありますが、語彙力の多い人はもっと細やかに言葉で状況を伝えてくれるでしょう。
色っぽいのは後者ですね。
想像する幅を与えてくれますから。
それを加味して、語彙力の多い人は話を運んで行くことでしょう。
5.読書家であるかどうか
語彙力のある人は、ほとんどといっていいほど読書家です。
1〜2日に1冊くらいは本を読んでいるのではないでしょうか。
あるいは新聞は必ず購読し、隅から隅まで目を通しているのではないでしょうか。
1日では進歩はありませんが、それが1ヶ月、半年、1年、5年、そして習慣になって行くと、語彙力は飛躍的に増します。
それは読書も同じです。
フィクション・ノンフィクションに限らず、本を読む人はそこから言葉を拾います。
更にいえば、考えの軸というものを拾うこともできます。
そうして積み重なって行くと、その人自身の基準ができてきますので、ブレない考えを持つことができるのです。
反対に読書をしない人はどっちつかず。
多くの情報はスマホか友人との会話で入手しているでしょう。
それでは幅が狭くなってしまいます。
自分の意見があるのかどうか、自分でもわかっていないのではないでしょうか。
あるいは、ある一瞬はこれ!と思ったとしても、翌日にはまた揺れてしまっているかもしれませんね。
語彙力のためにも自分自身の為にも、読書をすることを習慣づけましょう。
その分、幅広く、たくさんの人と関わる自分になれること間違いなしです。
言葉を増やす本を読む
それからもうひとつ、手っ取り早いおすすめが、言葉を増やす本を読むことです。
日本語はとても豊かなので、同じ「かわいい」にもたくさんの表現方法があります。
そういった内容を紹介しれくれるほんです。
「使いやすい日本語」のような本ですね。
本屋さんに行けばたくさん並んでいるので、中をペラペラめくって、自分に合いそうな本を選んでみてください。
小説や実用書は当たり前のようにその言葉を使っていますが、こういった本はその言葉の由来や使い方などものっていて、より間違えずに使うことができるようになるでしょう。
それに、そういった本は意外と芋づる式に言葉を絡めてきてくれるので、Aという言葉を調べたら、Bという言葉を調べたくなるものです。
ぜひ本屋さんにいって、物色して見てください。
あくまでオンラインの本屋さんでは買わないように。
本当に自分に合うかどうかは、実際に本を手にとて見てわかるものだからです。
6.誤解のないように伝えたいと思っているかどうか
言葉を発する時、どうしても自己中心的なってしまう人は多いです。
けれども、語彙力があろうとなかろうと、ひとつの言葉に対する定義は人によって違うことが多いです。
ただし、語彙力のある人は、相手の「その言葉」を察し、自分の中で同じ意味の言葉を探すことで、誤解のないようにコミュニケーションをとることができています。
ところが語彙力のない人は、まずは自分の気持ちを伝えることで必死。
相手にどのように伝わっているかは二の次です。
でも、どんなに語彙力のない人だって、相手に誤解を耐えたいわけではありませんよね。