気遣いしすぎることで、暗黙の内に相手にも意図せず気遣いを強要してしまうこともあるので、注意しなければなりません。
3. 相手にとって都合の良い人になってしまう
気遣いの上手い人は自己犠牲を厭わず、相手の状況・立場に合わせて動いてしまうので、善意として受け取れる一方、善意を利用して都合よく使ってしまおうという人も中には出てきます。
『都合のいい女』という言葉も耳にすることがありますが、これは、自分に都合よく尽くしてしまう女性に対して差している男性目線の言葉です。
あまり聞こえはよくありませんが、実際問題、そういう人がいるというのも事実です。
もちろん、気遣いの上手さというのは人間社会で生きていくために必要なスキルだと思いますし、大切なことだとは思うのです。
ですが度を過ぎると、そのことに付け入れられ、都合良く使われてしまうこともあるので気をつけましょう。
利用されやすい
気遣い上手な人は、大抵の場合はそこまで相手に見返りを求めることはありません。
しかしだからこそ、ずる賢い相手からは都合よく利用されてしまうことが多いのです。
ジュースやタバコ代などをちょこちょこ貸して、それが返ってこなかったり、待ち合わせで毎回のように相手が遅刻してきて、まったく悪びれることがなかったりと、『あいつは許してくれるから適当でいいや』と都合よく利用されてしまうことも少なくないでしょう。
4. 人に騙されやすい
時に犠牲をも厭わず、相手のために行動できる気遣いのできる人は、ある意味お人好しという見方もできます。
気遣いばかりしてしまうと、そのことが裏目に出てしまい悪い人に騙されてしまうという不幸に見舞われることもあるでしょう。
もちろん、それでも気遣いのできる人は、人間不信になることなく、人との縁を大切に気遣いし続けていくのだと思います。
ですが、世の中そんなに良い人ばかりではありませんし、騙されやすい気質の人とわかると、その人をターゲットに騙し続ける人も増えてきます。
気遣いしすぎる行動には注意も必要と心得ましょう。