皮肉屋というと、漫画の登場人物に出てきそうなタイプですね。
相手の事を馬鹿にしているように言うので、皮肉屋は嫌われる事が多いです。
ただし皮肉は相手の悪口をモロにいうので、かなりグサッときます。
もしかしたら素直に言っているだけのつもりなので微妙なラインですけどね。
皮肉とは何か?
もしかしたらあなた自身が皮肉屋か、その反対に皮肉を言われている方なのかもしれません。
皮肉を言う人の特徴や皮肉屋の対処方法などについて詳しく解説していきましょう。
「皮肉」ってどんな時に使うの?
皮肉とは相手を非難する時に使用する時に使うものです。
嫌な言い方をすればいちゃもんをつけるようなものですね。
ただし嫌がらせや悪口とは異なり、状況によっては正当なものにもなります。
皮肉は相手の嫌な所を突くと言うよりも、的を得た発言が多いので賛同する人もいますよ。
嫌味を言う人間に対して、皮肉を言う人がいたらスカッとしませんか?
言っておきますが、嫌味と皮肉は結構違いますからね。
例として私が実際言われた皮肉をご紹介しましょう。
私は字がとても下手です。
過去洋菓子店で務めていた時、ケーキのプレートにチョコペンで誕生日おめでとうの文字を書いていました。
字があまりにも下手くそだったので、他のメンバーから象形文字のようだと言われてしまったのです。
その時に同じスタッフのメンバーから、あなたはこの時代の人間じゃなければよかったのにとボロカス言われた事があります。
褒めているようであからさまにけなしているのが皮肉だと思って下さい。
「皮肉」の意味
皮肉とは相手の欠点や弱点をストレートには言わず、非難する事を指します。
言葉の意味のみを取ると、皮と肉から転じて体の表面を表しており、別の言い方をすると上辺っ面という言い方も出来るのです。
昔は上辺っ面という意味で言われていましたが、現在は皮肉は非難する意味で使われています。
皮肉は言われると腹が立ちますが、鈍い人には嫌味が通じないので微妙な部分です。
言葉をよく聞いていないと裏ってわからないものなんですよ。
そのため言葉の裏を読み取れないお馬鹿さんや、鈍い人には皮肉が通じない事もあります。
「皮肉」と「嫌味」の違い
皮肉と嫌味は同じようなものと思っている人も多いかもしれませんが、大きな違いがあります。
まずは嫌味からみていきましょう。
嫌味の場合は相手は悪気があっていっていえる訳ではないのです。
しかしそれゆえに相手がいやだと思っている事を言っているので、他者から嫌われる傾向があると思って下さい。
嫌味な人の性格は他者の人からよく見られたいという心理を持っていますが、質の悪い事に相手の評判を落とすというやり方をしてきます。
無自覚ではあるものの、単純に人の嫌がる事をしてくるので人から好かれる要素はありません。
皮肉の場合は、他者に対して嫌味な人同様きつい事はいうのですが、ただ単に嫌味ではなく的を得た発言をしているので、他の人から共感を得やすいのです。
要するに言い方がキツイけど、嫌味な人と違って相手に嫌がらせしている訳ではなく、意図的に真意を読み取らせようとしていますね。
皮肉は嫌味と違って悪いものではありません。
「皮肉」の言い方
皮肉には色んな言い方があります。
主に皮肉を言う人間の事を皮肉屋と呼ぶ事を聞いた事はないでしょうか?
皮肉屋というのはそのままの意味で、皮肉を言う人を指します。
あまり使う事はないのですが、皮肉しか言わない人の事を皮肉屋とは言うかもしれませんね。
後は現代風に、皮肉るや皮肉ってんなーとかいう人は結構います。
どちらかと言えばまだ後者の方が多いかもしれません。
皮肉屋とまでいくと若干悪口にちかいものになりますが、皮肉るという程度なら軽いです。
使い方は同じですが、やや差はありますよ。
「皮肉」の類義語
皮肉の類義語として、当てつけや当てこすりなども使われます。
当てつけや当てこすりの意味は、相手に対して皮肉のような避難ではなくモロに悪口を言う事です。
あまり当てこすりという言葉は使用しませんが、当てつけというのは聞いた事があるのではないでしょうか?
当てつけは嫌がらせに近いものですね。
皮肉は言葉で攻めてくるものですが、当てつけは態度ならまだしも行動に表して来る事があります。
類義語ではありますが、こうしてみると当てこすりや当てつけの方が人としては最低な行動をしていると言っても良いでしょう。
その他にも揚げ足取りや、現代風に言えば毒舌などもありますよ!
揚げ足取りや毒舌も、意味合い的には皮肉に近いですね。
まず揚げ足取り取りというのは、相手の言葉をとらえてそこから皮肉を言う事です。
結構厄介なのが揚げ足取りでしょう。
自分の言葉を倍返しで上乗せしてくるので質が悪いです。
ただし揚げ足取りが出来る人間は、頭の回転がとても早く相手の言葉を言いくるめられるほど口の立つ人間でないと出来ません。
若い人でよく聞く毒舌ですが、こちらは言い方がキツイ皮肉だと思って下さい。
一切オブラートに包んではいないので、皮肉よりも直接的な表現が多いです。
芸能人で言えばお笑い芸人の有吉弘行さんや、司会者のマツコ・デラックスさんなどですね。
毒舌家は言い方はキツいのですが、歯に衣着せぬ発言をする人物は結構共感されます。
皮肉屋よりも毒舌家を目指している人が多いのはご存知でしょうか?
サバサバ言っているのがカッコいいから自分も共感を得たいと考えているようですが、相手の共感を得ないと単純に悪口を言っているようにしか聞こえないのでまた難しいのですよ。
「皮肉」の基本的な使い方
皮肉という言葉は結構ニュースなどに使われる事が多いですよ。
例えばジョジョの奇妙な冒険という漫画が実写化映画されましたが、日本ではキャストが悲惨すぎるのとチープだという事で酷評されました。
しかし海外では皮肉にもとても人気があったそうです。
上記の意味としては日本では残念な結果におわりましたが、海外の映画祭ではスタンディングオベーションが起こるほど高評価だった事もあり、予想とは違う結果になったという事を表しています。
何故こんな事があるのかというと、海外と日本の価値観は大きく違うからです。
昔韓流ブームがあった時、冬のソナタでスターダムにのし上がったヨン様こと、ペ・ヨンジュンさんも実はそうだったと言われていた事はご存知でしょうか?
韓国ではそこまでだったそうですが、日本ではおばさま達に受けて女性ファンを一気に獲得しました。
皮肉というのは状況によって、ジャイアントキリングのような意味でも使われる事があります。
皮肉だけど今日の自分はあなたより冴えてる。
このセリフめちゃめちゃ格好良くないですか?
これはどういう意味かと申しますと、普段自分に皮肉を言っている人間から反論する際のセリフですね!
普段自分に皮肉を言っている人間に対して、ドヤ顔もしくはムカつく顔で言うと効果が高いと思って下さい。
あなたよりという対象物を明確にしているので、あなたには負けないという事を示してします。
ただしこのセリフは何かに覚醒したかにもよりますので、よほど自分に自信がないと言えません。
私もこれに近いセリフを言った事がありますが、セリフに皮肉として入れる事によってムカつき具合がアップします。
余裕があればあなたより冴えているという部分で、自分の頭を人差し指で指すと更にムカつき度はアップするでしょう。
上司に皮肉を言われて頭にきた。
現実的にはこれが一番多いかもしれませんね。
同僚よりも誰よりも、上司に皮肉を言われる事って多いんですよ。
正直一番皮肉を言ってムカついているのは、上司かもしれません。
上司ほどネチネチ言ってくるものなんですよ。
プライドが高く、部下に当てこすりをしている無能な上司っているものです。
皮肉とはあまり逆らえない立場の人間に対して言う人が多いでしょう。
あからさまな嫌味を言っているので、本人もチキって遠回しに嫌味を言っているのです。
上司に皮肉を言われると頭に来ますよね。
これはどちらかと言うと女性よりも男性の方が圧倒的に勝っているでしょう。
男性の方がネチネチ言ってくる人いるんですよ。
部下に対してネチネチ言ってくるような上司は、本当に最低です。
「皮肉」を言う人ってどんな人?皮肉を言う人の心理
皮肉を言う人間はどんな人かと言うと、一番分かりやすいのはアニメ銀魂の主人公坂田銀時こと銀さんがイメージしやすいでしょう。
銀魂は基本的に人をディスっているようなアニメです。
漫画の登場人物だけではなく、芸能人などの時期ネタがとても多くPTAなどに対してもかなり喧嘩を売っているような漫画なので、見ている分には面白いですね。
皮肉は人の心にグサッとささるような言葉が多いと思って下さい。
そういう点では銀魂はある意味良い教材ですよ。
嫌いだから嫌がらせしたい
はっきり言いましょう。
皮肉屋は嫌いだから嫌がらせしたいと思っている人もいれば、相手に対して忠告したいと思っている事もあります。
ただし嫌だから直接相手に伝えるのはあまり良いことではないです。
今度はあなた自身が他の人から悪い目で向けられますからね。
私も結構相手に皮肉を言う人間なのですが、他者に向けて皮肉を言う際は相手がぐさっとくるような言い方をします。
わざわざ相手に喧嘩を売るような真似をしても、こちらは得をする事は一切ないので、表立って喧嘩売るよりも皮肉を1つでも言う方が良い場合もありますよ!
嫌いだから嫌がらせしたいという言い方は、悪いように聞こえるかもしれません。
しかし皮肉な人全員が、良い人に対して嫌がらせをしたいわけではないのです。
他者の欠点について遠回しに突っ込んでいる状態だと思っておいて下さい。
こういう部分が嫌だから嫌がらせしてやろうという気持ちは、なきにしもあらずですね。
他者になにか嫌がらせされた場合、何も言えずただ黙っている人が多いのではないでしょう。
何も言えないなんてアホらしくありませんか?
私自身黙っているタイプではないので、最低限相手がやや微妙に思う事を言っています。
自分で皮肉を言ってることに気づいていない
皮肉屋は自分で皮肉を言っている事には気がついていません。
相手が嫌だからわからない程度に攻撃してやろうと思っているのです。
嫌な言い方をすれば、物凄く質が悪いですね。
普段皮肉を言っている人間は、自分自身で皮肉を言っている事に気がついてないですよ。
自分としては相手に忠告をしているに過ぎません。
他の人から一言多いと思われがちかもしれませんが、視点が違うという見方も出来ます。
別に嫌がらせで言っている訳ではなく、祝福できる所は祝福しようと思っていますからね。
ただ相手があまりにも調子に乗っていて鬱陶しいか、周りが見えていないから気をつけた方が良いという忠告をしているに過ぎないケースもあります。
私も皮肉を言う事が多いですが、相手に対して見下したいなどの気持ちは持っていません。
全員公平に見ています。
良くも悪くもストレートに相手に言うようにしているので、皮肉に聞こえるかもしれませんね。
もしくは単純に言い方や言葉の選び方が下手くそなだけかもしれませんよ。
言葉が足りない人は結構いるものです。
相手の気持ちになって考えたことがない
皮肉屋は相手の気持ちになって考えた事がない人と、相手の気持ちになって多少なり考えている人もいます。
正直に言うと後者の方が質が悪いかもしれませんけどね。
はっきり言いますが、相手の気持ちになって考えている人間なんてどのくらいいるのでしょうか?
人間は自分の気持ちや自分一番で生きている生き物です。
相手の気持ちになって考えるというには、よほど相手と親しくないか気が利く人でないと無理でしょう。
エスパーじゃないんだし、人の考えや気持ちを読み取ることなんで出来ませんよね。
私自身自分が色んな体験をしたからこそ、相手の気持ちをある程度理解出来るに過ぎません。
しかしその気持ち自体、本当にあっているかわからないものです。
相手の気持ちになって考えろというセリフを言うのは、大半女性が多いですよ。
理解して、察してという人が多いのですが、これを言われるの凄くうっとうしいです。
言いたいことがあるならはっきり言ってよ!と思います。
相手の気持ちになって考えた事がないといよりも、相手の気持ちを考慮して違うかったらそれもそれなきがしませんか?
自分の気持ちを理解してほしければ、察してとは言わずちゃんと言葉にしてもらいたいものです。
実は私の旦那が皮肉屋なのですが、言い方はかなりきついですが的を得ている発言をしているため、何も言い返せません。
この前関西での地震があった時、親友が電車に乗っていた時に大きく揺れて死ぬかと思ったそうです。
安否確認のために連絡をしたのですが、その時親友は怖かったらしくないていました。
それを旦那に言うと大爆笑したのです。
何でもいい年こいたオバサンが怖くてなくとかありえない、何で泣くの?、もっとやることあるはずだという風に言いました。
さすがに人の不幸を笑うな!と怒りましたが、旦那からは親友の立場が40~50代のおっさんだったとしてごらん、同情できる?と言われた時言葉をつまらせましたね。
みなさんもイメージしてみて下さい。
大のおっさんが地震が怖かったからチキって泣いている姿を想像すると、凄い情けない話でしょう。
実際は30代の女性ですが、客観的にみれば泣くほどではないのかもしれません。
言い方はきついかもしれませんが、皮肉屋の言っている事は正しいです。
自分に自信がある
ある程度は自分に自信がある人が多いと思って下さい。
皮肉は相手に対して遠回しに嫌味を言うのと同時に、的を得た発言をしている事が多いです。
自分に自信がないと単純に嫌味でしかありませんからね。
別に皮肉な人間は相手に対して、見下したい訳ではないのです。
相手に対して忠告をしている事もあるので、自分に自信や相手に突っ込む際確証を持った発言をしないと、相手から反論される可能性があります。
相手からいつでも反論されても良いように、自分に自信を持っているのです。
中には間違った考え方のまま突っ込んでくる人もいますからね。
そういう人間にほど間違いをただしてやりたくなると、皮肉な人間は思うようです。
ほとんどの皮肉な人間は口八丁だけではなく、頭のいい人間もいるのが厄介とも言えます。
相手を見下して馬鹿にしてる
皮肉な人間は相手を見下しており、バカにしている傾向が強いです。
人間は基本的に傲慢な生き物ではありますが、皮肉な人間はさらに傲慢ですね。
基本的に自分に自信があり、頭が良い人物に皮肉を言う人間は多いかもしれません。
正直に言うと皮肉を言われている人は、大した事ない人物と言っても良いでしょう。
別に嫌がらせで馬鹿にしている訳ではなく、現実的に見れていない事を忠告しているのです。
皮肉を言う人物の大半は現実的で、理論的な思考の人間が多く、夢見がちな要素とは皆無となります。
実際私に皮肉を言ってきた人物は、仕事の出来る人間ばかりでした。
いじられキャラでもあるのですが、皮肉を言う人間はかなり容赦がありません。
本当に相手を見下して馬鹿にしてはいますが、何故そのくらいの事が出来ないか?と皮肉な人間は思っているというのも事実ですね。
変な言い方になりますが、皮肉な人は相手を馬鹿にしているというよりも、自分を基準に見ているのかもしれません。
スペックが高い人材ばかりなので、自分より劣っている人間を見ると頑張れと応援したくなるのだと思います。
言い方は確かにきつく馬鹿にされている感は半端ないですが、残念ながらよくよくきいていると言ってる事は正しいです。
本当に皮肉を言う人間が悪いとは言えないんですよね。
皮肉を言ってくる人に対する対処法
皮肉を言って来るに人間に対しての対処方法はそんなに難しいものではありません。
無視して受け流したり、距離を置くことも覚えましょう。
残念ですが皮肉屋の相手には自分から気がついてほしいと思っても自覚が無いものです。
そもそも持っている人自体少ないのではないかなと思いますよ。
他者からあなたは皮肉が過ぎると言われて、初めて気が付きますからね。
皮肉屋も馬鹿ではないので、あなた自身が嫌だと言う態度を見せたら態度を改めるでしょう。
ただし絶対にやってはいけないのが、相手に改善を求めないで下さい。
皮肉を言っている人物が悪い訳ではありません。
ちなみに皮肉を言う人間の心理ですが、男女で大きく変化します。
男性の場合は相手に強い嫌悪感を持っているのですが、女性の場合は完璧主義で相手を認めないと言われているのです。
分かりにくいかもしれませんが、男性は競争心の強く女性はエゴイストだと思って下さい。
元々男性というのは本能的に優位に立ちたがる本能を持っています。
その本能が強いがゆえに、自分を蹴落とされたくないと思っているのです。
出来る人間であればあるほど、そういう傾向は強いのですよ。
反対に女性は感情的でその場の状況によって、雰囲気や性格が変化します。
男性とは異なり優位に立ちたいと思っている本能はありませんが、自分は出来てもいないくせに人にばかり求めようとする最低な人間が多いのです。
正直に言うと女性の皮肉屋は、最低のゴミクズ以下の人間が多いでしょう。
自分さえ良ければよいという考え方の人間ばかりなので、男女ではその差があると認識しておいて下さいね。
無視して受け流す
相手が皮肉を言ってきた際は、無視しましょう。
正確には無視というかスルーですね。
さすがに無視するのは感じが悪いので、適当に相槌を打って聞き流しましょう。
皮肉を言う人間の言っている事は的を得ているとは言いましたが、全部が全部そうかと言われたら微妙な部分もあります。
さすがにもう耐えられないと感じたら、あえてスルーする事も必要です。
全部相手にしていたら自分がしんどくなりますし、無視して受け流すスキルを身に付けた方が良いでしょう。
もしくはわざと皮肉を言われている事がわからないように振る舞うのも1つの手ですよ。
皮肉に気が付く人間って勘の良い人や、悪口に敏感な人が多いのです。
反対に皮肉に気が付かない人間は、頭の回転の鈍い人や言葉の意味を理解していない人ですが、それともう1人気にしない人間だと思って下さい。
人の話を適当に聞いている人間や、あまり気にしない人間は皮肉を言われても気にする事がありません。
私も皮肉を言われる事が多いのですが、正直そんなに気にしていないです。
勝手に言っておけ程度にしか思っていないので、相手がどういうつもりで言っているのかとか気にする人が多いようですが気にしてしまうと負けですよ。
相手に突っ込まれない限り、適当に軽く流しましょう。
一旦距離を置く
もし耐えられない場合は、相手から1回距離をおいて下さい。
距離をおいた方がフラットな気持ちになりますし、嫌な気もしないでしょう。
ただし距離を置くと言っても恋人ではないので、しばらくの期間会えないという訳ではなりません。
部署が違ったり変わったりする事が出来るのであればよいですが、現実的には中々そうもいきませんよね?
本当に嫌だなと思ったら、上司に相談してみましょう。
相談しないことには何も始まりませんし、溜め込んでいると余計しんどくなってしまうので無理は禁物ですよ!
あなたに皮肉を言うという事は嫉妬しているという見方を取れます。
嫉妬は迷惑なものですが、あなたの事を評価していると思っておくと楽でしょう。
改善することを相手に求めないこと
基本的に人間という生き物は、自分が正しいと思っている生き物です。
特に皮肉を言う人間は自分に自信があるため、相手に改善を求めても無意味だと悟りましょう。
皮肉を言うなというのは、当人には自覚がないので言っても無駄なのです。
自分のしている行動が自分ではわからない事と同じですね。
改善してほしいと思うのであれば、あなた自身は本当に出来ているの?と反対に聞かれたら結構痛いですので触らぬ神に祟りなしだと思って下さい。
いやだとはっきり伝える
あまりにムカついたら、嫌だとはっきり伝えても良いでしょう。
別に嫌だとはっきり伝える事は、相手に改善をしろと言っている訳ではありません。
迷惑である事を言っているので、言っても問題はないです。
むしろあまりにもひどいようであれば、本当にはっきり言っても良いと思います。
人は他者から言われない限り、自分の愚かさに気が付く事は出来ません。
言われてからでは遅いかもしれませんが、相手の事や自分の事を思うのであれば、素直に伝えましょう。
皮肉で返す
性格的な問題かもしれませんが、やられたらやり返す倍返しだの精神というのは持っておいても損はないでしょう。
ただただやられっぱなしなんて面白くありませんよね?
皮肉で返す場合、どのようにすればよいかということですが、相手の神経を逆撫でしないように上手くいうのがポイントになります。
相手の神経を逆撫でさせるのは皮肉ですが、ただし露骨にわかりやすいものだと嫌味にしかなりませんので注意して下さい。
皮肉を言われた時は言い返してやろうと思うかもしれませんが、どうせなら相手の一番言われて痛い所をえぐるのが重要な点だと思って下さい。
私の事例をご紹介致しましょう。
先日私が働いているバイト先に、年配者の女性がお客さんとして来店されました。
そのお客さんは接客中ずっちブチブチ何かを言っていたりしたのですが、気にしないように接客をしていたのです。
そのお客さんにドリンクを出した際、「前の人はグラスじゃなくてプラスチックの容器だったのに何で?私もそれが良かった」とごねてきました。
ドリンクのサイズの違いによってグラスでは提供できないものがあると説明ははしましたが、最初に言ってくれればよかったのになど難癖をつけ始めたのには困りましたね。
相手に失礼にならない程度で、「基本的にプラスチックの容器は持ち帰りのみやサイズによってさせてもらっている、事前に何もおっしゃられない場合はグラスのみでさせて頂いておりますのでご了承ください」と、満面の営業スマイルで対応し、次のお客さんを対応しました。
普通の対応に聞こえるかもしれませんが、有無を言わせないように相手の言葉を挟む前に、次のお客さんに対応したというのがミソになります。
価値観の違いかもしれませんが、後出しじゃんけんのような事をする人間はいるものです。
正直な話、一々気にしてても仕方ないんですよ。
もちろん適当に接している訳ではありませんが、世の中は自分の都合の良いように回っている訳ではありませんのでそこを分からせてさしあげるのも良いでしょう。
皮肉を言われても気にするだけ無駄
皮肉なんて別に気にしなくても問題ありません。
むしろ他者から自分を肯定されるとは限りませんし、みんながみんな自分の意見に賛同出来るとは端っから思わない方が良いでしょう。
自分の意見に賛同しない人間はいるものですし、それに対処できるようになれば強くなります。
人間は良い人ばかりではないです。
自分とは逆の意見を言う人もいますし、良い意見をくれる場合もあります。
私は子供の頃から姉や他の人達から散々キツイ事を言われて育ちました。
そのため多少の皮肉程度では動じる事がありませんね。
別に全てを受け流している訳ではなく、役に立ちそうな忠告は聞くようにしています。
皮肉全部が悪い事ではなく、的を得ている場合もあるからです。
人間という生き物は環境によっては適応できない場面もあります。
生ぬるい環境にいると皮肉を言われたくらいで凹んでしまう人も少なくないでしょう。
しかし大半の人は皮肉を言われて気にしてしまうんですよね。
皮肉を言われて気にしてしまう人は、プライドが高い人間だという自覚を持っていおいた法外良いかもしれません。
自分を悪く言われると腹が立つ人もいますが、そもそも自分はそんなに凄い人間なのか?という疑問を持った方が良いですよ。
そうしない限り、皮肉を言われて一々腹を立ててしまいます。
こういうのは場数を踏まない限り慣れるものではありません。
いっその事、皮肉を言われたら何か言っている程度で思っておきましょう。
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