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「お大事になさってください」とはど...(続き2)

誰だって病気をしたら心配になりますよね。

大丈夫ですかとずっと気遣う人はいますが、相手の気が休まらないので困ってしまいます。

そういう時こそこの言葉をかけてみて下さいませ。

他にも言い方は色々ありますが、何故「お大事になさって下さい」がベストなのか、それを踏まえてお伝えしていきましょう。

「お大事になさって下さい」が相手の体調を気遣う時にベストな意味がちゃんとあるのです。

お身体を大切にしてください


お身体を大切にして下さいというのは、全身の事を指します。

こちらは主に身体と精神的な意味合いが含まれているため、どちらでも使う事が出来ます。

病気は肉体的な問題とは限りませんよね。

相手の体調が精神的なものから来ている可能性も考えられます。

細かい事ではありますが、漢字は必ず「身体」の方を使用して下さい。

何故かと申しますと、体にしてしまうと意味合いが大きく変わってしまうのです。

体は頭から足の爪先までを含んだ肉体全体の事を指します。

身体は上記の体だけではなく、精神的な意味合いも含むのです。

従って体という漢字にしてしまうと、精神的な病気の部分は含まれませんので、相手の病状によっては大きな勘違いをしていると思われてしまうでしょう。

ただそこまで細かい違いを知っている人はいないため、別にお体やお身体として頂いても支障はありませんよ。

使い方さえ間違えなければそこまで何にも言われないです。

身体的な場合であればともかく、精神的な病状の場合はあまり言いたがらない人の方が多いでしょうしね。

それ故お体として言っても問題ないという部分はそこなのです。

当人がカミングアウトをちゃんとしているかどうかなのですが、肉体的不良や精神的不良のどちらの意味でも取れるように「お身体を大切にして下さい」という言い方をなさっていた方が無難かもしれません。

ただこの言葉は相手側からすれば、気を使っていると思ってくれるので大丈夫ですよ。

安静にしてください

一見すると安静にして下さいという言い方は、人によってあまり良い言い方には聞こえないようです。

「~して下さい」というのは断定の言い方でもあるので、相手側からすれば上から目線だなと思うかもしれません。

要は大人しく寝て下さいという事を言っているのですからね。

実際安静にして下さいと言われて、寝れる人は少ないと思って下さい。

特に上司の立場や既婚者の場合は子供さんがいるので、気軽に安静にする事が出来ないのです。

一度私も上司にこの言葉をかけた事があるのですが、めちゃくちゃ渋い顔をされた事がありました。

言ってもらってありがたいけど、こっちの状況を読んで言っている?という感じでした。

実際役職のある人間は気軽に安静出来ない事が多いです。

別に悪気があって言ってる訳ではないのですが、人によっては良い印象には捉えられないので注意して下さい。

早く良くなってください

こちらは安静にして下さいよりも、よくはないでしょうね。

早く良くなって下さいという言い方は正直無茶振りをしていると思われます。

誰だって病気の時は早く治したいと思っているものです。

言っている当人からすれば嫌味では無いのでしょうが、相手側には軽くプレッシャーを与えている状態と言っても過言ではありません。

正直この言葉を言う人間はかなり空気が読めない人間と言っても良いでしょうね。

自分からすれば心配ではあるものの、休まれたら仕事が他の人間にしわ寄せが来ると思われている状態なので良い気はしないでしょう。

私も過去に他の人から言われた事があるのですが、やっぱりちょっと焦りました。

普段は特に思うわけではないのですが、体調が悪い時は神経が尖っているような状態なのでこの言葉を言われると何か嬉しくないんですよ。