断定の言い方になるので、もしこの言い方をしているようであれば、相手からはキツイ言い方をする人間だと思われているでしょう。
「お大事になさって下さい」という言い方は、丁寧な言葉になります。
ビジネスでも使用は出来ますが、別におかたいような印象ではありませんよね。
しんどい時ほど堅苦しい挨拶をされると余計にしんどくなってしまうので、このくらいが一番だと思ってくださいませ。
相手が体調を悪くしたときに使う
相手が体調を悪くした時に使用する言葉ですが、例えば相手のご家族さんが体調を崩している場合でも使用可能です。
目上の人の場合、当人でなくご家族さんが体調を崩される事もよくあることなんですよ。
特に既婚している方だと小さいお子さんがいる場合は、体調を崩しやすいシーズンによく倒れますからね。
こういうケースが一番ややこしいので難しいという人も少なくありません。
こういう場合の声かけは、「お大事になさって下さい。あなたも体には気をつけて無理をなさらないでくださいね。」と声をかけるのが適切でしょう。
大体身内の誰かが風邪をひいている時って、当人も後々体調を崩してしまう恐れがあるものなんです。
看病するあまり、自分自身風邪が移っていない事を気づいていない人もいます。
正直心配半分、休まないで下さいねという意図も多少込めてはいますね。
休んだら第三者にしわ寄せが来るのは必然です。
特にそういう人ほど普段からの生活がちゃんとしていない人も多いので、それを少し見直した方が良いという意味も込めております。
相手が体調を悪くした場合は、自分の健康も気をつけてというメッセージなので、第三者からこの言葉をかけられたら気をつけるという人もいるくらいですよ!
相手を気遣う意味が含まれるので好印象
相手を気遣い、労るような意味が含まれるので、「お大事になさって下さい」を言われて嫌な顔をするような人はまずいないでしょう。
気遣いされると困るという人はいないですよね。
ただしんどい時ほど早く治さなきゃ、みんなに迷惑をかけてしまったという罪悪感にかられてしまう人は少なくありません。
普通の状態とは違い体調が悪い時は、かなり神経が尖っている状態だとみて下さい。
しんどい時ってあんまり声をかけられたくないですよね?
変に気を遣わせるもの嫌ですし、体調が悪い事を悟られたくないとも思っています。
一言だけで済むので、相手もそこまで嫌な印象は残らないでしょう。
こういうシンプルな気遣いは、回復後に気にかけてくれてありがとうと言われる事もあるんですよ。
相手からしてみても好印象を持ってもらえること間違いありません。
いい印象を残したいと思うのであれば、しんどい時に変に心配性にならず、最低限の気遣いのみで結構です。
快方してからは使わない
快方してからは使う言葉ではないですね。
ちなみに快方とは、病状が良くなっている状態の事を指します。
もう体調は良くなったのに、お大事になさって下さいと言われても変なのとしか言いようがないでしょう?
体は良くなったのにお大事にしてと言われるなんて、よっぽど心配性な人だという印象を持たれるかもしれません。
別に悪い事ではないかもしれませんが、どちらかというとそこまで病弱に見られているのかもしれないと考えてしまうかもしれませんね。
使う時は体調が悪い時のみにして下さい。
ただ強いて使うのであれば、まだ全快していない状態であれば使う事もありますよ。
たまに治ったけど無理してまた風邪がぶり返してしまう人もいるものです。
咳とか鼻水とか出ている人であれば、使っても良いでしょう。
治りかけが一番重要な部分ですからね。
快方してから声をかける場合は、「元気そうになられて何よりです」と伝える事で更に印象はアップします。