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「お大事になさってください」とはど...(続き5)

挨拶文章はメールでも会話でも問題はありません。

今や当たり前のようにメールが使われている時代です。

もちろん会話の方が誠実味にあふれているのかもしれませんが、目上の人間となると中々声をかけづらいものですよね。

特にしんどそうにしていると尚更声をかけづらくなってしまいます。

体調がそこまで悪くない場合は良いのですが、実際深刻なまでに病状が悪化している事もあるので、そういう場合は声をかけない方が良いでしょう。

頭痛がしていたり、熱や喉痛や鼻水など体調不良が起こっている状態であれば、正直誰かの相手をするのは非常にしんどいです。

そういう時ほどメールの方が喜ばれるでしょう。

メールであれば急いで返事を返す必要もありませんし、お見舞いメールが出来る人間は気遣いが出来る人間だと思ってもらえますよ。

特に相手が入院している時であれば効果は大きいです!

体調が弱っている時に気遣いのメールをくれたりしたら、凄く嬉しいと思いませんか?

それは部下でも上司でも関係ありません。

体調が悪い時にその様なメールをくれたら、気遣いが出来るだけではなく思いやりのある人物であり、仕事が出来ると認識されると思って下さい。

上司が体調を崩している時ほど、好印象を持ってもらうチャンスですね。

ただしあくまでも相手の心配が第一なので、打算的な考えはほどほどにしておきましょう。

ちなみに体調が悪いだけではなく、自然災害などを受けた方にも使用する事が出来ます。

この前起こった西日本台風で、各方面から心配してくれて連絡がありました。

その時に気遣いのメールをもらったのですが、凄く嬉しかったです。

会話の方が相手の顔を見れて喋れるので確かに印象は良いですね。

しかし体調が悪い時や会いに行くことが容易ではない人物の場合は、メールで相手に気遣うしかないです。

メールは相手の顔が見れないため、冷たい文章と思われてしまう事もありますが、そういう時ほど丁寧かつ気遣いのメールを送ると良い印象を持ってもらうことが出来るでしょう。

「お大事になさってください」の例

お大事になさってくださいの例はいくつかあります。

いつ、どこで、どんな使い方をするのか見てみましょう。

この言葉は相手の体調が悪い時に使用するものなので、そんなに使用頻度が高いものではありません。

使う頻度が高くないものだからこそ、間違わないようにしないといけませんよ。

シチュエーション別にチェックしてみよう

「お大事になさって下さい」は体調が悪い時に使用するものとお伝えはしてきましたが、その体調の悪い時とはどんなものをさすでしょうか?

大まかに言うと入院時、病気、怪我、手術、精神的な体調不良などが考えられます。

病気や体調不良はよくあるケースなのでまだ使いやすいとは思いますが、入院や手術は非常に珍しいケースですよね。

使い方は難しくありませんが、どんな時に使用するかチェックしてみて下さい。

「手術大変だったとお聞きました。大変な手術の後なので日常生活を取り戻すのは難しいと思います。ご無理をなさらずお大事になさって下さい」

先日私の母が脳の手術をしたのですが、その後職場の人から来たメール内容がこのような文章だったそうです。

どんな手術でも簡単ではなく、日常生活に戻るのはとても大変な人もいます。

時間経過で治る場合もありますが、手術内容によっては日常を取り戻せない人もいるのです。

そういう人に対して、一日も早い回復をお祈りしていますという意味で使用されています。

手術後は体力が戻っていない人もいますし、メールを打つことが用意でない人もいると思って下さい。

特に手術直後の場合は麻酔の影響もあり、意識がうつろになっているため、すぐにメールを打てるような状態ではありません。

手術直後に送る、夜中にメールを送るなどは常識外なので空気を読んでください。

小部屋ならともかく、大体は大部屋なので他の人のも迷惑がかかりますよ!

さすがによほど親しくないと会いに行くことは難しいでしょうが、手術後で何日か経過したらメールを送ってみましょう。