自分と思っていたものとは大きく違うという意味でも使用されます。
当人にとって何が意外なのかはわかりにくいものがあるかもです。
天変地異やニュースに載りそうな出来事であれば、本当に意外どころかおったまげるほどのものなので誰もがとんでもない事だとは言いそうですね。
大変なことだ
意外なことだと大変な事だというのはかなり似てはいますが、大変なことだの方が状況は悪いですね。
基本的に大変だという事はいい意味で使用される事はありません。
言い換えるのであれば余程の出来事や、やばすぎる事等を意味しているからです。
例えば大きな失敗をやらかしてしまったり、台風などの影響によって大変な被害を各方面受けた時などに使用します。
この言い方をするのはほとんどニュースや報道番組でよく使用されますね。
とんでもないというのは大変なことだけでなく、否定的な意味や意味合いも含んでいますからね。
もってのほか
現代であまり使用している人はあんまり聞いた事ないです。
もってのほかという言葉はこちらも意外だという意味を含んだ言葉になります。
結構類似な意味が何件か含まれていますが、もってのほかというのはけしからぬという意味も含めていると思って下さい。
けしからぬという言葉の意味は、道理に外れている状態で全然良くないというものです。
要するに相手を非難している状態になりますよ。
この言葉は人に対して注意したり叱りつけるようなものなので、いい意味ではないですね。
言うなればおじいちゃんが孫に注意するようなもの良いかもしれません。
現代の上司で使う人はいません。
強いて年配者であるかどうかにもよります。
滅相もない
今時滅相もないという言葉を使用する人なんて滅多にいないでしょうね。
私は現在30代ですが、滅相もないという言葉を人生の中で聞いた事はありません。
滅相もないという言葉は、相手の言葉を否定する言葉だと思って下さい。
あまり知られてはいないのですが、この滅相もないという言葉はかなり腹黒い言葉かもしれませんね。
実は自分の立場関係なく相手よりもへりくだっているように見えますが、やんわりと否定しているような言い方なんですよ。
謙虚さを装いつつ、否定したい場合はこういう意味でのとんでもないを使用するのが良いかもしれません。
何となくやり返した感がは出ると思いますし、さり気なく断るには一番ですよ。
時にははっきり言うよりも、相手が分かりにくい程度で断る方が良い場合もあります。
面と向かって言いにくい目上の相手などに使うのが良いでしょう。
全くそうではない
この言葉は何がそうでないか理解しにくいようです。
全くそうではないというのは、相手の間違いをしてきている時に使用される言葉になります。
よく名探偵コナンや金田一少年などのようなサスペンスやミステリードラマに使われる事が多いですね。
犯人側が言う事があり、「私が犯人なんてとんでもないです!」などを言って全面的に否定していますよ。
強い否定を意味するものになりますので、よっぽど自分に自信がある時や、事件に無関係である事をアピールしたい時に使用する感じですね。
皆さんが思っている以上に、普通に否定するよりもかなり強い否定になりますのでキツイ事を言われていると思って下さい。
ビジネスで使うときは「滅相もない」が多い
ビジネスで使用する時は、私も滅相もないをよく使っていますね。
やんわりと否定しつつ、自分の要求を使えるようにする感じです。