だから、会話のネタは相手の思うまま。
相手が話したいことを話してくるので、愚痴も始まってしまうのです。
愚痴はいつも誰かの心の中にあって、聞いてくれる人がいてチャンスがあれば、話したいネタのひとつです。
愚痴を言うほうも“聞いてくれそうな人”を選んでいるし、“話せるチャンス”を見計らって話しています。
あなたが会話の主導権を握れば、相手は話しだすタイミングが難しくなります。
たとえ愚痴がはじまったとしても、会話の主導権はあなた。
聞いてあげられるなら聞けばいいし、聞くのがつらいなら話題を変えてしまいましょう。
3.席を立つ
愚痴を聞くのがつらい。
でも、話を聞き流したり、話題を変えたりするなんてハードルが高すぎる~!という人は、席を立つのが愚痴への対処法となります。
席を立てば、とりあえず話はいったん止まりますよね。
上手くいけば、席に戻るころには相手の興味も違う話題に切り替わっているかもしれません。
勘のいい人なら、「ちょっと愚痴ばかり話過ぎたかも」と気づいてくれる可能性もあります。
話の中断は、愚痴でいっぱいだった相手の頭の中も、冷静さを取り戻す良い機会になります。
愚痴を言いはじめるとヒートアップして、辞めるタイミングが分からなかったりするものですよね。
落ち着きを取り戻してもらうキッカケを与えてあげるのも、愚痴を言う人への優しさになるのではないでしょうか。
長くなる時は、リセットしよう
愚痴が長くなりそうなとき、長くなってきて聞くのがつらいなと感じたら、席を立って一旦会話をリセット!話が終わりそうにないときは、あなたもそのすきに対処法を考えましょう。
たとえば、席に戻ったら「今、面白い店員さんがいてね」と新しい話題にしたり、「そういえば今思い出したんだけど」と切り替えたり。
席に戻ったらあなたの話を始めると良いですよ。
そのまま話を続ければ、相手の頭の中も愚痴からあなたの話題へと切り替わるはずです。
愚痴を聞き流したり、聞きながら別の話題に切り替えたりするのは、確かにちょっと難しいテクニック。
でも、席を立ってリセットするのは、誰でもできる愚痴への対処法ですよね。
愚痴聞きがつらくなったら、席を立って会話をリセットしましょう!
4.相手がしてほしい返事をする
愚痴聞きの対処法としては、ちょっと上級テクニックになりますが…「相手がしてほしい返事をする」というのも対処法のひとつです。
相手がしてほしい返事をするということは、最も相手を満足させられる愚痴聞きをするということになります。
愚痴を話す人には「わかってほしい」という欲求がありますよね。
つまり、その欲求を早く満たしてあげることで、早く愚痴を終わらせるように仕向けるということです。
ただ、そのためには愚痴を真剣に聞かなければなりません。
真剣に聞いて相手の気持ちを理解し、相手が何を求めているのか察知する必要があります。
洞察力が求められるので、愚痴への対処法としてはちょっと難しいテクニックとなります。
早く話を終わらせよう
相手がしてほしい返事をすることが出来れば、お互い気持ちよく愚痴の話を終えることができますよね。
相手は聞いてもらったことに満足!あなたは相手の話を無理やり終わらせることがないので、罪悪感もありません。
あなたのイメージが悪くなることもなく、話も早く終わるのです。
それこそ、最高の愚痴聞きテクニックと言えるでしょう。
でも、テクニック的になってしまうと相手にもバレてしまいます。
話を早く終わらせるのが目的ではありますが、聞くときは真剣に話を聞くことが必要です。
相手が求めているものを分かってあげることこそ、この対処法を活かす唯一の方法となります。