共感する
相手がしてほしい返事をしてあげるには、とくに共感の気持ちが大切です。
相手が何に対して納得いかないのか、何が面白くないと感じているのか、何に怒っているのか…。
あなたも相手の気持ちになって、愚痴を言いたくなる気持ちを理解してあげましょう。
共感することが出来れば、相手も分かってもらえたことに満足するでしょう。
愚痴を聞くとき、最も必要とされるのは共感です。
愚痴を言う人は、アドバイスが欲しいのではなく、意見して欲しいのではなく、ただ共感して欲しいだけ。
下手にアドバイスすると反発されて話が長くなる可能性もあるので、話を早く終わらせたいなら共感に徹することです。
5.はっきり伝える
会うたびに毎回愚痴を聞かされる…となれば、愚痴聞きがつらくなるのも当然ですよね。
気分は沈むし、何より楽しくありません。
楽しくなければ、会うのだって億劫になってしまいます。
いつもいつも愚痴ばかりでつらいときは、はっきり伝えるのもひとつです。
相手は、愚痴を聞いてくれるあなたに甘えているんです。
いつも聞いてくれるからと、あなたがつらいと感じていることにも気づいていないはず。
それでつい、愚痴ばかりを話してしまうのです。
そんな相手も、あなたの気持ちを知ればハッとなるでしょう。
いつも愚痴ばかり聞かせていた自分に気づき、ちょっとは反省もしてくれるでしょう。
それに、愚痴聞きをしてくれている人は、その人にとって心を許せる大切な存在。
つらい思いをさせて愚痴を聞かせ、あなたに嫌われることのほうがよほど嫌なはずです。
時には楽しい話をしようと伝える
気持ちや考えていることって、言葉にしなければ伝わらないものです。
言われた瞬間はショックを受けても、内心「嫌だな」と思われながら話を聞かれるよりはマシなはず。
もちろん、相手がダメージを受けるような言葉をわざわざ使う必要はありません。
「今日は愚痴はなし!楽しい話をしよう!」と、明るく言ってみればいいのです。
愚痴ばかりで沈んだ気持ちになりがちな相手を楽しい気持ちにさせてあげよう!というスタンスなら、あなたも伝えやすいですよね?
そのときは、あなたが楽しい話をしてあげましょう。
相手が楽しい気持ちになれば、「愚痴よりもこっちのほうがいい」ということにも気づいてくれると思います。
愚痴聞きがつらいときは、あなたの気持ちをはっきり伝えて!相手を愚痴ワールドから抜け出させてあげましょう!
6.少し距離をおく
愚痴聞きがつらいときは、少し距離を置くのも対処法のひとつです。
距離を置けば、相手は話すこともできません。
つまり、あなたは相手の愚痴を聞かなくて済むのです。
もういい加減愚痴を聞くのはウンザリで、もう会話をするのも疲れた!という人は、相手にお灸を据えるつもりで距離を置いてみるのもいいかもしれませんね。
距離を置いて愚痴を聞かなくなれば、あなたの時間ももてるようになり、相手への気持ちも落ち着いてくるでしょう。
愚痴が止まらない相手にも、愚痴を聞いてしまう自分にも、それがいい機会となるかもしれません。
愚痴る機会を与えないように
愚痴があるときって、しばらくの間その愚痴のことで頭がいっぱいになりがちですよね。
だから相手も愚痴が止まらないし、あなたも嫌になるほど愚痴聞きばかりさせられてしまうのです。
距離を置いて愚痴る機会を与えないようにすれば、その間に相手の気持ちも落ち着いてくるでしょう。