確かに、塩顔も全体的にはとてもさっぱりしており、顔の濃さで言うと、かなり薄めということになるでしょう。
ですが、酢顔はさらにそれよりもさっぱりしている顔立ちで、全体の印象は「薄い」というものになるのではないでしょうか。
上述の眞島秀和さんの場合には、芸能人ですから、やはり他の人よりは印象に残る顔立ちをしています。
ですが、一般人の酢顔の場合には、かなり印象が薄めで、初対面で一番に顔を忘れられるタイプということになってしまうかもしれません。
印象が薄いという面では平均的な醤油顔ももちろんですが、あまり引っかかるところがないのが酢顔なので、合コンなどでは顔を覚えてもらうのに苦労するかもしれませんね。
ただし、一緒にいても圧迫感がなく、息苦しさを感じない顔立ちと言う面では人気がある顔のタイプだとも言えます。
8.マヨネーズ顔
マヨネーズ顔は、それだけで定義づけるのは少し難しい顔立ちかもしれません。
顔の全体的な造りとしては醤油顔に近いものがあり、日本人の平均的な顔立ちだと言えるでしょう。
ただ目が少し大きくてぱっちりしており、全体のパーツの配置で顔立ちが甘くなっている人がいれば、その人がマヨネーズ顔ということになります。
代表的な芸能人:国分太一
マヨネーズ顔の代表的な芸能人と言えば、国分太一さんですね。
砂糖顔と言うには甘さが控えめですが、他の顔のタイプに分類するには、甘さが強く出ていると言えるでしょう。
特徴的なのはぱっちりした目であり、それが全体の印象を甘く作っているのかもしれません。
顔立ちとしてはそれほど甘すぎて少年っぽくなっていると言うわけではありませんし、20代のころの国分太一さんを見ると砂糖顔に近いですから、砂糖顔の人が年を重ねるとマヨネーズ顔に移行していくという例とも言えるかもしれません。
砂糖顔ほど甘くなく、あっさりしている
マヨネーズ顔の人は、砂糖顔ほどは甘い顔立ちではありません。
どちらかと言うとあっさりはしていますが、他のあっさりした顔立ちに比べると少し濃く、平均的な顔立ちに近いというところになります。
分類をするときには、最初から「マヨネーズ顔」と分かるわけではないことが多いでしょう。
他のタイプに分類しようとしたときに「甘めの顔立ち」がネックとなって分類に迷ってしまい、最終的にマヨネーズ顔に行きつく顔のタイプです。
各分類に共通する由来
ここまで日本人の顔の分類について見てきましたが、ここまでの種類があるとは知らなかった方も多いのではないでしょうか。
醤油顔という言葉自体は知っていても、それ以外の顔があるとは思っていなかったという方もいると思います。
最も、昔は醤油顔なのかソース顔なのかと言う論争が起こったこともありますから、その時代の人は「醤油顔」「ソース顔」という分類があることは知っているかもしれませんね。
ですが、大抵は「そこに当てはまらない微妙な顔」と言う分類だったでしょう。
8種類もあることが分かれば、今までは2種類の醤油顔やソース顔に当てはまらない顔だった人のことも分類できるようになります。
最も、日本人の顔はそこまで大きく異なるわけではないですから、どこに所属するのか微妙な人ももちろんいますが、周囲の人を分類するのは面白いでしょう。
分類は多数ありますし、そこに所属する芸能人などを参考にしてみると良いでしょう。
もしくは、8種類に当てはまらない顔を分類する新しいカテゴリーを探してみるのも良いかもしれませんね。
調味料に例える俗語が多い
ここで不思議になるのは、なぜすべてを調味料で例えているのかというところですよね。
新しい分類を考えるにしても、「どうして調味料縛りなのか?」と言うのは不思議なところです。
最も、この語源や由来については調べてみても出てきませんでした。
考えられるのは、「外人に比べた日本人の顔=日本の伝統的な調味料の醤油に例える=醤油顔」というところから始まり、「日本人っぽくない顔=よく使われるけれど伝統的ではない、かつ濃い調味料のソースに例える」という意味でソース顔が対比的に使われたところから始まったということです。
この後は、醤油もソースも調味料だからということで、色々な調味料に当てはめる動きになってきたのではないでしょうか。
他に顔の分類と言うと「キツネ顔」「タヌキ顔」「猫顔」など、動物に例えるのも一般的ですよね。