最も、昔は醤油顔なのかソース顔なのかと言う論争が起こったこともありますから、その時代の人は「醤油顔」「ソース顔」という分類があることは知っているかもしれませんね。
ですが、大抵は「そこに当てはまらない微妙な顔」と言う分類だったでしょう。
8種類もあることが分かれば、今までは2種類の醤油顔やソース顔に当てはまらない顔だった人のことも分類できるようになります。
最も、日本人の顔はそこまで大きく異なるわけではないですから、どこに所属するのか微妙な人ももちろんいますが、周囲の人を分類するのは面白いでしょう。
分類は多数ありますし、そこに所属する芸能人などを参考にしてみると良いでしょう。
もしくは、8種類に当てはまらない顔を分類する新しいカテゴリーを探してみるのも良いかもしれませんね。
調味料に例える俗語が多い
ここで不思議になるのは、なぜすべてを調味料で例えているのかというところですよね。
新しい分類を考えるにしても、「どうして調味料縛りなのか?」と言うのは不思議なところです。
最も、この語源や由来については調べてみても出てきませんでした。
考えられるのは、「外人に比べた日本人の顔=日本の伝統的な調味料の醤油に例える=醤油顔」というところから始まり、「日本人っぽくない顔=よく使われるけれど伝統的ではない、かつ濃い調味料のソースに例える」という意味でソース顔が対比的に使われたところから始まったということです。
この後は、醤油もソースも調味料だからということで、色々な調味料に当てはめる動きになってきたのではないでしょうか。
他に顔の分類と言うと「キツネ顔」「タヌキ顔」「猫顔」など、動物に例えるのも一般的ですよね。
ただし、これはどちらかと言うと女性によく使われる表現のような気もします。
他の国では調味料に例えるような表現はあまり見られませんし、日本人男性を主に、日本人によく使われる独特な表現ということなのかもしれませんね。
番外編ではオリーブオイル顔も
調味料に例える顔としては、もう一つ有名なものがあります。
それは「オリーブオイル顔」です。
オイル顔と言うわけでもなく、オリーブオイルというところがポイントですね。
ちなみに「オリーブオイル顔」と言った場合には、言及されるのはたった一人であり、他の人が「オリーブオイル顔」とはあまり言われません。
そして、「オリーブオイル顔」と言われたとき、多くの人は間違えなくたった一人の顔を思い浮かべるでしょう。
決して、脂ぎっている顔という意味ではないのが面白いところです。
速水もこみち
「オリーブオイル顔」と言われて思い浮かぶ唯一の日本人と言うのが、速水もこみちさんです。
顔の系統としては砂糖顔に分類されそうな甘さや爽やかさを持っていますが、速水もこみちさんと言えば、思い浮かぶ調味料はオリーブオイルです。
速水もこみちさんは料理上手としても知られているのですが、彼の料理は、とにかくオリーブオイルを多用することで知られており、オリーブオイルをたくさん使う料理と言うと速水もこみちさんを想像する人は少なくないでしょう。
話しのネタとして使われることもあるほど、「速水もこみち=オリーブオイル」となっているのです。
だからこそ、速水もこみちさんの顔を調味料に例えて、と言われたときに、多くの人がオリーブオイルを思い浮かべるのではないでしょうか。