顔で人の事を判断してはいけない、と子供の頃、お母さんから聞かされたことがありませんか?
確かに人の顔というものはどれ一つとして全く同じ作りの顔って、ありません。
顔の輪郭、目や鼻の形、おでこの形、頰や耳の形などこの地球上に60億人以上もの人間が生活しているにも関わらず、自分の顔と100%そっくり、という顔の人に出会った事など今まで一度もない人がほとんどではないでしょうか?
それ故か、人の顔には「善人面」と「悪党面」というような見分け方が大昔からあるかのようなのです。
つまり、いかにも怖そうで悪そうな顔つきをしている人は、内面の性格までその通りに見られてしまう、反対の善人面の人は根がねじ曲がっていて本当の悪党にもかかわらず世の中にはいい人で通っているというように。
いかにも顔だけで判断されたら、たまったものではないのですが実際問題として人はつい顔や外見だけでその人の全人格を判断してしまう可能性もあるわけなのです。
では今回取り上げます「悪い顔」。
果たして世間の人はどのような顔つきだったらそれを「悪い顔」と認識してしまうのでしょうか。
また本当にそういった顔つきの人は性格も悪いのでしょうか?
この疑問について今回は考えていきたいと思います。
あなたの周りに悪い顔の人はいませんか?
私たちが生活を送っている、この世の中。
学校にしろ職場にしろ電車の中にしろ、どう見ても「悪そうな顔つきやなあ」と思わず思ってしまう人は結構、いるものです。
しかし、それは当人にとっては人に言えないくらい物凄い「悩み」となっていることもあるでしょう。
それが原因で対人恐怖症になったり、ますます自分の顔つきが意に反して悪く見えるようになるかも分かりません。
このような状況、いったいどうやって自分の気持ちをコントロールしていったらいいのでしょうか?
ではじっくりと考えていく事に致しましょう。
やっぱり人は見た目で決まる?
悲しいかな、人間という生き物はいかに知識・教養を教え込まれても対人関係における初動の動作はそのような教育はほぼ無関係になってしまうようです。
つまり、第一印象、見た目で瞬時にその人の成りや中身を判断してしまうようにできているようです。
とうい事は、人はやはり見た目で損もするし得もする、という事に異存を差し挟む余地はない、という事になりそうなのですね。
見た目の第一印象はとても大事
だからこそ、人は見た目、つまり第一印象をよくしようと思ってこれまでも、そしてこれからも相当の努力を重ねることになるのです。
見た目といってもそこには直しようもない「顔」も含まれれば、服装や着こなし、動作などの部分も大きくものをいってきます。
つまり「見た目の印象」と一口に言ってもそこにはどうしようもない「顔」も含まれれば、努力次第でいくらでもなる「容姿」「服装」「身だしなみ」といった部分までも意味しているということです。
ですので、顔つきは人一倍怖かったり、悪人顔をしているからといって諦める必要は全くない、という事が言えるのです。
でも実は人気者にもなりやすい!
一般的に「悪い顔」と思われる要素は逆に言えば「目立つ」「印象に残る」といった部分も有します。
つまりこれはビジネスの場や人と会うことが多い方にとったら思いもよらぬ「チャンス」を掴んでいる事になるのです。
つまり「人気者にもなりやすい」という思わぬ副産物を生み出すことにもつながるわけです。
ギャップ萌えされることが多い
「顔」が悪いタイプの顔つきなのに、その人の本性というか中身は実はすごくいい人だった、という事も十分あり得ます。
こういった場合の「ギャップ」が逆に人気に火がついて「ギャップ萌え」という現象を引き起こすことすらあり得るのです。
だから、一概に自分の顔は悪い、悪人顔だ、といって諦める必要は全くないという事になるわけですね。
むしろそういったハンディを自分のアピールポイントに変えることも出来る世の中になっているという事です。
多様性が求められている今の時代だからこそ逆に「得」をしているのかも分からない、という事です。
実は笑顔が可愛い
「悪い顔」の持ち主さん、実はその悪そうな外見とは裏腹に「ニコッ」とした時の笑顔のギャップがたまらないくらい可愛いのです。
例えば芸能界に目を向ければ一目瞭然。