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仕事が遅い部下をデキる部下に変える...(続き4)

仕事のデキる人は、短時間のうちにデキない人の倍は仕事をこなして帰宅時間が来たらサッサと帰ります。

ところが仕事のデキない人、仕事の遅い人というのは故意か必然なのか分かりませんがとにかく一つの仕事に時間を欠けすぎます。

そして定時の時間がきても帰らずに残業代稼ぎに丁度いい、といった感じで堂々と残業代をせしめるのです。

しかし、管理者はしっかり見ていますからね。

1か月間の部下の働きぶりは退勤データを見れば一目瞭然です。

短期のうちならズルは出来ても長い目で見たら、結局、仕事のデキない人の行く末は決定されてしまうのですよ。

コミュ障

「コミュ障」、つまり「コミュニケーション障害」という事になります。

結局、仕事というのは「コミュニケーション能力」の戦いです。

いかにして自分の現在の進捗状況を客観的に上司に伝えられるか。

相手にニーズをいかにして早く理解するか。

そして相手が求めている事をいかに的確に提供できるか。

そのあたりにかかっているのです。

だから「コミュニケーション障害」と診断されてしまったら、かなり致命傷になる事は確かでしょう。

それでも本人に諦めの気持ちさえなければ道は開けますけれどもね。

机やカバンなど身の回りを片付けられない

大昔から、「整理整頓」の出来ない人間にろくな仕事は出来ない、という発想が根強く残っています。

これって果たして現代社会においても通用する考え方なのでしょうか?

私はズバリ「通用する」と考えています。

デスク回りやカバンの中がグチャグチャで探しているものがどこにあるのか分からないような人が素晴らしい成績を残しているのか?という疑問がずっとあるからです。

それは時間の短縮につながらないからです。

ハサミ一つ探すのに数分も時間を割いていたらそりゃあ、他人より仕事の進行は遅れます。

それが延々と続いてしまったら時間の損失は計り知れないものになるからです。

効率的な「生産性」を求めるうえでも机の上やカバンの中を片付けられずにゴチャゴチャにしている人に望むべき仕事の完成度を求めることは危険でしょう。

整理整頓と断捨離の発想を今こそ、見つめ直すべきだと思いますよ。

追い込まれるまでスイッチが入らない

まあ、理屈を言っている特徴ですね。

確かに仕事の完成度は高いのかも分かりませんが組織においてはマイナス作用の方が大きいでしょう。

あなたが一人だけで仕事を行っているのならまだいいと思いますよ。

例えばあなたの作る作品を日本中の人が待ちわびているくらいの「大家」ならば。

しかし、普通に会社の中の一員であるならば追い込まれるまでスイッチが入らない、というのは非常に生産性を落とす行いです。

あなた一人のせいでその部署の仕事の進捗具合が大幅に遅れていることをしっかり認識するべきでしょう。

すぐ言い訳を言う

この特徴は仕事がデキない。

あるいは遅い人の決定的な特徴と言えるでしょう。

古今東西、この理由をぶつ「仕事のデキない人間」がどれだけ存在して、尚且つ後を絶たないことか!

結局、優先順位が全く理解できていない、という事になります。

何を成すにおいても自分が最優先。

自分が満足できないことには気も入らないし、「自己犠牲」なんていう概念などは今まで考えたこともないものなのです。

「言い訳」、特に「デキない言い訳」を言う人は案外、学力が高い人が多いのですよね。