その時の状態によって、ちゃんと話が出来るかどうかわからない場合もあります。
もしかしたら電話がかかってくるかもしれませんし、その人の相手ばかり出来ない状態にもあるのです。
実際私自身そうでしたからね。
そうなってくると集中力がかけてしまい、相手が何を話したかったのか理解出来なかったケースも少なくありません。
また相手の顔も見ておいた方が良いですよ!
何故相手の顔を見ておいた方が良いかと申しますと、どういう状況だったかというのも伝える事が出来るからです。
会話内容だけではどのくらいのものか、全てを把握出来ません。
申し訳なさそうにしていたとか、そこまで重要なものではない会話なのかを相手に伝える事が可能です。
たまに伝える人間によっては、相手はどんな状況だったかを聞いてくる人もいます。
「なにを?」とは聞かない
何をとは当然聞いてはいけません。
ただし相手の会話内容によっては、相手と伝える人間の仕事内容に関して聞かないといけないため、何の仕事であるかという風な質問くらいは確認して頂いて大丈夫です。
同じ部署の人間であればお互いの仕事内容を把握している事はあるのですが、部署別や上司の仕事内容を事細かに把握しているような人間は少ないでしょう。
あまり詮索するのも良くない場合もあるのですが、このケースなら別に問題はありません。
会話に対しての質問はともかく、何を伝えなければいけないのかという質問は愚問だという認識を思って下さい。
もしも何をと聞いてしまっている場合、相手は物凄く困った顔をするでしょうね。
会話の聞き取りが出来ないようであれば、会社の人間として低く見られてしまう可能性も高いです。
もしもそれが新入社員であったとしてもレベルが低いと思われてしまうでしょう。
返答に困った場合は、単純に「わかりました、お伝えしておきますね!」と単純に答えてもさして問題はありません。
伝える相手が目上や目下の場合どうすればよいか迷うようですが、私はどちらでも対応出来るようにあえて誰々と名前を出さずシンプルな返答で通しています。
相手からしてみれば、伝達してくれれば問題はないのです。
️「よろしくお伝えください」の裏の意味
言葉というのは色んな意味があります。
自分が思ってるよりももっと深い部分なんですよね。
何をよろしくお伝えすればよいか、はっきり言って当人で無い限りは正確にはわからないでしょう。
相手の人となりをある程度知っていれば何を伝えたいのかは理解出来るでしょうが、全く知らない人だと何が言いたいのか理解出来ません。
「よろしくお伝えください」はある程度会社側と接している人間だからこそ言えるものであって、深い関係にない人間は使う事はそんなにないかもしれませんよ。
そもそも人間というのは超能力者ではないのですから、全部を読み取ろうなんて到底ムリな話です。
あってなかろうがあってようが、正解は当人にしかわかりませんのでそんなに気にしなくて大丈夫ですよ。
うまい言葉で伝えてください
これはものすごく嬉しくないですね。
うまい言葉で伝えて下さいという事は、相手に何か明確な意図があって言っているのです。
例えば今お願いしている事をちゃんとやって下さいとか、納品の期限を間に合わせて下さいなど、裏を返せば悪い意味で取られるような事が多いんですよ。
よろしくお伝え下さいと言われた時、思い当たるような節があればその事を指しているかもしれません。
それ以外にもまた契約をお願いしますなど、相手にとって有利になりそうな事を発言していうる可能性は高いです。
ここでの重要性はよろしくお伝え下さいと言ってくるのは、自分の気持ちを理解してくれと言っているようなものと考えておくと良いでしょう。
全員ではなく、その人にもよります。
こればかりは人を見て判断せざるを得ないのですが、はっきり物をいうタイプや気の強い人間であれば大体このケースが多いですね。
別に上手く伝えなければ何かペナルティーがあるとかではないので、ご安心下さいませ。
相手もよろしくお伝え下さいと言って、全部を理解してもらおうとは考えてはいません。