自分の言いたいことが少しは伝わって欲しいという気持ちを込めて言っているだけでもあります。
うまい言葉で伝えてほしいと思っている時は、相手が何かしら不備をやらかさないか心配になっている時かもしれませんよ。
思い当たるフシがあるのであれば、今一度見直しておいた方が良いかもしれませんね。
人間は隠し事が出来たり嘘を言える人間だという事を再認識しておくと良いですよ。
よろしいように伝えてください
これは裏表なくそのままですね。
言葉通り単純によろしく伝えて下さいという事を言って言います。
昔医療事務をやっていた時にいろんな業者さんが訪ねて来られる事があったのですが、上司がいない時に対応する事もありました。
上司がいない時はよろしく伝えて下さいと言われていましたね。
これは挨拶がしたいという意味にも聞こえます。
そこまで急ぎの用件ではないという事だと思って下さい。
切羽詰まっているような人間であれば、顔に現れますからね。
大体は挨拶か、また次の仕事の依頼を求めるという感じかもしれません。
相手も仕事で来ているので、また自分の事を使って欲しいという事です。
基本的には営業の人が顧客に言う時はこんな感じでしょう。
仕事をしていると営業なんてよくある事です。
単純作業ではなく、何かしらの役割を持っているようであればそういう事は多いんですよ。
あなたの裁量をうまくやって欲しい
裁量というのは、さいりょうと読みます。
ざっくり言いますと自己判断ということですね。
よろしくお伝え下さい、と言っても別に大きな意図がある訳ではありませんが、悪い言い方をすると相手を試していることにもなります。
もし相手の真意を読み取れなくても、特に問題はありません。
何故なら裁量を上手くやってほしいと言われても、自己判断ほど当てに出来ないものはないです。
基本的には上手く伝わったら良いな程度のゆるい考えなので、そこまで気にしなくても大丈夫でしょう。
極稀に自分勝手な人であれば、よろしく伝えてくれといったのは自分の気持ちを理解してくれと言うことなのに、何故言ってくれなかったんだというむちゃくちゃな人も中にはいます。
本当に滅多にないケースなのですが、もし言われてもだから何だ程度の思っておきましょう。
自己判断に任せたのは相手なので、本来はそこまで期待するものではないのです。
むしろ全部任せてどうするんだと思いますよ。
こういう時は大体上手く伝わらなくても良い程度に考えている方が楽ですね。
相手任せにしているとロクな事はありませんし、失敗する可能性があるにしても対策を考えておかないとだめです。
️目上の人への「よろしくお伝えください」
目上の人へのよろしくお伝え下さいは、本当に状況にもよりますね。
基本的には目下から言う事はないのですが、状況によってはよろしくお伝え下さいというのを伝えた方が良いケースもあるのです。
毎回ではなくたまにであれば効果もあるでしょう。
相手とシチュエーションによる
使用しても良いかは相手とシチュエーションによります。
基本的によろしくお伝え下さいとお願いするのは、自分と同格か目下の人間のみですね。
あまり目上の人にお願いする事ではないという認識はお持ちください。
常識という言葉はあまり良くないのですが、中には常識を知らない人間も多いのです。
それによって相手に失礼な行動をとってしまうような人もいます。