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義理と人情は仕事に必要?大切にする...(続き4)

義理とは?

人として守るべき正しい道のことです。

そして、社会生活を営む上で、立場上、他人に対して務めたり報いたりしなければならないこととあります。

他人に対しての務めというのは様々なことが考えられます。

お歳暮やお中元、冠婚葬祭などで欠かさず礼を尽くすということもその一つですし、約束をしっかり守るというのも義理堅い人間だということになるでしょう。

人情とは?

人としての情け・他人への思いやりということです。

書いて字のごとく人としての情けという部分が一番大切ではないでしょうか。

情けをかけるという言葉があります。

相手に勝ったけれど、完膚なきまでにやっつけるのはあまりにも忍びない。

だから情けをかけてあげる。

こういったシーンも人情あればこそといったところでしょう。

義理人情に厚い人の特徴とは?

義理人情に厚い人の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。

自分だけでなく人も大切にする

義理人情に厚い人は自分のことだけでなく、人のことも大切に思うことができます。

ですから記念日の贈り物や、礼節を欠かさずにすることができるのです。

薄情な人というのは、会わなくなった途端にもう関係は終わりとばかりに連絡を途絶えさせてしまいます。

それは人を大切に思っていない証拠です。

人のことを大切に思う気持ちがあるからこそ、情というものもでてくるのです。

思い遣りがある

義理人情に厚い人には思いやりの気持ちがあります。

上辺だけの思いやりや、社交辞令は誰にだって言えるのですが、本当の思いやりとはそういうことではありません。

どういう時にそれがよくわかるかというと、誰かが失敗などをして辛く苦しい状態に追い込まれている時です。

そういう時人は関わり合いになりたくないと思い離れていくものですが、本当に思いやりを持っている人は、そういう時にこそ手を差し伸べてくれるのです。

辛い時に差し伸べられた助けの手ほどありがたいものはありません。

義理人情に厚い人だとその人を一生慕うことになるでしょう。

想像力や感情が豊か

義理人情に厚い人は感情表現が豊かです。

変に自分を飾ったりすることがないので、嬉しい時には笑い、悲しい時には泣くといったように素直に自分を表現することができます。

どうしても社会に出て生きていると、自分を良く見せたくなったり、本音を隠して生きてしまいがちになりますが、義理人情に厚い人というのは、ある意味非常に素直な人間を言ってもいいのではないでしょうか。

素直に物事を見ることができるので、想像力も豊かな人が多いです。

歳を重ねるにつれ、自分のしてきた経験や知識から、物事の良し悪しを判断しがちですが、もっと柔らかい頭を持って様々な形を想像いて展開していけるのでしょう。

人との出会いや時間を大切にしている

義理人情を大切にする人は、人との出会いや人と関わり合う時間というものを本当に大切にしています。

一期一会という言葉があります。

ある人との出会いというのは一生に一度きりしかない、それならば、その一瞬一瞬を大切にして誠意をつくして対応しましょうということです。

まさにこの言葉の通りで、私たちは毎日の生活に追われているうちに、人との出会いや縁の大切さを忘れがちになってしまっているのではないでしょうか。

そういう気持ちを忘れず持ち続けることができる人が義理人情に厚い人と言えるでしょう。

あなたの周りにいる人との出会いを全て憶えていますか?一人一人に出会いのストーリーがあったはずです。