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義理と人情は仕事に必要?大切にする...(続き7)

これは寂しいものです。

せっかくの縁を切ってしまっていることになります。

実際に会える機会がなくなっていても定期的に挨拶などを欠かさないことは大切です。

今は昔とは違って、わざわざ手紙を出さなくても、メールもあるし、SNSなどで連絡を気軽にとることもできます。

元気ですか?という一言でも嬉しいものです。

自分のことを気にかけてくれていたのかと感じるだけでも、そこにまだ縁がつながっていることを意味するのです。

メールやSNSでたった数行の文章を作り、送信するだけの作業です。

これくらいのことを面倒くさいなどと思っているのなら、人との人脈など築けはしないでしょう。

義理人情に厚い人はこういった挨拶をこまめにおこなっています。

偉い職位の人ほど義理人情は大切

社会に出ると、そこは出世競争が待っています。

昔のような年功序列、終身雇用といった会社から、実力主義の会社へと移り変わっています。

ですから、そこにはシビアな自分の利益を追及する世界があるのはわかりますが、義理人情というものをあまりにも軽視している人が多いのではないでしょうか。

実は仕事をする能力と同じくらい、義理人情が大切なものと言えるかもしれません。

成功している人は例外なく義理人情を非常に大切にしています。

義理人情をおろそかにしていると運がなくなりそうというような、ジンクスで大切にしているのではなく、合理的に考えても人との縁やつながりを大切にしていくことが、どれだけ大事で有益なことかということがちゃんとわかっているのだと思います。

これからの若い人たちは、将来成功を夢見ているとするなら、自分のことを考えるのと同じくらい、義理人情を大切にして、人の縁というものを途切れさせないということを憶えていってほしいと思います。

結局、人間というのは全ての人がどこかで何かの形でつながっているのだと思います。

そのつながりを自ら切ってしまうような行為は、自然の流れに反していることになります。

人から受けた恩や義理を大切にしていくことで、人のつながりの波に自分も自然な形で乗ることができます。

人生にはこれが非常に重要で、人の波に自分も乗り遅れないということです。

波に乗り遅れてしまう人になってしまうと孤立し、何をやるにしても事がスムーズに運びません。

なぜかというと全ての活動というのは人と人との関わり合いによってできているので、それを無視して自分だけがうまくいこうなどという考え自体が間違っているからです。

義理と人情に厚い皆から信頼される人間を目指していきたいものです。