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大目に見ると言われた時に気を付けた...(続き2)

期待されていないことも

大目に見ると言われた時に注意することの4つ目は「期待されていないことも」です。

企業というところはドライである意味、冷たいところです。

たった1度の失敗でも次のチャンスがない事が往々にしてあります。

ですので、チャンスをもらった人間は死に物狂いでそのチャンスを成功に導く努力を行わないとあっという間に干される、という図式が多くの人たちの頭の中に刷り込まれているのです。

よって、善戦むなしく与えられた仕事をものに出来なかったとき、「今回は大目に見よう」と言われたとしても会社からはもうあなたのことを期待していないことが結構あるのです。

それを知らずに特に反省もせずに次のチャンスが簡単に転がり込んでくる、と思っていたとしたら、あなたはとんでもない人生を歩んでしまう事になるかも知れないのです。

例え「大目に見る」と言われたとしても、用心を怠らず、周囲に気を配ってつまらないミスは起こさないよう注意することが求められるでしょう。

評価されていない


大目に見ると言われた時に注意することの5つ目は「評価されていない」です。

まあこれは仕方ないでしょう。

「大目に見る」と言われたという事は、明らかにあなたは間違いを起こし失敗した、という事なのです。

いくら言い訳をしても会社にいける評価の基準は「成功」か「失敗」のどちらかで決まるのです。

まあ勤めている会社の業種や風土にもよるでしょうが一度でも「大目に見る」と言われたなら、それは明らかな「負け」という事を認識してかからなければいけない、という事です。

評価的にはマイナス材料しかありません。

ボーナス査定にも大きく響くでしょう。

でも仕方がありません。

あなたが仕事で失敗したのですから。

この挽回は仕事で行うしかありません。

次にいつチャンスが巡ってくるか分かりませんがそれまでじっと耐えて来るべき時が来るまで実力を蓄えていくことが最良の過ごし方でしょうね。

もっと学ぶ

大目に見ると言われた時に注意することの6つ目は「もっと学ぶ」です。

「今回は大目に見るから」と言われてホッとしているだけでは、会社側が言ってくれた「大目に見る」という趣旨も無駄に終わってしまうかも分かりませんね。

会社は一度失敗したあなたにもう一度チャンスを与え、その出来栄えを必ずやチェックするべき行動に出ることは明らかでしょう。

それによってあなたが今後、使える人間になるのかどうかをテストするのです。

よって、一旦は大目に見られたからといって安心して何もしなかったらとんでもない事態を招いてしまう、という事になるのです。

とにかく勉強しましょう。

過去の失敗経験から学びましょう。

そしてそれを次の機会に生かすべき行動を日頃から取っておきましょう。

次なる会社からの指示はいつ、あなたに与えられるのか予想はつきません。

よってあなたはその日がいつ来てもいいように十分な準備を行っておかなければならないのです。

「学び」はその日が来ても慌てることなく自分の実力を発揮できるようにするための用意周到な準備なのです。

抜かりなく毎日を過ごしましょうね。

次回は許されない

大目に見ると言われた時に注意することの7つ目は「次回は許されない」です。

つまり2度目のチャンスを与えられたなら、もう2度と失敗は許されない、という事です。

それが「大目に見る」という事の裏の意味合いとなるのです。

この考え方はいかなる組織においてもそう大差はないはずです。

そうしなければ人というものが育たなくなるからです。

ハッキリ言って同じ失敗を2度も3度もやるような人間が多い組織は、存在意義がないでしょう。