という事になっていました。
さて、学生時代ならいざ知らず、社会人になってしまったら、自分のしでかした不始末にはそれ相当の反省を行わなければなりません。
その反省の形となったものが今回、ご紹介致しました「顛末書」であり「始末書」という訳なのです。
まあ、どちらの書類も書かずに済むのなら書きたくないものですね。
「書く」、ということはあなたが何かの不始末をしでかした、という事になるわけですからね。
ただ、人間が一つの会社組織に入社して、退職するまでの月日の間に、ただの一度も失敗をしたり会社に損害を与えるような不始末をしでかさない人間はまずいまいでしょう。
皆、多かれ少なかれ顛末書沙汰の事をやっているわけです。
だからいざという時のためにこういった書類の書き方、知っておいて損はないという事ですね。
顛末書の提出の仕方一つとってもあなたのビジネスセンスが試されるわけですからね。
しかしながら、やはり「顛末書」や「始末書」といった類のもの、出来る事なら数は少ない方がいいに決まっています。
同じようなミスや失敗でこのような処置を繰り返していたら、あなたの人間性が疑われるだけですからね。