相手はあくまでも子供です。
だからこそ、子供に対して話をしているという事を忘れずに行ってください。
自分が普段から早口だと感じている人は、必要以上にわざとらしくゆっくり話しても良いかもしれません。
それくらいがちょうど子供にはわかりやすい速度だという事もあります。
子供の行動を制御する言葉は発しないように
ついつい子供をしかる際、『これはダメ』と言った行動を制限する言葉を使ってしまいます。
ですが、それを言われると子供はよけに反抗したくなります。
もっともっとやりたくなってしまうかもしれません。
ダメと言われれば言われるほど、やりたくなるものなのです。
また、嫌々期や反抗期などの場合には、制限されるような言葉を聞く事によって無意識に反抗する気持ちが働いてしまう場合もあります。
そのせいでよけに面倒な事になる場合もあるでしょう。
悪い事は悪いと伝える事が大切です。
けれど、そのたびに泣き叫び全く手が付けられないような状況になってしまうとしたらそれはそれで面倒です。
そうならないようにする為にも、こちらも言い方を考える必要があります。
きっと子供のころは、自分もそういった言い方をされる事に対して拒否反応が出ていた時代があったのでしょう。
親に指図される事でイライラしていた時があったはずです。
けれど、大人になり自分自身が親になるとついつい自分がいやだった言い方をそのまま子供にしてしまうものなのです。
だからこそ、子供の気持ちに立ち何を言われたら嫌なのか。
どうすれば素直に話を聞く事が出来るのかを意識してみてはいかがでしょうか。
「やめなさい」→「こうしてみたら?」に変える
『やめなさい』という言い方は良くないという事はお伝えしました。
それではその代わりにどんな言葉を使ったらいいのでしょうか。
意外と思いつかない事もあるでしょう。
おすすめなのは『こうしてみたら?』と代替え案を出す方法です。
『ダメ』という言葉は否定です。
もしその行動に何かその子なりの意味があってしている事だとしても、その行動を制限し否定してしまう事となります。
その結果、子供の心の中に反発心だけが残ってしまうかもしれません。
その為、否定は良くないのです。
提案は否定ではありません。
あくまでもほかに気をそらすという方法です。
ダメなものはもちろんダメと伝える必要があります。
しかし、これはダメ!で終わってしまうよりもそのあとに『こっちにしたら?』という言葉が付くだけでお互いに柔らかい印象になるはずです。
子供と家でも、もちろん心があります。
自分がやっている事をすべて否定されてしまえば嫌な気持ちになる事もあるでしょう。
大人としては全く理解出来ないような行動だったとしても子供としては意味をもって行動している事だってあるかもしれないのです。
だからこそ、そのすべてに気持ちを寄り添う事が出来るように、言い方をまずは変えてみましょう。
そうする事とによって全く話を聞いてくれなかった子供がしっかりと話を聞いてくれるようになるかもしれません。
叱ってばっかりじゃダメ
やんちゃな子供に対しては、つい口うるさくなってしまうものです。
あれはダメ。