子供は本来元気なものです。
人の話など聞かずに走り回ることもあるでしょう。
それを「子供らしい」として寛大に受け止める事が出来ることもあるでしょう。
ですが、それはあくまでも子供の本質的な話でありそれで良いかと言えばまた別問題です。
人間は常に成長していく生き物です。
幼い頃は走り回ったりして、やんちゃな子供も30歳を過ぎて走り回っている事はありません。
いずれ必ず落ち着く時がやってきます。
ですが、それはしつけをされた事があるからこそでしょう。
いくら年齢を重ねても、しつけをされた事が無い人は自分自身を成長させる事が出来ません。
何が悪いか分からないからこそ、自分の問題点に気がつく事が出来ないのです。
子供は元気なものです。
なかなかゆうことを聞いてくれないと言うこともあるでしょう。
けれど、だからと言ってしつけをする必要が無い訳ではありません。
例え直ぐに効果が出なかったとしても、行動する事が大切なのです。
やんちゃな子供が大変!どうやってしつければいい?
例え同じ年代の子供だったとしても、その性格はまちまちです。
よく、男の子は活発で女の子はおとなしいと言われる事があります。
だからこそ、女の子の方が育てやすいと。
しかしながら、それはあくまでも統計的に見た結果です。
男の子の中にも大人しい子は居ますし、逆に女の子でも活発な子は居ます。
それぞれが個性であり、簡単に分けることなど出来ません。
様々な個性の中で特に親や周りの大人を困らせるタイプがやんちゃな子供です。
人の話を聞かず走り回ったり、すぐに何処かに行ってしまうような行動を繰り返します。
やんちゃな子供の場合には、しつけは何よりも、大切になります。
何がダメなのかをキチンと伝えることによって、直ぐに効果が出なかったとしても諦めずに伝える事によって、いつかその指導が伝わる時がやって来るかもしれません。
「子供だから」と教えることすらサボって仕舞えばいつまでたっても成長したする事が出来ず、他人に迷惑をかけ続ける事となってしまう事でしょう。
子供をしつける事は簡単なことでは無いかもしれません。
しかし何もせずに諦めて居てはいつまで経っても成長は見込めません。
やんちゃな子供の行動
そもそも「やんちゃなな子供」とはどんな子供の事を指すのでしょうか。
自分の子供は大丈夫と思っている人も、他人から見れば十分やんちゃで迷惑な子供かもしれません。
他人に迷惑をかける行為は、許されるものではありません。
どんな行動が他人から見ると迷惑な行為となってしまうのか。
まずその理由をしっかりと知っておく必要があるでしょう。
言うことを聞かないでぐずる
子供が大人の言う事を完全に理解できるようになるまでには時間がかかります。
だからこそ、言ってもなかなか伝わらないと言うこともあるでしょう。
何度も同じ事を注意するうちに、話をする事自体嫌だと感じてしまう事もあるかもしれません。
話を聞かないだけならまだしも、自分の思い通りに事が進まない事に腹を立てた子供の中にはその場でひっくり返って泣いたり暴れたりする子供がいまそうなってしまうと、周りの人からの視線も気になり余計に強く怒ってしまう事もあるでしょう。
強く怒れば子供に伝えることが出来るのかといえば、それはまた別問題です。
ただ怒られるという記憶だけが残ってしまい、肝心の何故怒られたのかという理由が分からないままになってしまいます。
それでは結局改善される事にはならないでしょう。
子供がグズグズしていると、ついつい大人もイライラしてしまうものです。
感情的になってしまう事もあるでしょう。
しかし、そんな中でも上手に子供に伝えることができるかどうかが大切なポイントとなります。
他の子を叩いたりする
人は感情を言葉にして相手に伝える事ができます。
心の中は他人から見る事は出来ません。
しかしながら、言葉にする事によってその気持ちを相手に伝える事が出来ます。
もしかしたら、その言葉は嘘も含まれているかもしれません。
けれど、そうだとしても心の中を読み取ろうとするよりはずっと簡単に知ることが出来るでしょう。
ですが、幼い子供達はそれをする事が出来ません。
まだまだ上手に会話をする事が出来ない子供は、自分の気持ち相手に伝える事が出来ないからこそイライラしその結果相手の事をたたいたりしてしまうのです。
人を叩く事は決して良い行いではありません。
それは年齢にかかわらずすべての子供にとって言える事でしょう。
中には『うちの子はまだ話せないから仕方がない』と、たかをくくってしまうお母さんも居ます。
けれど、叩かれた側のお母さんはどうでしょうか。
きっと面白くない思いをしているはずです。
それがきっかけとなりママ友の中に亀裂が入る事だってあるかもしれないのです。
子供は良くも悪くもまっさらな心を持っています。
だからこそ、悪い事を悪いと改めて教えてあげないとそれを学習する事が出来ないのです。
誰も注意する人が居なければ、例えどんなに悪い事であったとしてもそれに気が付かず大人になってしまう事だってあるのです。
叩く子供はどこか心に不満を抱えているのでしょう。
その不満を解消する事が出来ずに暴力によってその気持ちを発散しようとすると、更に周りから人が居なくなる結果となってしまうでしょう。
いたずらばかりする
子供が成長するうえで、時にはいたずらをする事も必要です。
いたずらをする事によって、それを触ったらどうなるのかなど経験をもとに学習していく事が出来るからです。
だからこそ、全く何もいたずらをしない子供よりも、多くのものに興味を持ち手を出す子供の方が豊かな成長を促す事が出来る場合もあります。
ですが、それはあくまでも赤ちゃんのような時代です。
幼児と呼ばれるような時期になると、いたずらも難易度が上がっていきます。
もちろんそれも成長の一つとして考える事が出来ますが、中には怒られる事が分かっていてもなおいたずらをする子供がいるのです。
例え大人が本気になって怒ったとしても、それを小ばかにするような態度を取る子供もいます。
その様な子供は、心はすでに大人なのかもしれません。
大人だからこそ、同等の立場であると思っている周りの大人に対してなめたような態度を取るのでしょう。
ここまでいってしまうと、かわいいという感想を持つ事すらできなくなってしまいます。
いたずらも、度を越せば迷惑行為となります。
時には危険を引き起こす事にもなりかねません。
だからこそ、いたずらが好きな子供に対しては、冷静にきちんと注意を促す事が大切です。
感情的になってしまうと、相手の思う壺の場合もあります。
出来るだけ冷静に慎重に。
同じ立場にならず、前向きに話をしてみましょう。
すぐ怒る
近年、すぐに切れる子供が問題tとなっています。
昔もきっと、切れるような行動をとる人は居たのかもしれません。
ですが、今ほどその数は多くはなかったのでしょう。
現在の社会において切れやすい人が増えた一つの原因は、液晶画面の見すぎです。
昔も、TVやゲームなどを見る事によって、目を酷使した人も居るでしょう。
けれど、現在はそこに加えてPCやスマホなどの液晶もあります。
ついつい真剣に見てしまい時間を忘れているなんて事もあるかもしれません。
そんな生活を続けていると、脳の一部が機能しなくなり結果的に自分の感情をコントロールする事が出来なくなってしまうのです。
一度コントロールを失うと、なかなか自分では解決する事が出来ません。
どんどんと歯止めがきかなくなり、細かい内容でもすぐに怒り出すという迷惑な人に変化してしまう事だってあるのです。
すぐに怒るような人と一緒に過ごしたいと思う人は居ません。
そのせいで回りから人が居なくなる事だってあるでしょう。
子供の場合には、自分の思い通りにいかない事に腹を立てて暴れる事だってあるかもしれないのです。
最近子供に携帯電話を渡して動画を見せている人を多く見かけます。
ですが、それをしていると、将来大き問題となってしまう恐れもあるます。
子供のころからすでに切れやすい子供は、大人になって急に治る事はありません。
恐らく悪化してしまう事でしょう。
だからこそ、出来るだけ早い段階で正しい適切な処置を施す事が大切です。
やんちゃな子は悪い子ではない!どうやって注意する?
『やんちゃな子』と聞くとつい悪いイメージを持ってしまうものです。
ですが、やんちゃな子が必ずしも悪いわけではありません。
ただ単純に素直に過ごしているだけという事だってあるかもしれないのです。
本当に問題なのは周りにいる大人です。
例え本質的にやんちゃな子供だったとしてもきちんと注意をしてくれる大人が周りに居れば、それだけで自分の中にルールを決める事が出来るようになるはずです。
けれど、それを教えてくれる人が周りに居ないと結果的にそれを学ぶ時が無く自分がしている事が悪い事だと気が付かずに過ぎてしまうのです。
だからこそ、周りにいる大人はそんなやんちゃな子供に対してきちんと注意する事が大切です。
注意する方法を自分自身がしっかりと身に着ける事によって、もともと問題となっていた行動を抑制する事ができるようになるかもしれません。
「やめなさい」だけではだめ
子供を注意する際、とっさに『やめなさい』『ダメ』と言ってしまう事があります。
ながながと怒るよりは、短く分かりやすい話す事の方が良いと言えるでしょう。
けれど、ただ注意するだけではダメなのです。
大人は、物事を客観的にみる事が出来ます。
その為、主語を言われなくとも相手が何を言いたいのかを推測する事が出来ます。
その為、注意を受けたとしてもその原因を自分自身で考えながら身につけていく事が出来るでしょう。
ですが、それは子供はまだできません。
物事を客観的にみるという行為は、自分自身の経験から生まれるものです。
その為、全体的に経験値が少ない子供からすると、なぜ怒られているのかを理解する事が出来ないのです。
理由も分からずに怒られていれば、ただその嫌な記憶だけが残る事になてしまいます。
それでは肝心の解決にはならないでしょう。
叱るときは「なぜ」を説明しよう
子供に注意をする際は『何がダメだったのか』という部分を出来るだけわかりやすく伝える事を心がけてください。
その『何が』という部分が分からないと、ただ怒られているという記憶だけが残ってしまいます。
それでは怖い思いをしたという印象しか残らず本当に伝えたかった事が伝えられずに終わってしまうのです。
大人の場合には、あえて言われなくても何が問題だったのかという事に気が付く事が出来るでしょう。
ですが、子供にはそれをする事が出来ません。
改めて良くなかった事を伝えてもらう事によってはじめて気が付く事があるのです。
ですが、ここで注意してほしいのが『何が』を伝えようとするあまり話が長くなってしまう事です。
何が原因だったのかを伝える事は大切な事ですが、話が長くなってしまうと子供の集中力では最後まで聞く事が出来ません。
結果的に何も説明されていない時と、何ら変わらない状態になってしまうのです。
だからこそ、詳しく説明する事も大切ですがわかりやすさを忘れてはいけません。
言い方を工夫しよう
世の中には沢山の人が居ます。
例え同じ出来事を体感したとしてもその人々に応じて物事のとらえ方は違うはずです。
だからこそ、その人に合わせた伝え方をする必要があります。
大人なら大人に向けて。
子供なら子供に向けて。
それぞれ伝えたい相手を意識する事によって、自然とわかりやすい話方に変化させる事が出来るようになります。
やんちゃな子供に話を聞かせる事は、至難の業です。
その為、優しく対応しているだけでは全く効果がない・話を聞かないなどといった状況になってしまう事でしょう。
もともとおとなしい子なのであればそれでもイカもしれませんがやんちゃなこの場合には出来るだけ相手に伝わる言い方を意識する必要があります。
子供がいる人と居ない人とでは、この部分に大きく差が出ます。
普段から一緒に居る人の場合にはどうすれば子供に伝えやすいかという事をしっかりとわかっているのでしょう。
だからこそ、注意する際も短く簡潔に相手に思いを伝える事が出来るようになるのです。
怖い顔、早口はNG
子供に注意をする際、つい怖い顔をしてしまう事があります。
怖い顔をする事によってそれがいかにいけない事なのかを教えるという方法です。
この方法は、まだ言葉の意味が分からない赤ちゃんには有効に働く場合もあります。
これをすると、大人が怖い顔になる。
悪い事なのかな?そんな風に思う事が出来るようになるからです。
けれど、ある程度言葉を理解する事が出来るようになった年齢の子にはそれは有効ではありません。
ただ怖い顔だけが印象に残ってしまい、何がいけなかったのかという部分が一切記憶から抜けてしまうのです。
子供は大人が思っている以上にこちらのしぐさや表情をよく見ています。
その為、大人が嫌だと感じていたりイライラしている事に対して敏感に反応します。
だからこそ、自分の考えている以上に大人が怖い態度を取るとその時点で萎縮してしまい何が悪かったのかを考える余裕がなくなってしまうのです。
また、早口で伝える事もいい事ではありません。
早口では、子供はどうして怒られているのかを聞聞き取る事が出来ないからです。
せっかく相手の事を思って話をしているのにも関わらず、その話を子供が理解できないのであれば意味がないからです。
相手はあくまでも子供です。
だからこそ、子供に対して話をしているという事を忘れずに行ってください。
自分が普段から早口だと感じている人は、必要以上にわざとらしくゆっくり話しても良いかもしれません。
それくらいがちょうど子供にはわかりやすい速度だという事もあります。
子供の行動を制御する言葉は発しないように
ついつい子供をしかる際、『これはダメ』と言った行動を制限する言葉を使ってしまいます。
ですが、それを言われると子供はよけに反抗したくなります。
もっともっとやりたくなってしまうかもしれません。
ダメと言われれば言われるほど、やりたくなるものなのです。
また、嫌々期や反抗期などの場合には、制限されるような言葉を聞く事によって無意識に反抗する気持ちが働いてしまう場合もあります。
そのせいでよけに面倒な事になる場合もあるでしょう。
悪い事は悪いと伝える事が大切です。
けれど、そのたびに泣き叫び全く手が付けられないような状況になってしまうとしたらそれはそれで面倒です。
そうならないようにする為にも、こちらも言い方を考える必要があります。
きっと子供のころは、自分もそういった言い方をされる事に対して拒否反応が出ていた時代があったのでしょう。
親に指図される事でイライラしていた時があったはずです。
けれど、大人になり自分自身が親になるとついつい自分がいやだった言い方をそのまま子供にしてしまうものなのです。
だからこそ、子供の気持ちに立ち何を言われたら嫌なのか。
どうすれば素直に話を聞く事が出来るのかを意識してみてはいかがでしょうか。
「やめなさい」→「こうしてみたら?」に変える
『やめなさい』という言い方は良くないという事はお伝えしました。
それではその代わりにどんな言葉を使ったらいいのでしょうか。
意外と思いつかない事もあるでしょう。
おすすめなのは『こうしてみたら?』と代替え案を出す方法です。
『ダメ』という言葉は否定です。
もしその行動に何かその子なりの意味があってしている事だとしても、その行動を制限し否定してしまう事となります。
その結果、子供の心の中に反発心だけが残ってしまうかもしれません。
その為、否定は良くないのです。
提案は否定ではありません。
あくまでもほかに気をそらすという方法です。
ダメなものはもちろんダメと伝える必要があります。
しかし、これはダメ!で終わってしまうよりもそのあとに『こっちにしたら?』という言葉が付くだけでお互いに柔らかい印象になるはずです。
子供と家でも、もちろん心があります。
自分がやっている事をすべて否定されてしまえば嫌な気持ちになる事もあるでしょう。
大人としては全く理解出来ないような行動だったとしても子供としては意味をもって行動している事だってあるかもしれないのです。
だからこそ、そのすべてに気持ちを寄り添う事が出来るように、言い方をまずは変えてみましょう。
そうする事とによって全く話を聞いてくれなかった子供がしっかりと話を聞いてくれるようになるかもしれません。
叱ってばっかりじゃダメ
やんちゃな子供に対しては、つい口うるさくなってしまうものです。
あれはダメ。
これはダメ。
色々と口を出したくなってしまうものです。
気が付いたら一日に何度も叱ってしまっているという事だってあるでしょう。
子供に対して全く興味を持たず、叱らないことは問題です。
だからこそ、叱る・注意をする事は大切な事ではあります。
ですが、それでもなおあまりにも頻繁に怒る事はいい事ではありません。
どんなに怖い相手だとしても、四六時中怒られていると怒らている状況にどんどん慣れてしまいます。
結果的に怒られても何も響かない子供になてしまいます。
だからこそ、本当にダメな事をこちらが注意したとしてもそれに対して何の反応もしなくなってしまうのです。
どんな出来事に対しても慣れというものはあるものです。
その慣れがあるからこそ、人は成長していく事が出来る場合もあります。
けれど、この場合の慣れは決していい事だとは言えないでしょう。
より一層やんちゃになってしまい誰も歯止めがきかなくなってしまう場合もあります。
だからこそ、そうならないようにする為にもメリハリを持つ事は大切なポイントです。
褒めてあげるときは褒めよう
常に怒られていると、怒らて居る事が当たり前になってしまいます。
だからこそ、当時は悲しいとおもっていた子供も次第に何も感じなくなってしまうのです。
そうなってしまうと、こちらがどんなに注意をしても何も感じずに、より一層やんちゃに拍車がかかってしまいます。
そうならないようにする為には、そのこの事をしっかりと褒めてあげる事が大切です。
いつもいつも怒らている子供は、怒られる事に慣れてしまいます。
だからこそ、そこに反省も悲しみもないのです。
けれど、時にはしっかりと褒めてもらう事によって自分の気持ちを満足させる事が出来るようになります。
もっと褒めてほしいと頑張る事が出来るようになるかもしれません。
常に怒られている子供は、褒められる幸せを知りません。
だからこそ、いつの間にか努力をしなくなってしまうのです。
けれど、褒められる幸せを知っている子供は、それがある事によって気持ちを正しく持つ事が出来るようになるのです。
子供のうちからしっかりと褒めてもらう事によって、自尊心を育てる事が出来るようになります。
自分に自信を持つ事にもつながりより一層生き生きと過ごす事が出来るようになる事でしょう。
もし何かに挫折したとしても、それをばねに立ち上がる事が出来るようになるかもしれません。
怒られてばかりいる人に比べて、より一層成長を見込めるようになるはずです。
親も常に子供をしかっていると、いつの間にかそれが当たり前になってしまいます。
ですが、意識して褒める行為を続ける事によってひたすら怒っていた時期よりも子供が話を聞いてくれるようになるかもしれません。
やんちゃな子供に悩まされているママの意見
やんちゃな子供を街中で見つけると、親は何をしているのかと思う事もあるでしょう。
多くのママの場合、一生懸命子供と向き合っています。
けれど、その向き合い方が分からなかったり子供の性格上なかなか話をきい聞いてくれないなどいろいろな事があり、思うように動きを制限する事が出来ない場合もあります。
街中で騒いでいる姿を見て、優しく受け止めてくれる人などそう多くいるものではありません。
大抵の場合、嫌な顔をされてしまう事でしょう。
だからこそ、ママも一生懸命どうにかしようとするもののなかなかうまくいかないのです。
騒いでいる事に対して、寛容になって欲しいとは言いません。
実際に迷惑なのですから、仕方がないでしょう。
けれど、少しだけママの気持ちに寄り添う気持ちを持ってみてはいかがでしょうか。
最近では、子供に対する意見も厳しく、子育てをしているママにとっては過ごしにくい場所が多くなっています。
もちろん、相手の事を考えて迷惑にならないようにする事は大切です。
けれどそれと同時に、一生懸命やっているママの気持ちにも少しだけ寄り添ってあげてみてはいかがでしょうか。
互いが互いに寄り添う事によって、社会はもっと優しさを持つ事が出来るでしょう。
甘やかしているつもりはない
『甘やかす』という基準は人によって様々です。
自分では厳しくしているつもりでも周りから見たら十分甘いという事もあるでしょう。
やんちゃな子供に対して注意しているつもりなのにも関わらず、周りの人から厳しい意見を言われる場合には、おそらくその感覚が人とはずれているのです。
子育てに正解はありません。
自分が頑張っていると思うのであればそれは本当に頑張っているのでしょう。
注意だってしているはずです。
けれどそれでも子供が全く話を聞かないのであればそれは言い方が弱いのかもしれません。
もっと真剣になって相手に伝える事を意識してみてはいかかでしょうか。
また、子供によっては注意されても全く気にしないという人も居ます。
その場合、全く甘やかしていないとしても効果は少なくなってしまいます。
その大きな原因としては起こりすぎがあります。
ついつい口うるさくなってしまい毎日同じような事を怒る事によって子供がその状況に慣れてしまっているのです。
だからこそ、甘やかしているつもりはなくとも相手に対する話が足りないという事になってしまう事もあるのです。
育児本を参考にしてもダメ
はじめての子育ての場合、多くの人が育児書を参考にしようとします。
けれど、育児書にはあくまでも平均的な事しか書いていません。
その為、多くの子供に有効な方法だったとしても自分の子供には使えない場合もあるのです。
だからこそ、どんなに育児書を参考にしたところで一切効果をかじる事が出来ないなんて事もあるかもしれません。
何事も基礎を学ぶ事は大切です。
だからこそ、一つの考え方として育児書を読んでみるのも良いでしょう。
ですが、その時に大切な事は育児書は100パーセントではないという事をしっかりと理解しておく事です。
育児書ばかりに意識を向けていると自分の子供の本当の気持ちを見失ってしまう事になります。
あくまでも一つの考え方としておく事によって、子供を育てる際に役立たせる事が出来るでしょう。
特にやんちゃな性格の子供の場合には、育児書にはその対処方法は乗っていないかもしれません。
例え載っていたとしてもその方法では足りない事だってあるのです。
育児書を参考にしても効果が出ない場合には他の方法を試してみるなど柔軟な方法を取る事が大切なポイントとなります。
子供がやんちゃのうちはまだいいほう
『やんちゃ』と呼ばれる子供を育てるママは大変です。
毎日ヘロヘロになっている事でしょう。
一生懸命注意しても全く改善されないと、それだけで心が疲れてしまう事だってあるかもしれません。
けれど、『やんちゃ』と呼ばれる時代はまだいいのかもしれません。
その時にしっかりと信頼関係を作る事が出来るかどうかによって、その後の日々が変わってくる事もあるでしょう。
やんちゃで注意された子は多くを学んでいる
いたずらばかりしている子供は、周りから見るとやんちゃで問題児として扱われてしまう場合も多々あります。
親だけではなく、学校の先生からも注意される機会も多い事でしょう。
けれど、そんな彼らは、その中で多くの事を学んでいます。
例え注意されるほどダメダメな事だったとしても、それを経験する事によって、自分の体験として多くの事を学ぶ事が出来るようになります。
最近では、実際に体験したことが無く頭の中だけで世界を考えている子供も少なくありません。
けれど、本当に大切な事は自分自身で学ぶ事です。
実際体験しなければ見えないものが必ずあるはずです。
それを学ぶ事が出来るからこそ、やんちゃな子供は多くの事を学ぶ事が出来ているのでしょう。
大人になったら太刀打ちできない
子供のうちは、親が力ずくでも止めることが出来るようになります。
けれど、どんどん体が大きくなっていくとそれをする事が出来なくなってしまいます。
力で負けるようになってしまうと、歯止めがきかなくなってしまうのです。
また、大人になればなるほどやんちゃの内容も変わってきます。
最悪の場合、犯罪につながる事だってあるかもしれないのです。
そうならないようにする為にも、子供の時からしっかりとしつける事が必要です。
悪い事は悪い。
いい事は良い。
しっかりと伝え、愛を持って接する事によって、大人になったときに行動に差が出るはずです。
注意する事も体力を使います。
ついついほっときたい気持ちになる時もあるでしょう。
けれどその時にいかにきちんと対応する事が出来るかによってその子の将来が変わると言っても過言ではありません。
幼児期のやんちゃは心配しないでいい
ここまでいろいろな事を紹介してきた事もあり『やんちゃ』な性格に対して恐怖心を抱く事もあるかもしれません。
自分の子供は大丈夫なのかと思った人も居るはずです。
ここで忘れないでほしい事が、幼児期のやんちゃはさほど心配する必要がないという事です。
幼児期は、自分の経験によってさまざまな事を学んでいく時期です。
その為、大人からするとやんちゃな行動もその子が立派な大人になる為には必要な行動なのです。
だからこそ、その部分に関してはあまり口うるさく言う必要はありません。
ですが、一方で全くの放任も良くはありません。
強く否定する必要はありませんが、いけない事はいけないと幼いころから伝えておく事によって、段々と大きくなるに従っても自分の気持ちを自分で判断する事が出来るようになるはずです。
やんちゃな子供でも立派に育つ!
やんちゃな子供でも、きちんとした対応を取る事によって立派な大人になる事は十分に可能です。
自分の子供に対する声掛けを見直すとともに、飴と鞭をしっかりと使い分け子育てを頑張って行きましょう。