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人間観察する時に注目するべき10個...(続き2)

一般人ならまだ良いのですが、反社会的な組織の人に対してそんなことをすると、たちまち因縁をつけられて袋叩きに合うかも知れません。

人間観察の時の最低のマナーには注意が必要です。

人間観察のメリット


人間観察をこっそりとしていると、対象になった人はどのような人なのかを、服装やら格好、動作から推理して行くことが楽しくなります。

ひとりでジッと立ったまま、周りをキョロキョロしながら誰かを待っているような雰囲気であれば、誰を待っているのか、相手は同性か異性か、その関係は、などと、ドンドン想像が膨らんでいき、単純におもしろくて時間をつぶすことができるのです。

もしも、想像通りに異性のお相手がやってきて、後から来た人が「待った?」などと微笑んで合流し、仲良く肩を並べて歩いていくと、なんだかほっとするのです。

そして、自分の人間観察もかなりのレベルだと自慢したくなるのです。

このように、推理が当たるか当たらないかは別にして、人間観察をすることで洞察力が身に付くように感じます。

その人の仕草や表情の変化、ちょっとした癖などを見ながら、洞察力を高めることもできます。

相手の考えていることや要望も察知し易くなるので、コミュニケーションには大いに役立つような気がします。

相手を先に観察して、相手の性格や行動が読めるようになれば、こちらに余裕ができてこちら主導の会話が展開できるのです。

つまり、先手を打つことができるのです。

相手のことを知ることができる

いろんな人の人間観察をしていると、その人の印象や態度で何を期待しているのか、次にどのような行動をとるかは、ある程度見当がつくようになってきます。

自分なりのデータベースが出来上がるのです。

観察期間が長ければ長いほど、より多くのデータが蓄積されます。

それによって、洞察力も向上してよく当たるようになってくるのです。

洞察力がつくことで、相手の考えていることを察知しやすくなり、どうしてほしいとか理解できるので、人間関係も円滑になっていきます。

ビジネスの世界でも、相手の会社の担当者の考え方も分かるようになってきて、何かの交渉や契約もスムーズに行くようになるのです。

人間観察のお蔭で、相手のことを知ることができるようになるのです。

観察力が磨かれる

人間観察を繰り返すことで、観察力も磨かれます。

「観察」とは、物事の様相をありのままにくわしく見極めて、そこにある様々な事情を知ることなのです。

「観察力」は、今目に見える範囲をしっかりと見る力や、表面的なことをつかむ力ということです。

このように、「観察力」とは表面的に見える範囲の事をしっかりと掴み取る力なのです。

これに対して、今目の前には出ていないが、ありのままに見たことから隠れた情報を見抜く力を「洞察力」と呼びます。

言わば、「洞察力」とは人の内面を見抜く力とも言えます。

隠れた内面を見抜くことは大変難しいことです。

洞察力を磨くことは難しいのです。

その点では、表面を見る力である観察力を鍛える方は、ちょっとした心がけですぐに伸ばせそうでもあります。

人間観察で観察力を鍛えるためには、継続的に観察を継続することも重要なのです。

表面も、一瞬しか見ないと十分な観察をしたとは言えません。

継続的に観察することで、観察力を磨くことができるのです。

まずは対象を意識して見ることで観察力を磨くことができますが、同時に意識して見ることで洞察力も鍛えることもできるのです。

人間観察のタイプ


人間観察、つまり他人の性格や考えていることを素早く読み取る人は、他人をどのように見て判断するのでしょうか?どこに着目するのでしょうか?何かヒントがあるはずです。

街で長年手相判断をしている占い師は、占いに来る直前と手を出して見せる仕草だけで、ほぼ相手の性格や悩みを見抜いているようなのです。

例えば、手相を見てもらうために手を差し出しますが、五本の指を全部目いっぱい広げている人は天真爛漫な人です。

細かいことにクヨクヨすることはなく、相手のことを気にしないタイプです。

逆に、指を全部引っ付けて差し出す人は、繊細で周りに気を使い過ぎるタイプだそうです。