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人間観察する時に注目するべき10個...(続き7)

言わなくても、人間観察で行動が予測できるのです。

次の行動を予測できる

プロゴルファーのタイガーウッズは、最終日に優勝を目指して追い上げる時には、赤いシャツを着るのが恒例です。

赤いシャツを身に付けてコースに出てくると、いよいよ本気モードになるということが分かるので、他の選手たちは戦々恐々としたものです。

いつもはダサい服装で出社する男が、急にシャレたジーンズに革靴を履いてブランドのポーチを抱えて出社すると、こんな時には必ず彼女とデートをするということなのです。

黙っていても、会社が終わってもそそくさと出かけていくはずです。

このように、何か特定のものを持っていたり動作をすると、次はこうするはずとその人の癖で次の行動を予測することもできるのです。

人間観察をしていると、次の行動を予測することもできるのです。

パターンが知れる

長く同じ人を人間観察していると、生活や行動のパターンがハッキリしてきます。

刑事さんが犯罪者の人間観察を継続して実施していると、言い換えれば尾行ですが、その人の一日の行動もハッキリとしてきます。

パターンが明らかになるのです。

一般の人でも、毎朝起きて仕事に出かける行動パターンは、特別な日を除いてほとんど同じなのです。

だから、次の行動を読むことができるのです。

人間観察で、パターンを知ることができるのです。

このパターンをどのように活用するかはあなた次第ですが、相手の行動パターンの先回りをすることは、あなたの方が有利になることは間違いありません。

何かの勝負に生きている人は、人間観察の成果は勝ち抜くための好材料になるはずです。

行動心理

趣味が人間観察だという人もいます。

単なる「観察」と言うのであれば、目に見える範囲のものを知るために見るだけです。

しかし、人間観察という言葉には、単に見るだけではなく、その裏に隠れている感情や意志などの見えない部分を見抜くことを意味しているのです。

人にとっては、「余計なお世話」なのです。

自分だけで洞察しておいて、ここという時に活用すればよいのです。

人間観察からは、相手の行動心理も読み取ることができるということを認識しておくことが重要です。

人間観察はやり過ぎ注意!ほどほどに(まとめ)

身近に人間観察が得意だ、趣味だ、という人がいますか?改めて人間観察をする人を探さなくても、自分自身も同じようなことをしているはずです。

仲間数人で街に出かけると、通りすがりの人間を見て、「あの女性はすらっとしたスタイルだが、何歳ぐらいだろう」とか、「未婚かな?既婚者かな?」などと当て合う時もあります。

これはれっきとした人間観察です。

中途採用の応募に来た人を面接するような立場の人なら、なおさら人間観察は必要なことです。

面接であれこれ質問して回答してもらっても、この人の性格はどうか、本音を言ってくれたのかと不安にもなります。

このように面接を仕事とするような立場の人は、どんな時でもきっと知らぬ間に人間観察をしているはずです。

しかし、人間観察はイラっとされやすい趣味のランキング「TOP10」で1位なのです。

印象の悪い趣味なのですから、仕事の場や取引先の人の前ではあえて公言するのはよくないと思います。

自分のことも見えていないくせに何が人間観察だと軽蔑されてしまうかも知れないからです。

また、自分達が人間観察されていると知ったら、内心穏やかでは無くなるからです。

人間観察はほどほどにして、やり過ぎは注意です。

それよりも、思いやりのある行動、先を見越した行動をしてあげることこそ大事なのです。