それに、目立ちたがりにとっては、写真部でよかった!という瞬間ではないでしょうか。
カメラを向けられたら、誰でも撮る人のことを意識しますからね。
それに、皆がじっとしているのに自分だけ動き回っていると、それだけで注目の的になること必須です。
ただ、同じ記録係の写真部の人たちとおしゃべりすることはやめておきましょう。
今後頼まれなくなりますので・・・ご用心、です。
いろんなところからの撮影
例えば、本部席に入り込んだり、裏方を撮影したり、準備中の人たちを写したりと、いろんなところに行けるのも写真部の特権。
それに、イベントごとですと、写真は撮られて嬉しいものですからね、どんどん撮って!と皆がウェルカムしてくれるのも嬉しいですよね。
その分知り合いも増えますし、憧れの人に声をかけられちゃったりして。
その上、いろんな人のいろんな顔を見て、記録できるんですから、写真部メンバーは人気者です。
人の笑顔に出会えるのも、写真部の役得ですね。
先生方の様子なども、写真部でーす、と入って行けるのも特権。
いつもは見せない意外な顔が撮影できるかもしれません。
4.想像力が豊か
写真を撮るって、簡単じゃん、と思っていませんか。
ただ目の前のものに対してシャッターを切ればいいんでしょ。
確かにそれはそうですが、何を撮るか、どう撮るか、そこで写真の良し悪しが変わってきます。
例えば、花を撮ると決めた場合、どこにどんな花が咲いているのか、注意して見るようになるでしょう。
その上で、ピンクの花を撮るのか、紫の花を撮るのか、大きな花を撮るのか、小さな花を撮るのか、たくさんの花々を撮るのか、ひとつに焦点を当てて撮るのか、たくさんの選択肢があるのです。
そうすると、いろいろなものを見ようとする目と、それをこの画面にどう撮ったら、一番キレイに、一番美しく撮れるのか、を考えますよね。
その部分が想像力。
そうして毎日、被写体と向き合っていくと、どんどん想像力が豊かになっていくんです。
イメージするのが得意
写真を撮っている人は、イメージするのが得意になります。
というのも、写真というのは、結局は一枚の紙にすぎません。
それを引き延ばしたり、小さくしたりはできますが、立体にしたり、映像にしたりはできません。
その一枚に全てを込めるのが写真です。
その分、何をどう写せばいい写真となるのか、イメージ力が必要になります。
また、伝えたいことがあるとして、それを一枚の写真で表現するのはなかなか難しいことです。
例えば「友情」というテーマの写真を撮るとして、あなたならどんなものを写真に収めますか?
友達が話している様子?
ふたつ並べたお弁当の写真?
子どもが野原で鬼ごっこしている場面?
何を取れば一番よく伝わるのか。
それをイメージしていくわけですから、結果的にはイメージ力を磨いていくことになるのです。
5.明るい
写真部は、暗室にこもって赤い光の中でじっと現像している・・・。
つまり暗いイメージもありますが、最近のカメラはデジタルですから、そんなことはありません。
また、いろんなところで目立つので、知り合いが増えるのも写真部のいいところ。
友達がたくさんいれば、自然と人間明るくなるものです。