何でもなさそうに見えますが、そういう視点を持つことができるのも、写真部としての学びのひとつです。
初心者だけど大丈夫?
どんなに写真に興味があっても、カメラ初心者だと、部活に入るのはちょっと不安ですよね。
一眼レフなんてカメラは持ってないし、写真の撮り方もわからないし、だいたいこんな私が入部して大丈夫?
その答えは、ちゃんと部活動に参加すれば見つかります。
大抵の部には、お試し用に貸し出してくれるカメラがありますし、たいていの部員は、初心者から入ることがほとんどです。
先生や先輩に基礎を教わりながら、徐々に自分のカメラ、自分の写真を見つけていくものです。
それに、カメラに男女は関係ありません。
自分のセンスをいかに育てるか。
それを楽しむ部活です。
初心者だからって、怖じ気づかなくても大丈夫です。
カメラに興味がある方は、ぜひその扉を開いてみましょう。
きっとあなただけの一枚が撮れるはずです。
ちょっと知りたい写真の基礎
今はSNSでも写真が主流の時代ですが、おしゃれな写真を撮るのって、なかなか難しいですよね。
その秘訣が知りたくて写真に興味があるという方も多いのではないでしょうか。
写真を撮る際に大切なことはいくつもありますが、その中でも写真の印象にかなり左右する、初心者だけどとりあえず知っておきたい構図とアングルについて紹介していきます。
何が主役なのかをはっきりさせる
写真を撮る中で重要なことの一つが、何が主役なのかをはっきりさせることです。
例えば一輪の花を撮りたいのか、一面のお花畑を撮りたいのか、同じ場所に立っていても、その主役を何にするかを決めるだけで、写真が引き立ってきます。
また、写真を撮るときは、そのスクリーンの中からいらないものは外すこと。
主役の周りにごみごみしたものがあっては、何が重要なのかわかりにくくなってしまいます。
主役の被写体が目立つ撮り方を覚えられるといいですね。
構図を考える
写真のど真ん中に主役を置いてもいいですが、反対に写真の隅だったり、小さめに撮ったりすることで、また違う印象を与えることができます。
そのために大事なのが構図です。
構図といっても、どうしたらいいのか・・・と思われるかもしれませんが、基本パターンを押さえておけば、ステキな写真が撮れますよ。
三分割構図
最も基本的といっていいのが、三分割構図です。
フレームを縦と横、それぞれ均等に三つに分けます。
そうすると、「井」のようなかたちにフレームが分かれます。
その線上や線が交わるところに被写体を置くと、ちょっとかっこいい写真が撮れます。
特に風景や花などに使える構図です。
カメラによってはその三分割のラインをフレーム上に表示させてくれるものもあるので、ぜひ活用してみましょう。
対角線構図
対角線構図は、フレームを斜めに分割すること。
その斜めの線に沿って主役を配置すると、奥行きのある写真を撮ることができます。
S字構図・C字構図
曲線を用いたいときに使うのが、S字構図とC字構図。
画面の中にSの字やCの字になるように、被写体を配置します。