どんな些細なルールもキチッと守って、誠実に過ごすことを生きがいにしてる人もいます。
社会人になると、はたしてその性格が立派だと評価されるのでしょうか?
社会に出ると、いろんな要素が複雑に絡んで進行していることも多いのです。
それぞれの要素に誠実に対応していくと、矛盾が出てくることもあります。
そんな時に、真面目すぎるとストレスをため込んでしまうことが心配されます。
すると、今度は慎重になりすぎて、周りの期待に答えられなくなるのです。
真面目すぎる人は、心配性で人を信じやすく、ストレスに弱いとも考えられます。
6.飽きっぽい
飽きっぽいと言うことは、同じことを黙々と作業する仕事には向いていないかも知れませんが、何か新しいことを探すような仕事にはもってこいの性格です。
一般的には、何か新しいことを始めると、飽きっぽい人は途中で投げ出してしまいます。
文字通り飽きてしまうからです。
しかし、その気持ちの中に、好奇心が旺盛で意欲的な性格が混ざっている人は、何か複雑なテーマを与えられても、なんとか良い方法を考えて解決しようとする性格でもあるのです。
ただし、そのための知識や技量も備えていなければなりません。
長所として言い換えるのならば、「何ごとにも前向きで好奇心が旺盛」だと言えるでしょう。
7.クールで冷たい
クールで冷たいと思われている人は、あくまでも見掛け(表面的なこと)の感覚ではないでしょうか。
挨拶をしてもそっけない素振りで返事もほどほどの態度を取る。
もしかしたらプライドが高いのかな?とも感じられるのです。
何かを頼んで了解をもらっても、本当にしてくれたのか忘れてほったらかしになっていないか、心配です。
少しぐらい気をきかせて、会った時に返事をしてくれても良いのにと思ってしまいます。
本音を明かさない性格なのでしょう。
しかし、頼んだことをきっちりとやり遂げていたりすると、評価は180度変わるのです。
つまり、クールで冷たいと思っていたが、実は「冷静で着実な人だ」となるのです。
それも、難しいことを頼んでいたならば、着実で優しい人と持ち上げてくれるのです。
面接では、「物事に冷静に対応できる」と答えるべきです。
8.ユーモアがない
ユーモアがないという意味は、言い換えると「生真面目」「融通が利かない」「冗談が通じない」性格です。
人に好かれるということは、ユーモアもあるということです。
ユーモアが通じないけど人気があるという人は、少ないかもしれません。
難しい話で前に進まなくなったり、堅ぐるしい雰囲気を和やかにするのは、気が利いたユーモアです。
バカ話をしたり、ふざけることではなく、誰もがクスッと笑ってしまうようなユーモアなのです。
ユーモアがないとか苦手というと、堅ぐるしく生真面目で協調性に欠けるような印象を与えます。
ユーモアはコミュニケーションにも役立つので、集団で作業する企業には不可欠なものです。
9.喋りが下手
ひとりだけで黙々と作業をする仕事の人は、喋りが苦手で無口な人が多いようです。
特殊伝統工芸品などの物づくりの人は、さらに頑固で人付き合いが悪く、喋りが下手なイメージもあります。
集中するために黙々と作業をすることで、誰にもできない貴重な商品を生み出すのです。
一般的な企業においては、必ず上司に報告・連絡・相談という作業を行います。
その時には、まずは口頭での報告となるので、上手く喋れないと十分な報告はできません。