幼い子供のイメージを取り除くためには、せいぜい涙もろいところがあると伝えるべきです。
涙もろいとは、別の表現では「情けに厚い」とか「感動的」と思われて、仕事に前向きと思われるからです。
15.心配性
心配性は、誰でも持っている性格です。
大胆な人と思われている人でも、大きな決断をする時には心配性になるのです。
まったく心配したことがない、というのは嘘だと思います。
何か不安なので、強がりを言っているのです。
心配性というよりは、「何ごとも慎重に考えるので、注意深い性格」と表現する方が良いと思います。
16.ネガティヴ
ネガティブやポジティブな性格は、生きてきた環境によるもので、直ぐには変えることができません。
ネガティブが暗い、マイナスのイメージが強いので嫌われるのですが、悪い事ばかりではありません。
ポジティブな性格で、深く考えないで突き進んで、大きな失敗をしてしまうことを考えると、ネガティブの方が慎重に考えることができるのです。
常に、失敗した時のことも考えるので、こういう性格の人がメンバーに加わる方が、多角的に考えられるので必要な人と思われます。
リーダーシップが取れる上司がいると、上手く事が運ぶことにもなります。
ネガティブだと断言せずに、「慎重に考えるタイプ」と答えるべきです。
17.勇気がない
勇気がないという人は、少し臆病な性格の人です。
幼い時から、勇気を出すのを怖がっていたのでしょう。
あるいは、何かで勇気を出したが上手くいかなかった経験があるとか、勇気と結果が結び付かなかったのでしょう。
心配しなくても、勇気は後からでも鍛えられます。
勇気をもって決断する時が必ずくるからです。
仕事でも、頑張って勉強して自信をつければ、勇気を持つようになるのです。
勇気がないと答えるよりは、「勇気を持てるように頑張るつもり」と回答すべきです。
18.楽観的すぎる
楽観的過ぎるのは、長所でもありまた短所でもありますが、どちらかというと短所に近いと思います。
楽観的だと失敗してもくよくよしないで、次の仕事に移れるというプラス思考があります。
ですが、逆に仕事の工程では何ごとにも楽観的なのは思慮に欠けて、質の良い仕事ができないというマイナスのイメージがあります。
楽観的過ぎると言わずに、「プラス思考」と伝えるべきです。
19.断れない
自分の意見が言えないこと、優柔不断で的確な判断ができない性格を連想します。
いろんな依頼に格好良く応えてしまう性格なのです。
無駄なこと、不利なことにも無頓着な性格は、仲間からは煙たがられます。
損な性格ですから、改めるように心掛けます。
断って悪者になる覚悟も必要です。
20.体力がない
仕事をする上での基本です。
体調管理ができない人間は、どの世界でも成功しません。
病気ならば一刻も早く治療すべきです。
面接で体力がないというのは、禁句です。