相手の肩に回した手がガチガチに緊張していることは手を通して伝わりますし、その緊張が唇にまで伝わっていきます。
普段は柔らかいはずの唇が固くなってしまうのは、相当な緊張状態にあることがわかりますよね。
自分の唇を指で触ってみるとわかりやすいのですが、普段の唇の状態と、口元に力を入れた時の唇の固さ、どうですか?違いますよね。
固い唇のままキスをすると、相手の唇の感触もわからないまま終わってしまいます。
そのほんの一瞬でも、相手に緊張が伝わるので、出来る限りリラックス状態にもっていきましょう。
顔を傾けずにキス
また海外ドラマや洋画を例にだしますが、絵になるキスというのはどちらかが顔を傾けていることが条件です。
様になるのは、キスをする方が顔を傾けてキスをすることですね。
顔を傾けずにキスをしてしまうと、高確率で鼻が当たりますし、される方も、相手の顔が近づいてきた瞬間に「え?え?」となり、思わず顔を傾けてくれる人もいますが、そのままぶつかってしまう人もいます。
逆を言うと、顔を傾けずにキスをすることはとても難しいことなのです。
身長差があればキスをしやすいという面もありますが…。
自分が顔を傾けるタイミングがわからない場合は、相手の顔に手を添え、固定するようにしてキスをすると手馴れているようにみえるでしょう。
顔を傾けることに集中していると、高確率で目を見開いた状態になりやすので、気を付けましょう。
歯が当たる
勢いをつけてしまったり、顔を傾けずにキスをすると、歯が当たることもあります。
日常生活の中で、何かが歯に当たるという状況は早々ないですよね。
そのため、歯が当たると、想像以上にお互いに衝撃があり、驚いてしまうことは間違いありません。
歯同士が当たることもあれば、下手をすれば唇に歯が当たり傷つけてしまうこともあります。
ここまでくると、確実にキスに慣れていない人だというレッテルを貼られやすいです。
歯が当たるのがこわい人は、寸前まで目を開けた状態で相手にキスをするようにすると、歯が当たる心配も軽減できることでしょう。
また、ディープキスをするときも顔を傾けないと前歯が当たり、ムードなく終わってしまい、「歯があたった」という印象しか残らないキスとなってしまう可能性があります。
鼻息がすごい
鼻息が荒いのは、相手に引かれやすい行動でもあります。
緊張しているのか、それとも興奮しているのか、相手が警戒してしまうのは間違いありません。
キスをするときはほとんど唇を閉じている状態ですよね。
そのため、鼻呼吸になり、鼻息が荒くなってしまうのもよくわかります。
しかし、想像してみてください。
顔を傾けることなく、正面から鼻息がすごい状態でキスをしようと近づいてこられたら、身構えてしまいませんか?
この状態でキスができたとしても、唇が当たっている時も、鼻息は荒いままでしょう。
女性の場合は、鼻息を気にして、キスをしているときに息を止めている人も多いですね。
しかしフレンチキスなら良いですが、ディープキスで長時間を息を止めているのはキツイですよね。
そんなときに相手の鼻息が荒ければ、自分の鼻息がごまかせるという利点もありますね(笑)。
しかしやはりロマンチックなムードには欠けるので、リラックスするよう心掛けるのが良いでしょう。
唇にだけのキス
唇にふわっと触れるようなキスは、純粋な感じがしますよね。
初めてのキスはこれで良いと思いますが、相手との関係を先に進めたいと考えているのなら、このキスだと友達止まりとなってしまう可能性も否めません。
「この人は真面目なのかな」という印象をあたえやすいので、相手からすると「大事にされている」と感じる方もいれば、「ただの友達?」と真逆に受け取る人もいます。
大人になってからの唇にだけするキスは様々な憶測を呼ぶことになりそうです。
余裕がある人は、髪にキスをしたり、頬にキスをしたりと、一度のキスで様々な部分にキスをするテクを身に着けています。
唇を全部を覆うようなキス
相手の唇を甘噛みしたり、お互いにし合ったりするのは、大人なキスです。
しかし、一方的に唇全部を覆うようなキスをするのはNGです。
これは、唇が唾液でべったべたになる可能性があり、高確率で相手に嫌がられます。
このキスをされたら、自分がどう対応するべきかもわからなくなりますし、
一見ムーディーな雰囲気になりそうなキスだと思われるかもしれませんが、そんなことは全くありません。
相手の唇を全て覆うキスは、人工呼吸の時です。
ただ舌を入れてかき回すようなキス
舌を入れるディープキスは、普通にするキスを乗り越えた先にありますよね。
緊張して当然ですが、緊張してしまうと、唇同様、舌も固くなってしまいます。
固くなった舌を動かすと、相手の舌と絡まることはなく、ただ相手の口の中で舌をかき回している状態になります。