バブル時代、女性が男性に求める要素として3K(高学歴・高収入・高身長)というものがありました。
しかし、時代が変われば求めるものも変わり現代では「新3K」として「価値観が合う」「金銭感覚が合う」「雇用形態が安定している」という要素に着目しているようです。
現代では飛びぬけて高収入を得るよりも、平均的で良いから安定した生活を送る事を求める人が多いのです。
この記事ではそんな安定した職業の条件や、安定した職業に就くための方法をご紹介していきます。
不況が続く今、安定した職業に就きたいと誰もが思いますよね
アベノミクスなどでリーマンショック以降徐々に経済が安定して、就職率も右肩上がりです。
しかし、それでもまだブラック企業も過重労働問題や派遣社員の待遇など、社会的な問題は山積みですよね。
誰もが仕事をするなら長く安定して生活をしていける職業に就きたいと思っているのです。
派遣社員だと将来が不安
就職活動に挫折してしまったり、リストラや何らかの問題で退職し次の仕事が見つからないなどの問題で、派遣社員として契約し仕事をしている人も現代では少なくありません。
派遣社員は職種によっては一見高収入を得ている人も少なくありません。
ですが、業績が認められなかったり、会社の都合などで契約が打ち切られてしまうと一転して無職になってしまうというリスクがあります。
大きなローンを組む際にも大変
結婚し、子どもを持つようになるとマイホームやマイカーなど大きなローンを組む事もあるでしょう。
そんな時にも派遣社員として会社と契約していると、今後の仕事が確実にあるという訳では無い事からローン審査に通らなくなってしまう事も少なくありません。
人生の大きな買い物をする時に、ローンを組めないとなると大変です。
安定した職種って?必要な資格は?
職種によっても安定しているかどうかは大きく異なります。
一般的に安定していると言われる職種は以下のような資格が多いのです。
公務員
公務員とは国や地方自治体によって雇用されている人を指します。
「国」という会社で働いているという事なので倒産の心配がなく安定という意味では最も安定している職業であるとと言えます。
福利厚生も勿論しっかりと整っており、長く安定して働きたいという人にはうってつけの職業です。
公務員には「国家公務員」と「地方公務員」があり、それぞれ試験を受けて公務員資格を取得する必要があります。
医師・看護師
医師は医師免許を取得するまでに通学期間も長く、難易度の高い職種であると言えます。
しかし、病気になる人はなくならないので仕事を失う事もありません。
それに、難易度に見合っただけの高収入を得る事もできるという点で、安定した職業であると言えます。
また、看護師も医師よりかは難易度が低いですが業界として人手不足となっているので職に困る事はないでしょう。
病院勤務の他に老人ホーム・学校・企業看護師など様々な分野でも求められる職種なので、自分のスタイルにあった働き方を探す事ができるのも魅力です。
介護職
仕事内容によっては無資格でも就職できるのが介護職の魅力です。
ただしその分無資格では高額の収入は期待できません。
高齢化に伴い、介護業界は人手不足となっているので職があるという点で安定していると言えます。
収入面を安定させるには介護士やケアマネージャーなど様々な資格を取得すると良いでしょう。
インフラ業界
水道・ガス・電気・鉄道・通信業界などのインフラ系業界は需要が減る事が無いので安定していると言えます。
会社によって資格が必要な部門があるものの、一般職であれば無資格でも採用される可能性はあります。
会社としての安定。