新鮮な感情で衝撃を与え、虚無感に襲われて停滞していた心も呼び起こす。
新しい環境へ飛び出すことは、そんなキッカケを作ってくれるかもしれません。
新しい恋をする
虚無感が出る対策としては、“新しい恋をする”なんていうのも方法のひとつ。
虚無感が出ている状態から恋をするなんて、ちょっと無理があると思ってしまうかもしれませんが…
これも、新しい環境に飛び出すのと同じような効果を生んでくれると思います。
先ほどセロトニンのお話をしましたが、恋をすると分泌されるのはドーパミン。
ドーパミンは、快を感じさる物質で、やる気に関わるんだそうです。
強い意志などを生み出し、ポジティブ思考に導いてくれるそうですよ!
マイナス思考に陥りがちな虚無感には、まさにうってつけなホルモンなんですよね。
恋をする場合は、セロトニンは減ってしまうそうですが、こちらも荒療治としては最適と言えるかもしれません。
ドキドキする気持ちが、虚無感からも救い出してくれるというわけです。
運動する
虚無感を感じているということは、ストレスがかかっている状態でもあるということをお話ししましたよね。
ですので、虚無感の対策としては、ストレス解消法を試すことも方法として挙げられるんです。
そんなストレス解消法としてよく紹介されているのが、“運動をする”ことですよね。
運動には、落ち込んだ気持ちを前向きにしてくれる脳内物質を分泌する効果があると言われています。
運動を始めてまず分泌されるのがβ-エンドルフィンという物質だそうで、脳内麻薬とも言われています。
ランナーズハイにも見られるような、ちょっと陶酔するような心地よさが得られるということで、多幸感をもたらすんだそうです。
虚無感を感じている時には、鎮痛剤的な役割を果たしてくれそうですよね。
また、ジョギングやウォーキングなど一定のリズムを刻むリズム運動なら、幸せホルモンとしてご紹介したセロトニンが分泌されるそうです。
不安やストレスによる虚無感が出ているときには、それを改善してくれる効果があるというわけですね。
それに、運動中は交感神経が優位になるけど、運動後はその反動で副交感神経が優位になるんだそうです。
運動をすることで脳に刺激を与え、リラックスをもたらすということです。
虚無感が出ている時は、自分の生きている意味などを問い、それだけに思考が囚われて停滞している状態だと思うんです。
身体を動かし、心や脳に刺激を与えて新たな気持ちを生み出すことで、虚無感からも解放されるというわけです。
映画を見る
虚無感が出ている時は、“映画を見る”のも対策のひとつとなるでしょう。
映画には物語があります。
その物語は、必ず何かを訴えかけてくれるはずです。
また、その主人公の気持ちの動きに心が刺激をうけ、停滞していた気持ちを動かすキッカケもくれると思います。
その中で、自分が生きる意味を見つけるヒントももらえるかもしれません。
それに、恋愛映画を見れば、恋をする疑似体験もできますよね?
幸せな気持ちになって、脳内のセロトニンの分泌を促すのもいいかもしれませんね。
本を読む
映画を見るのと同じで、“本を読む”のも虚無感への対策となるはずです。
恋愛小説なら、恋をする気持ちを呼び起こすことが出来ます。
小説もあなたに何かを訴えかけてくれるでしょう。
また人文書などで、心理や思想に直接的に働きかけてみてもいいかもしれません。
ただ、虚無感に襲われている時というのは、生きる意味を感じられずに不安に襲われている時です。