上手く行っていると思っていた恋人。
大好きだった恋人との突然の別れ。
当然受け入れられるはずもなく、でもどうすることも出来ず…心にぽっかり穴が開いたようになってしまうんですよね。
親しい人やペットの死
また、親しい人やペットの死というのは、虚無感に襲われる大きな原因となるのでしょう。
筆者はまだ、両親とも健在。
ペットの猫も元気です。
でも、その存在は当たり前すぎて…失うことを想像しようにも出来ません。
きっと、いま感じている虚無感よりももっと、強烈な虚無感に襲われるような気もします。
ペットも親も、いつかは自分より先に死ぬ。
それは頭では理解出来ていても、実際にそうなったら、受け止めることは出来ないでしょうね。
そう考えたら、誰もがいつかは体験するのが虚無感なのかもしれません。
でも通常は、一定期間で徐々に、受け入れられるようになっていくのでしょうね。
その切り替えのタイミングが掴めないと、世の中や自分の生きる意味まで分からない…といった、強い虚無感になっていくのかもしれません。
やり遂げて燃え尽きた
大切な人を失う以外にも、何か熱中していたことをやり遂げて燃え尽きた。
そんな体験も、虚無感を生むキッカケとなるようです。
たとえば、今筆者が虚無感に襲われるキッカケとなった、フィギュアスケーター。
実際その人は虚無感に襲われている様子はありませんでしたが、こういったスポーツ選手などには多いかもしれませんよね。
長年人生を捧げてきて、それが人生の全てだった人なんかは特に、やり遂げた後に心にぽっかり穴が開いたようになってしまうこともあるのではないでしょうか。
燃え尽き症候群といわれるのが、まさにこれなんでしょう。
やり遂げたことで満足感を感じられればいいのだと思います。
しかし、やり遂げた後に何も残っていないような感覚になってしまうと、虚無感へと繋がっていくのだと思います。
こんな根深い原因も
虚無感の原因は、何かを失った経験以外にも、裏切りにあった経験やトラウマ。
幼少期からの愛情不足など、根深い原因による場合もあるようです。
この場合、突然のショックな出来事がキッカケになるというよりは、長年積み重なっていた受けとめられない出来事に、ついに心が限界を迎えた。
といったらいいのかもしれませんね。
それが、精神的な病を引き起こす原因にもなるということです。
こういった、原因はどれとも言えない長年のものだったりすればするほど、虚無感から救われるのも、鬱病を克服するのにも時間がかかってしまうのだと思います。
虚無感とサヨナラしよう!
虚無感は、一時的なものなら、今回ご紹介したような対策で解消することも出来るでしょう。
でも、根深い場合や、長期に渡っている場合は、鬱病などの精神的な病気になっている可能性もあります。
その時には、心療内科など病院にいって診察を受けることをお勧めします。
虚無感に襲われた時…「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるもの」この言葉を心に刻んでおきましょう。
人生を無意味だと考えてしまうときは、自分で自分に与えてやればいいということ。
きっと、虚無感ともサヨラナできるはずです!