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虚無感が出る時の原因と13個の対策(続き6)

虚無感ってどんな感覚?

冒頭に、筆者も今、虚無感に近い感覚を味わっているとお話しました。

それは強い感覚ではなく、生きる意味まで失った感覚ではないのですが…なんとなく虚無感。

そんな感じです。

虚無感を感じたことがいる人もいれば、全く感じたことが無い人もいるでしょう。

感じたことが無い人にとっては、その気持ちは到底量り知ることは出来ないんじゃないかと思います。

筆者も今、この感覚を味わったのは初めて。

これまでは、何となく頭で理解はしていたけど、実際に近い感覚になってみると…言葉では言い表しようがありません。

それに、人によって感じ方も違うのではないかと思います。

そんな虚無感の感覚を表わす言葉から、虚無感を紐解いていきましょう。

むなしさ

虚無感という言葉の中にも使われる“虚(むな)しさ”。

虚無感というくらいだから、虚しさという感覚が一番近い表現なのでしょうね。

虚しいとは、“内容が無い”という意味とされています。

また、“無駄”や“役に立たない”という意味でも使われます。

生きていることや人生に意味が無いと感じることからも、虚しさという言葉が、よく感情を表わしていると言えそうですね。

生きている事、何かを頑張ること、楽しいこと…全て中身が空っぽのように感じられ、無意味で無駄なことだと思ってしまう。

それが虚無感にある虚しさです。

やるせなさ

“やるせなさ”も、虚無感を表わすひとつの感情表現です。

やるせなさとは、“どうしようもない”とか“せつない”という意味です。

自分に起きた出来事に、なすすべもなくどうしようもなく…気持ちや人生に対しやるせなさを感じてしまう。

虚無感とまではいかなくても、やるせなさっていうのは誰しも感じたことがあるのではないでしょうか?

悔しいような、心が空っぽになるような…脱力感。

言葉では言い表しようのない、噛み砕きようのない気持ち。

筆者もわかります。

それを人生に対して感じてしまうというのは、とても苦しく、全てに気力を失ってしまうような感覚なのだと思います。

なんか辛い

やるせなさは同時に“なんか辛い”という感覚も引き起こすのかもしれませんね。

“辛い”というより、“なんか辛い”。

辛い気持ちを受けとめることも出来ず、でも何か辛いような気がする。

筆者が体験している虚無感は、こんな感じかもしれません。

辛いのかというと、ちょっと違う。

でも辛くないかといったらそれも違う。

まさに、なんか辛い。

自分の中にある、辛いという気持ちを掴もうとしても掴めないような…そんな感覚で、やるせない。

そんな気持ちです。

価値や意味を感じない

また、虚しさの意味にもあるように、虚無感は“価値や意味を感じない”という感覚。

強い虚無感に襲われている人というのは、それを人生に対して感じているということです。