そこは多くの人間と交わる一種の「阿鼻叫喚」な場所と言えるかもわからない秩序も道徳観も崩壊した混沌とした世界かも分からないからです。
事実、そのような世界に長く在籍すれば確実にストレスでやられます。
それほど人間同士の関係というのは複雑怪奇なものなのです。
そのような環境下で納得いく生活を送ること自体、奇跡に近いことなのかも分からないのです。
そこで人々は憩いやリラックスを求めて息抜きの場所を求めに彷徨う訳なのです。
その一つが「大自然」という訳です。
小さな不満なんて、どうでも良く感じられるようになる
大自然の中に自分の身を置けば、それまでのイライラやモヤモヤは嘘のように吹き飛びます。
それほど自然界の持っている「パワー」というものは科学や理性では開設しきれない不思議なものを宿しているのです。
よって機を伺って定期的にプチ旅行を楽しみましょう。
あるいはドライブで遠くへ行ってみましょう。
気持ちが一気にほぐれ、また明日からの活力がふつふつと沸いてくるのが実感できると思いますよ。
3.人は人、自分は自分と割り切る
納得できないことがあった時の気持ちの整理の仕方の3つ目は「人は人、自分は自分と割り切る」という事です。
この考え方が身につけばもうあなたはいちいち納得できない事があったとしても世の中を渡ってゆくだけの度量と胆力を身につけたと言ってもいいかもしれませんね。
それくらい「人は人、自分は自分」と思えるようになるには経験値がたくさん必要になるのです。
だから容易にはこの考え方は身に付かないものと言えるのです。
自分と他人は違って当然と思おう
往々にして人間が自己中心的です。
自分の考えが全て正しい、と思ってしまう傾向があります。
特に人生経験の乏しい10代から20代にかけてはこの傾向が顕著に表れやすいとも言えるでしょう。
だから若い時は周囲の人間とのいざこざや言い合い、挙句は喧嘩や闘争が尽きないのです。
自分の考えが1番でありこの世の全てと思う事以外に発想が回らないのですから、これはこの時期特有の致し方ない思考傾向と言わざるを得ないのでしょう。
しかしながらそれらの経験を踏んでいく事によって人間は賢くなっていきます。
つまり余計な争いは避ける、という生き方を選択できるようになるのです。
自分と他人は違っていて当然。
だからいちいち他人の意見に目くじら立てていてもこっちが損をするだけ。
それならば最初から他人とは距離をおいて接するようにしよう、という考え方です。