男前とイケメン、あなたはどっちが好きですか?そもそも、男前とイケメンの違いはご存知?
同じようなニュアンスで使われるため、男前もイケメンも、言い方が違うだけだと思っている人も多いはず。
でも実は、男前とイケメンには違いがあるのです。
もちろん、どちらもカッコいいのに違いはないんですけどね!
今回は、男前とイケメンの違いを解説するとともに、それぞれの良さをご紹介します。
これを読めば、あなたのタイプがより明確になるかも?自分が好きな男性が男前なのかイケメンなのか、思い浮かべながら読み進めてみてくださいね♪
男前とイケメンは違う
男前は昔の言い方で、イケメンは最近の言い方…。
そんなイメージがあり、同意義の言葉と思っている人も少なくないのでは?
確かに同じような意味合いで使われることも多いですが、言葉の発祥を調べてみると、そこには明らかな違いがあります。
似ているようで違う男前とイケメン。
まずは両者の定義やニュアンスの違いを解説します。
男前とは
男前は、もともと歌舞伎用語として使われていた言葉でした。
男前の「前」は歌舞伎の動きの意味があり、男性の役者は動きの美しさが評価の基準だったために「男前」という言葉が生まれたと言われています。
現在では、男前は「男性としての容姿や顔立ちの良さ、または性格や態度の男らしさ」を示す言葉として使われるのが一般的です。
現在では容姿の良さも含まれますが、もともとは動きなど、立ち居振る舞いの美しさを評価する言葉だったのが男前。
そのニュアンスを受け継いで、現在「男前」という言葉が使われるときも容姿の良さだけではなく“男として”の美しさを含むことが多いです。
つまり、男気があるなど、内面的な男らしさの意味を含むのが「男前」というわけです。
この意味から男前のイメージをまとめると…
・一本気がある
・男気があって頼れる
・肉体派の力持ち
・髭を生やしているなど暑苦しいほどのザ・男
・男性からも憧れられる存在
・誠実で一途
など、ほんのり昭和の香りがする、男臭い男が「男前」となります。
ですから、いくら顔が良くても、内面が弱々しく、頼りがいのない人は「男前」ではありません。
イケメンとは
イケメンとは、「イケてるメンズ」の略語で、ギャル用語として生まれたと言われています。
最近では「イケてる」はもうすっかりお馴染みの言葉となりましたが、ここで意味をおさらいしておきましょう。
「イケてる」とは、魅力的なことやカッコイイという意味の俗語です。
語源は「いかす」で、「相当いい。
なかなかのもの」などの意味があります。
つまり、イケメンは「相当カッコイイ男性」を表す言葉で、主に見た目オンリーで使われます。
男前が内面の男らしさを重視されるのに対し、イケメンはルックスの良さのみを評価されます。
また、ギャル用語発祥ということもあり、主に10~20代の若い世代の男子に使われるのが一般的です。
これらの意味からイケメンのイメージをまとめると…
・顔立ちやスタイルがスマートでカッコイイ
・目鼻立ちがハッキリしたハーフ系や女性的な美しい顔
・ファッションにも気を遣っていてオシャレ
・ノリが軽くて親しみやすい