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甘える子供の5個の心理と対処法(続き2)

すると、さらに泣き出しながら甘えるということになるのです。

子供を育てた人なら、そんな経験はあるはずです。

子供の急な甘えの原因は、子供ながらに感じるストレスと不安のようです。

大人のように、ストレスを感じるということではありませんが、子供なりに自然にストレスからくる不安を抱えてしまうようなのです。

それを上手く口で伝えられないので、甘えという行為で表現しようとしているのです。

親に一生懸命に伝えようとしているのです。

子供が抱える不安というものは、入園や入学などの新しい生活が始まるという時に、周りからの激励の言葉や準備の様子から、自分自身にもプレッシャーをかけてしまっている場合もあるのです。

親の期待にも応えなければという気持ちもあるからです。

こんなことも、全てが不安に感じてしまうのです。

子供が親に向かって、「僕は不安に思っているの」なんて言えませんから。

また、両親自体も何らかの不安を抱えていたりストレスを感じていると、自然に態度や行動にも変化が現れるのです。

そんな細かいことも、子供ながらに感じ取っているのです。

夫婦喧嘩や夫の転職や単身赴任など、そんな事情にも子供は以外にも敏感なのです。

そして、それに合わせて、母親の体調が悪くなったりすると、子供の不安は増幅されるのです。

子供が最も甘える年齢は?


子供が男の子か女の子か、兄弟はいるのかいないのか、家庭環境などによって子供が甘える年齢は変わってきます。

三才前後でちょっと手がかからなくなった頃とか、もう一人兄弟が増えた頃とかに甘えが多くなるようです。

理由は様々ですが、親が少し手を離すことが多くなると、愛情が欲しくて甘えるようです。

また、もう一人子供ができると、自分への愛情が少なったと感じたり、新しい子供に対する嫉妬も生まれて甘える傾向にあります。

次には、子供が小学生にもなると、慣れない環境で生活することに対しての不安感もあって、何かにつけて甘えるようになります。

男の子では、小学生になったら自分の事はキチンと自分でできるようになって、友達も増えるので甘えも少なくなることもあります。

両親が子供の面倒をよく見る場合には、小学校6年生くらいまでは、何かにつけて甘えてやろうという気持ちも多いようです。

これ以上の年齢になると、甘えの中味も変化して来るようで、単に寂しいとかいうよりも、何かを欲しがったり願望が強くなると、親に甘えること(願望を叶えてくれるように)を覚えるようです。

子供が母親に甘えるのは当然

子供が母親に甘えるのは、何かのサインと思っていいでしょう。

それでなくても忙しい母親ですが、面倒がらずに子供のサインを読み取ってほしいものです。

無下に放置しておくと、今度はお母さんが子供に優しくしても、子供の方から離れていってしまうことにもなるからです。

「ええっ!どうして?私のことを嫌いになったのかしら?」などと、子育てに自信を無くす時もあるからです。

子供にとっては、唯一甘えることができるのは母親なのです。

大好きだからこそ、いっぱい甘えたり我がままを言うのです。

子供が母親に甘えるのは大好きだからなのです。

そこで、子供が母親大好きのサインを考えてみると、

①「甘える時」です。

「ねえママ、一緒にやろう」などと催促するのは、大好きだよと言う意味なのです。

②「ねえ見て見て!」などと言って、自分で描いたママの顔や動物の絵を見せようとします。

これも、大好きな人に見て欲しいということなのです。

③「何してるの?」「これは何?」などと質問をしてくるのも、自分が愛されているかを確認するためです。

内容はともかく、質問に応えてくれないと不安に感じるのです。

④ママの似顔絵を描く。

兄弟や家族の似顔絵を描くのも、大好きだという表現なのです。